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虎視眈々、日々のあれこれ

スペイン旅行記⑦4日目 カタルーニャ音楽堂、ピカソ美術館

スペイン新婚旅行の記録、4日目。カタルーニャ音楽堂ピカソ美術館をめぐり、芸術にふれる日。

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(前回→スペイン旅行記⑥3日目 グエル公園、サグラダファミリア - あおいろ濃縮還元

 

 

8時半、ホテルを出る。カタルーニャ広場へは歩いて20分ほど。

 

生ハム専門店「moniberic」にて朝食。つたない英語はあまり通じなかったが、なんとか生ハムのボカディージョとコーヒーを頼む。

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3種類の価格帯のうち、中間の値段のやつ。かためのパンでおいしい!夫が頼んだもっとも高いのは、もう少し柔らかく大きいパンに挟まっていた。スペインの生ハムは肉の風味が濃くておいしい気がする。

 

 

 

10:00-10:50の50分間、カタルーニャ音楽堂の自由見学ツアーへ。

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外観の装飾からして素敵。

 

 

世界遺産に登録されているカタルーニャ音楽堂は、現役のコンサートホール。建物内を自由に見学できるチケットを買った。ガイドつきのツアーを申し込むとオルガンの生演奏を聴くこともできたはずだし、コンサートの鑑賞チケットも売っている。

 

 


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客席のうしろや天井にまでも施されたステンドグラス

 


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ペガサスまでいる。遊園地めいた装飾

 


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タイルもかわいい!

 


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思わず息をのむような装飾の数々。こんな壮大で美しいものを同じ人間が作ることができるんだな……と思うとグッとくる。

 

しかもこのとき、運良くコンサートをやっていてしばし鑑賞することができた。演奏あり、ダンスなどのパフォーマンスありの、陽気で楽しいステージだった。ラテンの血を感じる。

 

 

 

サッとショッピングもする。KIKOというイタリアのコスメブランド(日本未上陸)で、ラメたっぷりのリップグロスを買う。妹へのお土産。スペインのファストファッションブランド、MANGOでショップロゴ入りのトートバッグと、日本では選ばないようなピンクの柄シャツをゲット。海外に行ったらなるべく現地のブランドで、現地っぽい服を買って帰るのが好き。

 

エルコンテイングレスというデパート9階のフードコートでは、パエリアが有名である。好きな食べ物や飲み物をオーダーしてお盆にとり、レジで会計してもらうIKEA方式。

 

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食べてみたかったアロスネグロイカスミのパエリア)、エストレージャガリシアというビールのノンアル。夫はカレー風味のパエリアと、エストレージャガリシア1906。念願のアロスネグロは、魚介の旨みがぐっと凝縮されていておいしい。

 

 

 

 

13:00、ピカソ美術館に入場。同じくバルセロナにあるミロ美術館と提携した特別展「MILO-PICASSO」と、常設展の両方を鑑賞できるチケットを事前にネットで購入済み。

 

このとき結構疲れがきていて、キャプション(Googleレンズで翻訳して読んだ)も頭に入ってこずに惰性で観ていたのだけど、ミロがピカソに熱烈に憧れていたんだろうなということはわかった。ピカソに影響を受けたのか、ミロの作風はどんどん奇抜に抽象的になり、何を描いているのかもよくわからない記号的な絵画になっていく。

 

でも私は、わかるものだけが良いとは思わないし、美術館で絵画を鑑賞する醍醐味は、わからないなりに「多分これは女性を描こうとしたんじゃないかなあ」と想像を働かせられるところだと思う。前にミロ展を観たときも、同じようなことを考えていた。

(→わかんない、をスパイスに - あおいろ濃縮還元

 

 

ピカソの絵というと、鼻や目があちこち変なところにある福笑いのような絵を思い浮かべるだろう。子どもの落書きにも見えるあれは、単なる適当な落書きではなく「キュビスム」という革新的な技法である。顔を正面から描いただけでは顔の側面も後頭部も描けていないから顔全体を描いたことにはならない→正面・横・後ろの要素を盛り込むことで "すべて" を描くという技法。

(こっちで書いた説明をそのまま引用したけれど、素人説明なので間違ってたらごめん→スペイン旅行記⑤2日目 ダリ美術館 - あおいろ濃縮還元

 

私はピカソのファンというわけではないが、彼の生み出したキュビスムに興味がある。よくわからないからこそ、実物を見てわかりたい。ダリに対してもそう思っていたのだけど、興味があったキュビスムシュルレアリスムは、図らずもピカソやダリといったスペインの画家が発祥なんだ……ということに気付いてハッとした。知らず知らずのうちに、スペインに惹かれていたのだろうか。

 

 

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ピカソは鳩がたいそう好きだったよう。たしかにスペインには鳩が多い。日本のスズメやカラスみたいな感じで、テラス席の食べ終わった食器をつついたり、ゴミ箱に群がったりしていてけっこう図々しい印象。

 

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リアルタッチの鳩。デフォルメした絵がうまい人って、実は基礎的な技術がめちゃめちゃ身についてる本当に絵がうまい人だと思う。

 

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キュビスム的な絵。色合いや図形の組み合わせ方がものすごくオシャレ。

 


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ベランダに群がる鳩


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ややデフォルメされてきた鳩

 

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この雪見だいふくのようなデフォルメ鳩のかわいさよ

 

 

 

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ショップも充実していた。ピカソのポストカードとブックマーク。


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鳩の複製画もゲット!

 

 

 

美術館をあとにしたのは16時半。疲れ果てた夫が「チュロス食べたい…」と言って、BE CHOCOLATというチョコレートショップに吸い寄せられていった。

 

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チュロス&ダークチョコレート。6本のチュロスはふわっと柔らかめ。チョコの専門店なだけあって、どろりと濃厚なホットチョコが最高。チャーリーとチョコレート工場に出てくるチョコの滝ってこんな味かも。

 

 

すっかり回復して、お目当てのJon Cakeへ。チーズケーキが絶品だそうで、かなりの行列ができている。日本人も多い。

 

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おしゃれな店内

 

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メニューの載ったチラシが店内に置いてあり、読んで待つ。

 

最もスタンダードなClassicと、Cabrales DOPというブルーチーズのケーキを頼む。大きさはよくわからなかったので「One piece, please」と言ったらいい感じに切ってくれた。食べ歩き用っぽい上部の開いた箱?に入れるかどうか聞かれ(この箱を持って店の前で食べてる人も多かった)、持ち歩くからボックスがいいと言ったら蓋付きの箱にしてくれた。

 

 

 

夫のパンツをユニクロで買い足す。いつも1000円で買っているパンツがこっちだと2000円もする……としょんぼりし、なるべくスペインっぽい柄のものを選んでいて面白かった。

 

メルカドーナ(スーパー)で買い出し。ホテルで飲む用の大きなBEZOYA(軟水)、昨日飲んですっかりハマった生搾りオレンジジュース、ソーダとカヴァ(白ワイン)、スモークサーモン、便秘解消のためのヨーグルト、生でかじりたいと言って夫はトマトと青リンゴも買っていた。

 

 

夕飯は、Poll Boというホテル近くのお惣菜屋さんでテイクアウト。ショーケースを眺めておいしそうなものを適当に頼む。ウサギか何かの骨付き肉、野菜炒め、ハムとチーズのフライ。

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ソーダとカヴァで乾杯

 

日本から割り箸持ってきてよかった。テイクアウトしたりスーパーで買ったものを部屋で食べることが多くて、念のため5本持ってきた割り箸はきっかり全部使い切った。もっとあってもよかったぐらい。22時頃、寝落ち。

 

 

5日目はバルセロナのビーチに行ったのち、高速列車でサン・セバスチャンまで移動。

(次回→スペイン旅行記⑧5日目 バルセロネータ、サンセバスチャン - あおいろ濃縮還元