あおいろ濃縮還元

虎視眈々、日々のあれこれ

2025年総括

2025年にみた本・映画・ライブなどの総括。

 

2024年総括 - あおいろ濃縮還元)←昨年はこちら

 

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刈谷市美術館「レオ・レオーニと仲間たち」より

 

 

 

そもそも私はインプットを重要視している。優れたアウトプットのためには、その何倍ものインプットが必要だと思っている。あくまで私の場合。

 

本や映画の本数そのものにこだわっているわけではないのだが、最低限このくらい抑えておきたいというラインはある。自分好みの文章を書くためには、良質な文章と好みでない文章のどちらも知る必要がある。魅力的な物語の展開というものを知るためには、起承転結を2時間でコンパクトに納めた映画が参考になる。毎年書いているこの総括は、こんなにも読んだ!とドヤ顔をするためではなく、楽しんだエンタメの記録を残したくてやっている。

 

例年は本30冊・映画50本みることを目標にしていたが、今年は逆転して本50冊・映画30本くらいをめざした。結果、本は149冊、映画15本。

 

 

※赤字は特におもしろかったもの

 

【本】→149冊

青木聖奈「選んで無職日記」

かしゆか「the days of aru」「海にもぐる」

彬子女王「赤と青のガウン」

朝井リョウ「正欲」

安達茉莉子「臆病者の自転車生活」「私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE」

鮎川まき「北北西の青を目指して~アイスランド旅行記~」「子どもが欲しい、という気持ちが欲しい」

アンディ・ウィアー「プロジェクト・ヘイル・メアリー 上」 「プロジェクト・ヘイル・メアリー 下」

飯島奈美「ご飯の島の美味しい話」

石井好子「パリ仕込みお料理ノート」

江國香織「物語のなかとそと 江國香織散文集」

大武千明「愛知美術館巡り」

岡田悠「はこんでころぶ」

岡野大嗣「音楽」

岡野大嗣・佐内正史「あなたに犬がそばにいた夏」

小川糸「いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具」

オスカー・ワイルドドリアン・グレイの肖像

おどれなくてもいい?「本にまつわるエッセイ集ZINE 今夜はここで栞を3」

貝塚円花「ねんがらねんじゅうこんだてもろもろ」

角田光代「いきたくないのに出かけていく」

かけはししほ「あこがれがコア」

gasi editorial 編「複業ZINE」

華道部OGの会「おとな交換日記 2024/5~2025/2」

蟹の親子「増補版 にき 日記ブームとはなんなのか」「モチベーション」

カフカ「決定版カフカ短編集」

かもめと街 安澤千尋「たらふく」

かもめと街 チヒロ「振り返らずに、船はゆく」「どうするかはあとで考えよう」

カルミネ・アバーテ「海と山のオムレツ」

川上弘美「東京日記 卵一個ぶんのお祝い。」

岸本佐知子ひみつのしつもん」「ねにもつタイプ」

岸本佐知子三浦しをん吉田篤弘吉田浩美罪と罰』を読まない

北彗白朔「吸血鬼ZINE01 MIDNIGHT INTRODUCTION」

北彗白朔・橘ぱぷか「星を結ぶ」

くどうれいん「うたうおばけ」「日記の練習」

くどうれいん・染野太朗「恋のすべて」

クラフト・エヴィング商會「ただいま装幀中」

来島あんず「旅するライブハウス吟行録」「夢見るライブハウス吟行録」

小泉颯馬「MIDNIGHT SALAD CLUB」

神田匠「ヨソモノ紀行」「ヨソモノ紀行 尾道

古賀及子「おくれ毛で風を切れ」

古賀及子・スズキナオ「青春ばかり追いかけている、なにもかも誰より一番慣れない 古賀及子とスズキナオが大人の感情について話した往復書簡」

こたまご・ちまいもん「イラスト交換日記vol.01「台所」」

後藤麻衣子「Haiku&Calligraphy 編む vol.1」「Haiku&Calligraphy 編む vol.2 台灣旅×俳句字藝」

小林晴奈「いろいろな本屋のかたち」「文フリ京都までつづける日記」

湖畔books「水辺の止まり木」

斉藤倫「ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集」

櫻井朝子「夜明け前、一番星を見つけて」

さとういもこ「Sketch Book」

沢木耕太郎深夜特急1 香港・マカオ

サン=テグジュペリ「夜間飛行」

じぇっきゃ「はは、はしる どこまでだっていける編」

品田遊「納税、のち、ヘラクレスメス のべつ考える日々」

庄野雄治「たぶん彼女は豆を挽く」

ショーン・バイセル「ブックセラーズ・ダイアリー スコットランド最大の古書店の一年」

しらいあやの「ニュー ノスタルジア いはて」「ふゆの はやまで まってる」

sunokko design なめみそ「旅memoシリーズ1 高山」「旅memoシリーズ2 倉敷」

背筋「口に関するアンケート」

芹澤桂「意地でも旅するフィンランド

副島あすか「それでも暮らしが続くから

高山なおみフランス日記」「たべる しゃべる」「日めくりだより」

竹田信弥「めんどくさい本屋 100年先まで続ける道」

橘ぱぷか「すこしだけ深く息を吸う」

だまこなべこ こたまご「コーヒーについてゆるく話そう」「好きなものを 好きなだけ 道具編」「まずあがってねまれ ゆるり秋田暮らし」

丹野未雪「あたらしい無職」

千早茜「なみまの わるい食べもの」「ガーデン」「眠れない夜のために

千早茜・新井見枝香「胃が合うふたり

津村記久子浮遊霊ブラジル

寺地はるな「やわらかい砂のうえ」

とが太「ねずみ日記」

常澤愛美「淡々と積み上げて 本屋をいとなむ日々のこと」

中前結花「ドロップぽろぽろ」

梨木香歩エストニア紀行 ―森の苔・庭の木漏れ日・海の葦」

西沢「Asian food tour」「湯を沸かす」

ネッシーあやこ「われわれの旅のほんとうに細部」「早起きを練習する」

野矢茂樹植田真「ここにないもの ―新哲学対話」

pha「どこでもいいからどこかへ行きたい」

白水社編集部「外国語を届ける書店」

橋本麻里・山本貴光「図書館を建てる、図書館で暮らす 本のための家づくり」

原田マハサロメ

ひらいめぐみ「踊るように寝て、眠るように食べる」「泳ぐように光る」「おいしいが聞こえる」

船張真太郎「起立、気をつけ、今から本屋を始めます。」

文日和「本屋未満 小さなオンライン書店のはじめかた」

フランソワーズ・サガン悲しみよ こんにちは

ヘミングウェイ「移動祝祭日」

僕のマリ「常識のない喫茶店

星新一「きまぐれ体験紀行」

本屋Reading Mug「読書会をめぐる冒険」

マイケル・ローゼン「悲しい本」

槙嶋史希「過飽和水溶液に沈む」

makitaaki「大晦日、突然顔面神経麻痺になる」

益田ミリ「お茶の時間」「永遠のおでかけ」「最初の、ひとくち」

マツイユズカ「2024(+5)ライブ日記

松岡希代子・森泉文美「レオ・レオーニと仲間たち」

松田青子「自分で名付ける」

的鳩もよ「ハードボイルドブレインスープ」

丸戸うか「CAT ROOM TOUR」

マンスーン「台湾」

三上こすも「ままならない日々」

水野らば「雲が低くて頭をぶつける

村井理子「訳して、書いて、楽しんで」「ある取り憑かれた翻訳家の日常2」

村上慧「家をせおって歩いた」

村上春樹東京奇譚集」「パン屋再襲撃」「神の子どもたちはみな踊る」「ラオスにいったい何があるというんですか?」

村上龍「案外、買い物好き」

めぐり うらら「わたしは わたしが わからない わかりたい」

モーム雨・赤毛

森崎とわ「さよならZepp Tokyo

森崎とわ・星野珠青「GENuine HOPE」

森崎とわ・膝乃サラ「SAKANADDICTION」

守田樹「眠れぬ夜、のち、祝祭。」「ゆらゆらを抱える 生活と空想のあいだ」

横道誠「発達障害者が旅をすると世界はどう見えるのか イスタンブールで青に溺れる」

吉田篤弘「それからはスープのことばかり考えて暮らした」

yoyo「書いてばかりいた」「みあげればひかり」「読むことは思い出すこと」

米原万里旅行者の朝食

るこ「労働厨^-^♪」

レオ・レオニ「Matthew's Dream」

ロアルド・ダール「ビリーと森のミンピン」

をまつ「食文化を巡る旅」

 

 

今年読んだ本は149冊。出版社から発行された本のほか、個人制作によるZINE/リトルプレスを多く含んでいる。そのうち特におもしろかったものは15冊。10冊読んで1冊は人生のマスターピースに出会えたということになる。今年はエッセイか海外文学ばかり読んでいた。

 

ワイルド「ドリアン・グレイの肖像」、サガン悲しみよこんにちは」、モーム雨・赤毛」なんて文学史上語るまでもない傑作ではあるけれど、恥ずかしながら初めて読んでみて、令和の今でも新鮮に楽しく読めて驚いた。時代背景は当然今とは違うのに、人間の仄暗く醜い感情が色濃くにじみ出てきて、読んでいて居心地が悪くなった。3作とも人間の醜さの描写が凄まじく、しかし文章は美しくてめまいがした。そういう話が好きで選んで読んでいるせいではある。朝井リョウの文章が好きな人は好きかもしれない。

 

 

 

 

【映画】→15本

チケット・トゥ・パラダイス

セットアップ:ウソつきは恋のはじまり

塔の上のラプンツェル(再視聴)

ベイマックス(再視聴)

ウィッシュ(再視聴)

プリンセスと魔法のキス(再視聴)

シュガー・ラッシュ

名探偵コナン 100万ドルの五稜星

名探偵コナン ハロウィンの花嫁

名探偵コナン 隻眼の残像

場所はいつも旅先だった

メタモルフォーゼの縁側

グレイテストショーマン(再視聴)

ズートピア2

バック・トゥ・ザ・フューチャー

 

 

再視聴した映画が多かったので、筋を忘れていたものは数に含めることにした。ズートピア2、めちゃくちゃおもしろかった。1より好きまである。終盤の重大なセリフのニュアンスが英語だとよりわかりやすいので、字幕がおすすめ。

 

 

 

 

【アニメ】

カラオケ行こ!

夢中さ、きみに。

あたしンちNEXT

ハズビン・ホテルへようこそ シーズン2

ヘルヴァ・ボス シーズン1、2

 

 

この年末は「ハズビン・ホテルへようこそ」と、同じ作者による「ヘルヴァ・ボス」に狂っていた。前者もエログロ多めではあるけれど、後者は輪をかけてエグいため、積極的にお勧めはできない。しかし、ブラックユーモアの強いカートゥーンアニメを幼少期に好んで観ていた身からすると、"地獄を舞台としたカートゥーン絵柄のミュージカルアニメ"など性癖ど真ん中でしかなく、心当たりのある方はちょっと観てほしい。サー・ペンシャスとストラスが好き。

 

 

 

【ドラマ】

つづ井さん

 

腐女子のつづ井さん」の実写ドラマ。かけがえのない友人たちすぎて、毎回なんか泣きそうになる。

 

 

 

【漫画】

羽海野チカハチミツとクローバー」1~10巻

粥川すず「大正學生愛妻家」1、2巻

児島青「本なら売るほど」1、2巻

桜井のりお「僕の心のヤバいやつ」12巻

品田遊・南十字明日菜「そういう人もいる」1巻

清野とおる壇蜜」1巻

椿いづみ月刊少女野崎くん」1、8、9、10、16巻

地主「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」6、7巻

HERO「ホリミヤ」13、14巻

 

 

【ライブ】→12本

2/11 フレデリック神戸ワールド記念ホール

2/16 夜の本気ダンス名古屋CLUB QUATTRO

2/17 UNISON SQUARE GARDENZepp Nagoya

2/24 フレデリック日本武道館

3/25 go!go!vanillas×ねぐせ。×フレデリック/COMTEC PORTBASE

4/16 KANA-BOON×UNISON SQUARE GARDENZepp Nagoya

4/21 THE KEBABS/ 名古屋CLUB QUATTRO

6/8 フレデリック大阪城音楽堂

8/26 UNISON SQUARE GARDEN×フレデリックZepp Fukuoka

11/7 フレデリックZepp Nagoya

11/8 フレデリックZepp Nagoya

12/16 04 Limited Sazabys×フレデリック×go!go!vanillasクロスランドおやべ

 

 

 

インプットをしまくった1年だったな。2026年も貪欲に読んで観て聴いて、エンタメを愛しつづけていく。

 

ぬるい夜に羽ばたく

酔っている。久々に夏の夜に出歩いた。ぬるい風の吹く夏の夜が好きだ。いつも昼に予約する美容室を夕方の時間でしかとれなくて、夕方に髪を切り、なんとなくそのまま帰るのも惜しくてひとり鳥貴族に入った。おいしいと評判のミックスジュースには果実のつぶつぶが好ましく混じっていた。ミックスジュースをジョッキで飲むのって背徳感がある。粗おろしのわさびが添えられたささみ串と、素晴らしくうまいカマンベールコロッケを食べた。それだけで帰る自由が大人にはある。ちょっと食事だけしよう、と思って入ったけれど物足りなくもあって、帰ってからビールをのんだ。1杯であっという間に酔った。店でなくてよかった。金のためにはじめたバイトを辞めようと思う。もっといい職場がいくらでもある。イヤホンのなかでUNISON SQUARE GARDENが「不安を生きる道理もないし」と歌っている。ストレスの溜まる場所になんて無理にいなくていい、正社員でもないのだし。私は私を好きでいられる場所にいる。それでいい。noteをはじめてからはてはブログから遠ざかっていたが、やはりここでだけ本当の言葉を話せる気がする。気まぐれにまたいつでもここへ来る。もしここが跡形もなく消えていたら、それは私が夢を叶えたときだと思う。見ていてほしい。そのときは。

レールの外で踊る

気がつけば、年が明けてからまだ一度しかブログを書いていなかった。今年は毎日Wordで日記をつけていて、それでなんだか文章を書きたい欲が満たされてしまっている気がする。でも、記録としてじゃない、だれかに読ませるためにわかりやすく書くでもない、整っていない、デッサンのような文章も書きたい。それにはここが一番いい。

 

27歳にもなってバイトをするとは思っていなかった。この年齢で既に結婚しているとも思ってなかった。この歳で家を買おうとしているとも思わなかったし、この歳で夢を追いかけ続けているとも、思っていなかった。なにもかも思い通りではなくて、それが楽しい。レールを外れてくるくる踊っていたい。変なステップで、スロウなビートで。私はクズ男を好きにならないし、パチンコも打たないし、ギャンブル性のあるものを好まない代わりに人生ごと全ベットして生きていると思う。堅実そうでいて一番ギャンブラーかもしれない。恋愛も賭け事も平穏がいい代わりに人生でヒリつきたい。どうしようもない。だけどこういう人間性じゃなきゃ、この歳でまだ夢を追いかけ続けていないと思う。私が音楽をもっともっと好きだったら、売れないバンドマンになっていただろう。学生時代は「売れないバンドマンと付き合ってそう」とよく言われたものだけど、まあそんなことにはならなかった。私自身が売れないバンドマンみたいなものだから。

 

胸に灯った火を絶やさないよう、2025年を駆け抜ける。

2024年総括

2024年に読んだ本・漫画、観た映画・ドラマ・アニメ、行ったライブについての総括。

2023年総括 - あおいろ濃縮還元)←昨年はこちら

 

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スペイン・バルセロナピカソ美術館。スペイン旅行記もそろそろ完結させます

 

 

毎年、本30冊・映画50本みることを目標にしている。映画は27本と少なめに収まったが、本はなんと130冊を読んだ。無職と図書館は相性がいい。

 

 

 

【本】→130冊

朝吹真理子「TIMELESS」

アン・モロウ・リンドバーグ「海からの贈物」

池澤夏樹「本は、これから」

伊坂幸太郎「3652」

石川理恵「リトルプレスをつくる 企画から流通まで、自分ではじめる小さな出版のかたち」

伊集院静「旅行鞄にはなびら」

稲垣えみ子「人生はどこでもドア リヨンの14日間」

茨木のり子「MUSIBOOKS 人と物 5 茨木のり子

碓氷美樹「好きなものを売って10年続く店をつくる」

宇田智子「増補 本屋になりたい この島の本を売る」

宇田川敏正「改定3版 個人事業の教科書1年生」

内田洋子「モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語」

内沼晋太郎「これからの本屋読本」

江國香織「シェニール織とか黄肉のメロンとか」「読んでばっか」「川のある街

おいしい文藝「ひんやりと、甘味」

大崎善治「レイアウトの基本ルール 作例で学ぶ実践テクニック」

岡崎武志「女子の古本屋」

岡野大嗣「うたたねの地図 百年の夏休み」

小川糸「洋食小川」「真夜中の栗」「針と糸」

小沼理「みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに」

貝塚円花「雪から霧へ」

角田光代岡崎武志「古本道場」

筧菜々子「いとをかしき20世紀美術」

片桐はいり「もぎりよ今夜も有難う」

ガブリエル・ガルシア=マルケス百年の孤独

鎌田洋「真夜中のディズニーで考えた働く幸せ」

川上弘美「ざらざら」「恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ」

川上未映子「春のこわいもの」

北田博充「本屋のミライとカタチ 新たな読者を造るために」

銀色夏生「スーパーマーケットでは人生を考えさせられる」

クォン・ナミ「翻訳に生きて死んで 日本文学翻訳家の波乱万丈ライフ」「ひとりだから楽しい仕事 日本と韓国、ふたつの言語を生きる翻訳家の生活」

くどうれいん「桃を煮るひと」「虎のたましい人魚の涙」「コーヒーにミルクを入れるような愛」

黒川伊保子「共感障害 「話が通じない」の正体」

江弘毅「K氏の大阪弁ブンガク論」

古賀及子ちょっと踊ったりすぐにかけだす」「私が愛するあなたの凡庸のすべて

小林聡美茶柱の立つところ」

小林眞理子「タイランドエスト てくてくローカル一人旅」

最果タヒ「落雷はすべてキス」「恋できみが死なない理由

Sanna「スウェーデン 森に遊び街を歩く」

サワラギ校正部「自分でやってみる人のための校正のたね」

椎名誠「飲んだら、酔うたら」

じぇっきゃ「はは、はしる 逃亡ひとり旅日記」

島村恭則「現代民俗学入門」

週末北欧部chika「北欧こじらせ日記 フィンランド起業編」

鈴木潤「物語を売る小さな本屋の物語 メリーゴーランド京都は子どもの本専門店」「絵本といっしょにまっすぐまっすぐ」

スズキナオ「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと

瀬尾まいこそして、バトンは渡された

関口竜平 「『『百年の孤独』を代わりに読む』を代わりに読む」

高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」「新しい恋愛

旦部幸博「コーヒーの科学」

千早茜わるい食べもの」「しつこくわるい食べもの」「こりずにわるい食べもの」

チヒロ かもめと街「かもめと街歩き zine vol.01」「この先になにかあると思ったのだ」

辻山良雄「本屋、はじめました 増補版」

友田とん「百年の孤独』を代わりに読む

中川信行「わたしのお店のはじめかた。人気店に学ぶ雑貨店&カフェ開業BOOK」

中島たい子「パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら

中谷美紀オーストリア滞在記」「インド旅行記1 北インド編」「文はやりたし」「インド旅行記2 南インド編」「インド旅行記3 東・西インド編」「インド旅行記4 写真編」

凪良ゆう「流浪の月」

錦見映理子「恋愛の発酵と腐敗について」

#ニューノーマルシズオカ有志一同「#ニューノーマルシズオカ スピンオフ企画 静岡の不思議発見!」

野崎正幸「駈け出しネット古書店日記」

朴沙羅「ヘルシンキ生活の練習」「ヘルシンキ生活の練習はつづく」

長谷川たかこ「ワカメちゃんのパリのふつうの生活」

葉山莉子「ティンダー・レモンケーキ・エフェクト」

比恋乃「かいつまむ日々。」

百年の二度寝 河合南「本屋で自作を販売したい表現者のための本屋攻略読本」「泊まりがけで本屋に行く Vol.1」 「泊まりがけで本屋に行く Vol.2」

平松洋子「パセリカレーの立ち話」

福井県立図書館「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」

藤沢あかり「レシート探訪 1枚にみる小さな生活史

椹野道流祖母姫、ロンドンへ行く!

藤原綾「女フリーランスバツイチ・子なし 42歳からのシングル移住」

フリーランスの働き方研究会「独立から契約、保険、確定申告まで フリーランス六法」

本の雑誌編集部「本屋、ひらく

北条一浩「わたしのブックストア あたらしい「小さな本屋」のかたち」

堀川波「女おとな旅ノート」

本上まなみ・澤田康彦「一泊なのにこの荷物!」

益田ミリ47都道府県女ひとりで行ってみよう」「ちょっとそこまで旅してみよう」「かわいい見聞録」「東京あたふた族」 「タイムトラベル世界あちこち旅日記」「心がほどける小さな旅」「小さいコトが気になります」「今日のおやつは何にしよう」「しあわせしりとり」

間宮改衣「ここはすべての夜明けまえ

三浦しをん「風が強く吹いている」「好きになってしまいました。」

宮下奈都「とりあえずウミガメのスープを仕込もう。」

村井理子「ある翻訳家の取り憑かれた日常」

群ようこ「ぬるい生活」「ゆるい生活」「かるい生活」

茂木成美「高崎ビジネスホテル探検記 2.5」「高崎ビジネスホテル探検記3 -パークインで朝食を-」

森博嗣作家の収支

森百合子「日本の住まいで楽しむ 北欧インテリアのベーシック」

矢部潤子「本を売る技術」

矢部智子「本屋さんに行きたい」

ヤマモトカウンシル「目次レイアウトの見本帳」

山本ゆりこ「芸術家が愛したスイーツ

横山七絵・堀口かおり・今尾真也 ほか「やながせ倉庫 ふむふむ手帖」

横山光昭「ゼロからわかる!フリーランス、自営業のためのお金の超基本」

よしもと(吉本)ばなな「ごはんのことばかり100話とちょっと」「はーばーらいと」「724の世界 2023」「切なくそして幸せな、タピオカの夢」

 

 

特におもしろかったものは赤字にした。エッセイ多めで、リトルプレス/ZINEもちらほらとある。開業を目指しているのでそのような本も多い。

 

エッセイでは、くどうれいん、古賀及子益田ミリが好きで特に読んだ。食べものにまつわるエッセイだと「桃を煮るひと」「わるい食べもの」「パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら」。旅行記だと「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」「47都道府県女ひとりで行ってみよう」がおすすめ。日記本では「私が愛するあなたの凡庸のすべて」が好き。

 

小説で好きだったのは、ほろりと涙が出る「そして、バトンは渡された」、恋愛の違和感や不快感にフォーカスした「新しい恋愛」、あまりにも文章が上手すぎる「川のある街」。どうやったら子どもやカラスやぼけかけの老婆の視点をこんなに鮮やかに書き分けられるのか、すごすぎて愕然とした。

 

いろんな人のレシートを見せてもらう、という変わったインタビューをもとにした「レシート探訪」がかなり好きだったので、私と感性の合いそうな友人たちは読んでみてほしい。

 

 

 

【漫画】

阿賀沢紅茶「正反対な君と僕」6巻

大塚みちこ「夜行バスで出会ったしらんばあちゃんとなんばに遊びに行った話」「なんば旅のそのあとの話」「それいけ!せっぷく丸」

くさかべゆうへい「白山と三田さん」9巻

桜井のりお「僕の心のヤバいやつ」10、11巻、「ロロッロ!」1~7巻

地主「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」4、5巻

つづ井「裸一貫!つづ井さん」1~3巻

椿いづみ月刊少女野崎くん」11~15巻

やまもり三香「うるわしの宵の月」1~8巻

和山やま「カラオケ行こ!」「ファミレス行こ。上」「夢中さ、きみに。」「女の園の星」1~4巻

 

シュールでゆるい学園コメディ「女の園の星」がダントツで好み。「坂本ですが?」好きな人は好きだと思う。同作者の「カラオケ行こ!」も面白くて、そのノリで続編の「ファミレス行こ。上」読んだらあまりにもとんでもなくて情緒が狂った。ネタバレだから何も言えないんだけど、全員、読んで。

 

 

【映画】→27本

ファンタスティック Mr.FOX

マンマ・ミーア!

夢のチョコレート工場

キューティ・ブロンド

キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX

RRR

カラオケ行こ!

バービー

君の名前で僕を呼んで

エクストリーム・ジョブ

リトル・フォレスト 夏・秋

リトル・フォレスト 冬・春

ナイト・オン・ザ・プラネット

横道世之介

怒り

天使のくれた時間

カモン カモン

ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版

ラストマイル

カーズ

マイ・エレメント

哀れなるものたち

少女は卒業しない

わんわん物語

おしゃれキャット

ラブ・アクチュアリー 4Kデジタルリマスター

グリンチ

 

キューティ・ブロンド」最高だった。ブロンドで巨乳というだけでおバカだと思われ、恋人にすら見限られたエルが、努力を重ねてハーバード大学の法学部へポジティブに殴り込む痛快ムービー。

 

カラオケ行こ!」は 映画オリジナルの展開も多いのだけど、漫画の良さを損なわないどころかさらに増強していてすごい。好きすぎて、これを書いてる今も流し見している。暇さえあれば観たい。

 

 

 

【ドラマ・アニメ・ドキュメンタリー・リアリティショー】

ポケモンコンシェルジュ

リターン・トゥ・ホグワーツ

今ドキ!インド婚活事情 シーズン1~3

MIU404

空飛ぶ広報室

ハズビン・ホテルへようこそ

LIGHTHOUSE

ヘルヴァ・ボス シーズン1、2

僕の心のヤバイやつ 第2期

パンとスープとネコ日和

ボーイフレンド

ベストフレンドハウス

 

 

ハズビン・ホテルへようこそ」というアニメ、カートゥーンアニメの絵柄でミュージカル場面もある一方、エロ・グロ・最悪のパロディ全開で、ほんとうに最悪なんだけどそのぶん性癖にガン刺さりした。どなたか「カスのアナ雪」と言っている人がいて、その通りすぎて爆笑した。エロ・グロ・最悪パロディに耐性がある人にはおすすめ。

 

 

 

【ライブ】→12本

3/15 UNISON SQUARE GARDEN/名古屋ダイヤモンドホール

4/6 UNISON SQUARE GARDENホクト文化ホール 大ホール

4/9 UNISON SQUARE GARDEN/名古屋センチュリーホール

5/24 森、道、市場/大塚海浜緑地(ラグーナビーチ)&遊園地ラグナシア

7/2 UNISON SQUARE GARDEN×ズーカラデル/ペニーレーン24

7/6 フレデリック/札幌cube garden

7/7 フレデリック×ハンブレッダーズ/ペニーレーン24

7/24 UNISON SQUARE GARDEN日本武道館

7/25 UNISON SQUARE GARDEN日本武道館

9/17 UNISON SQUARE GARDEN/名古屋センチュリーホール

10/23 THE KEBABS/名古屋CLUB QUATTRO

11/25 フレデリックZepp Nagoya

 

 

上記以外に体調を崩して飛ばしたライブが何本もあり、それがめちゃめちゃ悔しい。来年はゆるやかに体力をつけるぞ。森道ではじめて観たネバヤンと、ずっとゆるく好きだったけどライブ自体ははじめて観たズーカラデルのライブがすごくよくて、対バンやフェスのよさにホクホクとした。

 

 

かなりたくさんのエンタメを知れた。2025年も引き続きインプットをしまくっていく。

 

練り溶かす・工作欲

年の瀬、風邪を引いた。ほぼ引きこもっている主婦の身で、ウイルスをもらうほど出掛けた覚えがない。案の定インフルなどではなく、ちょっとだけ熱が出たきりで、軽症も軽症の風邪だったけれどそれでもつらかった。

やっと起き上がれるようになり、甘酒をつくることにした。道の駅で買った酒粕があったから。病み上がりに効きそうな感じもなんとなくある。人生で甘酒をのんだことは五回もないし、つくったことは一度もない。砂糖多めにしてみる。鍋をとろ火にかける。「とろ火」って年に一度も使わない気がする。この貴重な一度が今年は甘酒であった。

ゴムべらで酒粕を練るように溶かしていく。なんか、粘土とか、泥みたいな質感がゴムべらごしに伝わってくる。あとはあれだ、私がたまに使っている酒粕パックと完全に同じ。食欲がいまいち湧かないどころか、心の中の "工作欲" みたいな部分がなぜか勝手に満たされていく。料理の感じじゃない。

工作をしたような気分が強すぎて、溶け残った酒粕のダマが多くある甘酒を、あまりおいしく飲めなかった。どうしても酒粕パックのことを思い浮かべて、ウッ、となってしまう。甘酒ばかりは手作りじゃなく、市販品がいいのかもしれない、私には。

半額パクチーでタコスを

スーパーマーケットで、パクチーが半額だった。私はパクチーが好きでもないし嫌いでもない。ただ、使いようによってはとびきり光る、原石の野菜だとは思っている。いつもならスルーするが、こんな青々としたのが半額か。傷んでいるというよりは明らかに仕入れすぎた風情。なにか活用できないものか。

あ、これ、タコスにいいんじゃない?タコスを食べたこともないのにそう思った。タコスにはパクチーとライムをこれでもかと盛るとうまい、とどこかで聞いた気がする。タコスパティー、するしかない。

 

そうと決まれば、パクチー、タコスキット、ライム、ミニトマト(普通のトマトは目玉が飛び出るくらい高かった)、合い挽き肉、瓶のコロナビールまでも買う。ほんとうは本場らしく牛肉を使いたかったし、ワカモレも作りたかったし、セロリを入れてもうまいらしいけど、最初はこんなものでいこう、と思う。

 

タコスを食べたことがないので、まるで正解がわからない。キットの通りに作ればそれなりのものはできるとは思うが、わからないなりにも本場に寄せたい。いろんなレシピを見ながら、自己流タコスを作り上げてゆく。アレンジしすぎてもう二度と作れないかもしれないので、覚え書きとしてレシピを書いておく。

 

 

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オールドエルパソのタコスキット。ハードタイプ(とんがりコーンをタコス型にした感じ)のものが4人前入っている。

 

最初にライム1個をすべてくし切りにしておくとよい。サルサソースに汁を絞って混ぜたり、タコス本体に絞りかけたり、コロナビールに絞ったり、何においても使うので。

 

トッピングするチーズは常温がよい。冷凍ピザチーズを室温で解凍しておく。下準備は以上。

 

 

まずは肉部分、タコミートを作る。にんにくひとかけをみじん切りにし、油で熱する。香りが立ったら牛豚合い挽き肉400g(キットには500gと書いてあるけどほかの具を増やす兼ね合いで勝手に減らした)を入れ、火を通す。

玉ねぎ1/2とミニトマト1/3パックを粗みじん切りにして、加え、軽く炒める。肉にしっかり焼き目がついたら、付属のシーズニングと水1カップを入れ、沸騰後に弱火にする。そのまましばらく火にかけ、水分を飛ばす。

 

水分を飛ばしている隙に、サルサソースなるものを仕込む。

玉ねぎ1/4、ピーマン1個、ミニトマト2/3パックをすべて角切りにし、ボウルに入れる。にんにくひとかけをみじん切りにしたもの、砂糖小さじ1、オリーブオイル大さじ1を加える。ライム汁を大さじ1~2ぐらいお好みで絞り入れる(ポッカレモンでもよいと思う)。塩を強めに入れて味を整えればOK。

 

パクチーを洗ったら、葉の部分を食べやすい大きさにちぎる。茎の部分は風味が強いというので避けておいたのだけど、夫はむしろ茎がうまいといって茎ばかり食べていた。なのでお好みで茎を刻んでもいいかも。

 

タコスの皮の部分を、1枚ずつ取り出し、下向きに立てて皿へ並べる。600Wで50秒あたためる。

 

付属のソースを深めの皿にあけてスプーンを添え、完成!

 

 

 

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皮に 肉→サルサ→ソース→チーズ→パクチー を載せ、ライムの汁をこれでもかと絞りかける。

 

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パクチー、特段好きというわけでもないのに、タコスに限っては盛れば盛るほどうまい。うますぎる。ライムをかけることで、パクチー特有のくさみが中和される気がする。

 

 

ハードタイプのタコス、食べていると両端からソースが垂れたり割れたりする。まず半分に割り、オープンサンドのようにして具材を盛る形式に落ち着いた。

あと、両手が塞がるので思ったよりビールがすすまない。ただ、タコスを食べる場合、普通のグラスよりも先細った瓶のほうが掴みやすいような気はする。

 

はじめてのタコス、なかなか上出来だった。次はもうちょっと本格的なタコスをやりたい。正解はわかっていないのだけど。

憤りながらバケツを買う

洗濯機のなかから水色のシャツが出てきた。我が家にこんな、きれいな水色のシャツなどない。狐につままれた気持ちでもう一度洗濯機に手を突っ込み、引き上げる。白いはずだったドナルドのTシャツは、それはそれはきれいな水色をしていた。

 

デニムの色移りか、と気づく。夫が買ったばかりの古着のデニムが犯人と思われる。洗濯機に入っていたことすら気づかなかった。やられた。夫のドナルドTと白シャツ2枚、私のミッキースウェットとパンツともこもこのヘアターバンが水色、あるいは毒々しい色に染まっている。救いだったのは、夫の白シャツがいつも着ているブランドものの古着ではなく、ユニクロと無印だったこと。タグに印刷された「UNIQLO」「良品計画」の文字にあれほど安堵したことはないし、もうしたくもない。

 

インナーのつけ置き洗いをするときに使っているばかでかい花瓶(ドライフラワーを飾る専用としていたが、ドライフラワーを飾るのに飽きてつけ置き洗い用となった)には、どう頑張ってもスウェットしか入らない。温厚な私でもさすがに憤りながら、最寄りのドラッグストアに駆け込む。怒りつつも奇妙に頭の芯は冷めていて、牛乳とビタミンサプリとプチトマト、事を片付けてから貪り食う用のポテチまで買った。自分の冷静さが可笑しい。8リットルのバケツを、2個買い占める。よほど鬼気迫る顔をしていたのか、いつも笑顔で挨拶してくれる工事現場のおじちゃんは、バケツ2個をむき出しで抱えて早歩きしている私からそっと目を逸らした。気遣ってくれてありがとう。

 

努力の甲斐もむなしく、すべて水色に染まったまま戻らなかった。まだらに染まった部分がなくなって均一な水色になりはした。ベージュだったミッキースウェットは毒々しくくすんだ水色に、ベージュのヘアターバンは絵の具を洗ったあとの汚い水の色に。夫とディズニーに行こうと思って買った揃いのスウェット、私のだけ毒ミッキーになってしまった。一旦ブルーグレーに染まった薄ピンクのパンツは、つけ置きの過程でベースのパンツ部分だけ元の色に戻り、レースだけブルーグレーのまま、バイカラーのパンツになってしまった。夫は今朝、爽やかなスカイブルーのシャツを当たり前のように着て、白のニットカーディガンを羽織って仕事へ行った。私は「バケツを買いに走りに行かされた」ということだけに憤っていて、洗濯物が水色に染まったことについては、ネタになっておいしいと思っている。