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虎視眈々、日々のあれこれ

スペイン旅行記⑨6日目 サンセバスチャン飲み歩き

新婚旅行6日目は、サン・セバスチャンのバルをはしごして飲み歩き。酒好き夫婦はこの日をいちばん楽しみにしていた。

 

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↑とはいえ酒好きなだけで強くはなく、基本的にオレンジジュースを飲みまくっていた

(前回→スペイン旅行記⑧5日目 バルセロネータ、サンセバスチャン - あおいろ濃縮還元

 

 

8時起床。ヨーロッパは空気が乾燥してるから洗濯物がすぐ乾く、というのを真に受けていたが、天気のせいか、昨晩洗ったインナーや下着は乾いていない。ドライヤーで乾かしながら今日の作戦を練る。

 

私の旅行スタイルは「下調べをして何プランか考えておき、その中から当日の気分で気ままに組み立てる」である。行きたい場所はGoogleマップに山とピン留め済みで、ルートも大体考えており、あとは気分で好きなものを選ぶだけ。

 

のんびりカフェで朝食をとることも考えていたが、せっかくだし朝からバルに行こう!ということに決定。10時ごろホテルを出発し、海岸に沿ってバルのひしめく旧市街へ歩いていく。

 

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建物の色ひとつとっても可愛いな~


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何気ない風景が絵になる

 

 

 

新市街から歩くこと10分、ラ・コンチャ海岸へ。


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たくさんの犬がノーリードでのびのびと走っていた。スペインは全体的にわんちゃんフレンドリーな気がする!


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曇り空で肌寒く、潮風もつよいけれども、海はいいな。


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すてきな景色

 

 

 

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市庁舎だったかな。こんな海沿いにあるんだな

 

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近くにはメリーゴーラウンドもある。この力こぶみたいな樹木気になる


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営業前のしずかなメリーゴーラウンド、好き


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キリンや虎もいらっしゃる



 


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旧市街。狭い路地のそこかしこにバルが並ぶ。お目当てのBAR SPORTへ。

 

バルでの注文のしかたがよくわからず、ほかの人の頼み方を参考にする。これが正しいのかはわからないけど、私が席をとり、夫にはカウンターで注文してきてもらった。のみものは口頭か、置いてあるビールサーバーなどを指さして頼む。ピンチョスはショーケースに並ぶものを指さしで注文。まとめて払うこともできそうだが、そのつど支払った。

 

スペイン語でビールはセルベッサ、赤ワインはビノ・ティント、白ワインはビノ・ブランコ。それと「Esto, por favor(これください)」が言えればバルは乗り切れる。ノンアルがよければスーモ・デ・ナランハ(オレンジジュース)、アグア・コン・ガス(炭酸水)、カフェ(コーヒー)などもある。

 

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手前がウニのクリーム、イカスミリゾットをパプリカとパドロンししとうみたいな唐辛子)で挟んだもの、オレンジジュース。奥は串刺しのシャンピニオン(マッシュルーム)、辛いソースに魚がのったもの。

 

ずっと食べたかったウニ、濃厚なスープのようでめっちゃおいしい……。あとスペインはどこもオレンジジュースがめちゃくちゃおいしい。バレンシアの恩恵なのかしら。夫は肉厚のマッシュルームに夢中だった。

 


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アーティチョーク、ベーコン、トマト。ジューシーでおいしかった!スペインではメニューにアーティーチョークをよく見かけた。


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ごっついチョリソー!ヨーロッパのぎっしり硬いソーセージだいすき

 

個人的に、海外旅行でいちばん大事なのは「無料のトイレを見つけたら必ず行っておく」こと。急にトイレに行きたくなっても全然見つからなかったり、あっても有料だったりする。美術館やレストランや駅で無料のきれいなトイレがあるうちに済ませておくのがよい。ここでもトイレをお借りしておいた。

 

 

 

 

続いて、La Vinaへ。

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バスクチーズケーキ発祥のバル!


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たまらない光景

 

平日の午前とは思えぬ盛況っぷりで、大忙しの店員さんに話しかけるのもひと苦労。夫にカウンターでビノ・ティント(赤ワイン)とカフェ・コン・レチェ、バスクチーズケーキを二切れ(two pieces, por favorという英語とスペイン語のちゃんぽんでもみんなやさしく聞いてくれる)を注文してもらう。

 


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思ったよりもスフレ感があっておいしい!バルセロナで食べたものとは流派が全然違う。コーヒーともワインとも合う。

 

 

 

お腹も満たされたところで、旧市街を気ままに散歩する。サン・セバスチャンらしいおみやげでも欲しいね、と話していたら、Sombrerería Leclercqという帽子屋さんを通りがかった。

 

石原さとみのすっぴん旅」という番組で、石原さとみがお手頃価格のバスクベレー帽を何色も買っていたことを思い出す。入ってみると、なんとまったく同じEloseguiのベレーがあった。深いボルドーの色合いも、花柄の裏地もかわいい。使ったこともない「Can I try it on?(試着していい?)」という英語がとっさに出てきたことに驚きながらも被ってみる。似合ったので即購入。19ユーロ。

 

 

 

サンタ・マリア・デル・コロ大聖堂に入ってみる。

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参拝料ひとり3ユーロ。日本人だとわかると受付で「地球の歩き方」の営業をされた。これ有名だから僕らも持ってるんですよ~と夫がうまくかわしていて、社交的な男と結婚してよかった……と思った。観光客も多くなく、とても荘厳な雰囲気。自然とおごそかな気持ちになった。

 

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すてきだな~

 

 

 

新市街へ戻る。こちらはZARAやMANGO、CAMPER、M.A.CやKIKOなど、若者向けの店が多い。

 

きのう盗まれたリュックの中にリップクリームも入っており、とにかく唇を潤すものが至急必要だった。KIKOでしずく型のリップバームを買ってみる。

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上は別日に買ったグロス。おもしろい形だな~と適当に買ったこのリップバーム、唇にフィットして塗りやすいし潤いもすごいし、ラメがたっぷり入っていてめっっっっちゃよかった。上にリップ重ねるとキラキラになって超かわいい。何個か買えばよかった……

 

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コーヒー豆のパック。帰国後、夫が妹へのお土産を忘れてたというのであげた。

 

上着(きのう盗まれた)もZARAで調達した。

 

 

 

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ギチギチに停泊

 

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ふたたび海辺へ


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人魚とスワン、ライト兄弟が乗っていそうなタイプの飛行機もいらした

 

 

 

ラ・コンチャ海岸沿いを離れようとしたとたん、Arnoldo Izozoi-dendaというジェラート屋さんを通りがかる。肌寒くはあったが「海を眺めながらジェラート食べたりしたくない?」「最高」と満場一致で購入決定。

 

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ブラックベリー味、イタリアで食べたどのジェラートよりもおいしかった。濃厚なスムージーをそのままジェラートにしました、って感じ。

 

 

小雨が降ってきた。EROSKIというホテル近くのスーパーで買い出し。あしたのAVEで食べる朝食やスナック、ヨーグルト、酒、だいすきな生搾りオレンジジュースも。チャコリというバスクのワインもお土産に2本買った。

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夫は肉の多さに大興奮していた

 

 

 

15時ごろホテルに帰宅。夫はすぐさま昼寝していたが、私は寝付けずにゴロゴロする(※のちに体調を崩すので、このとき無理やりにでも眠ればよかった)

 

 

18時、ふたたびバルへ向けて出発。

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買ったばかりの上着とベレー帽を身につけてルンルンのわたくし

 

 

海岸沿いは陽が落ちてきれい。サン・セバスチャンに来ることができて本当によかったな~!もうすでに好きすぎて、老後に移住とかしたい。

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喧嘩してもこの景色を思い出してなんとかやってこうね、と夫が言っていたけれど、物忘れが激しいからそれもすぐ忘れるんだろう。私がふたりぶん覚えておく。

 

 

 

San Martin Merkatuaという屋内市場へゆく。午前中にも来たけれどなんの建物かよくわからず、あとで調べてじつは地下に市場が広がっていたことを知った。市場というかスーパーだ。

 

そういえば制汗剤も盗まれていた。desodoranteという単語、デオドラントっぽくない?と当たりをつけて、いかにも制汗剤っぽいのを買った。

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この絵で制汗剤じゃないわけない

 

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めっちゃ高い山崎

 

バスクの三ツ星レストランでも使われるという「アニャーナの塩」をおみやげに買う。自宅用に大きいやつと、義実家に小さいやつ。スペインで食べる料理、平たい塩が降りかかっていることが多い気がする。

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大きいほう

 

ZARA Homeへも行く。田舎者なので、夫婦ともども初めて入る。雑貨好きの夫は「この旅でいちばん購買意欲そそられてるかも」と目をきらめかせていた。日本にもあるのに……。

 

 

旧市街、Confeccion Idoia Odriozolaというちいさな洋品店へ。目当てはバスク織ふきん。ベレー帽然り、バスクの伝統的な品を持ち帰りたかった。

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ストライプは海の波を表すらしい。

 

 

本屋にも入り、スペイン語の絵本を買った。その国の言語の本を買うの好き。

 

 

 

夕飯の一発目にはCasa Vergara 1948へ。

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ウニのグラタン、目玉焼きのせシャンピニオン、カマンベールとドライトマトにピスタチオを振りかけたもの、バスク風スパイシークラブハウスなるもの。チャコリは辛口でおいしかった。

 

 

2軒目、Atari Gastrolekuは真向かいにあった。こちらはより地元向けっぽく、がやがやと混みあっている。

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Mostoというぶどうジュースがおいしかった!バルでノンアル飲みたいときおすすめ。スパイシークラブハウス(がなんなのかはよくわからない)を気に入った夫はここでも頼んでいた、たぶん右のがそう。

 

疲労がたたったのか、めちゃくちゃ具合悪くなってきた。肉の煮込みがおいしそうだったけど、さっさと3軒目に行ってタクシーで帰ろうということで、名残惜しくあとにする。

 

 

 

3軒目はGandarias。

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有名なステーキのピンチョス、超超超超おいしい。フィレだったのかな?もちろんお高いんだけど、新婚旅行だからいいのだ。


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ステーキおいしすぎておかわりした。右の串はバルサミコがけ鴨、奥のは食べそびれた。

 

 

身の危険を感じるレベルに具合悪くなってきた。慢性的な栄養不足と、限界を超える疲労がたたっているのだと思う。バルはしごするために来たのに悔しくてしかたない。絶対にまた来たい、次は体力をこれでもかとつけて。

サン・セバスチャンはFREENOWの対象範囲外だったため、流しのタクシーを捕まえて帰宅。

 

あすはバルセロナにもどり、アパートメントタイプのキッチン付きホテルに滞在する。

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