前回は美容アイテム編。(結婚準備記⑳美容アイテム編 - あおいろ濃縮還元)
今回はいよいよ直前準備編。ジェルネイル、メイクリハーサル、最終打ち合わせ、シェービング、前日の過ごし方について。
遠方の地元で式を挙げるため、1週間前にはひとりで帰省した。このあいだに、ネイル・シェービング・メイクリハーサル・事前打ち合わせを済ませる。式場への荷物の搬入は、帰省前に郵送で終えている。
花嫁美容として挙げられるブライダルエステ、塩抜きなどの短期ダイエット、まつパやまつエクはしなかった。私は太ってはいないが、姿勢が悪くて筋肉も締まりもない。体重を減らすのではなく、筋肉をつけて姿勢を鍛える必要があり、半年以上ゆるゆると筋トレをした。まつ毛は元から長いけれどハリがなく、これも半年ぐらいまつ毛美容液を塗って太くした。
式の1ヶ月前からストレッチ・筋トレ・有酸素運動の頻度を増やし、なるべく揚げ物とおやつを食べない程度のゆるい食事制限をした。ちょっとくらいプニッとしているよりも、"ストレスを溜めない"ことが何よりも最優先。
ジェルネイル
ネイルは挙式3日前に。個性的なショートネイルが得意なサロンを予約した。持ち込みデザイン、初回クーポン利用で7800円。オフなしで施術は2時間。ジェルネイル自体がはじめてで緊張したけれど、事前アンケートで「静かに過ごしたい」に丸をつけたからか、落ち着いたお姉さんに施術してもらえて助かった。
「ブライダルネイル」といって、結婚式向けのネイルに特化したコースもあるが、あえて普通のコースにした。白を基調とした上品な感じの、いわゆるブライダルネイルは今回目指すものとは違う。
私のテーマカラーである濃い青をメインに、アクセントでシルバーを入れたい。単色ではなく、何色かもやもやと混ぜたニュアンスネイルみたいな感じ。ラメや銀箔でキラキラして、ジェルがぷっくり盛り上がっているのも好き。
すべて鑑みて、できあかったのがこちら。
天才~~~~
要望をすべて満たしている……。披露宴で頭に銀箔つけるんです~って言ったら薬指のシルバーネイルの上にさらに銀箔もりもり載せてくれた。ラメもたっぷり。
修正テープを握っている図
メイクリハーサル
挙式2日前におこなった。メイクリハの前に、まずは持参したブライダルインナーをつけ、ドレスの最終フィッティングをする。ちなみにインナーはこのまま式場に預かってもらえた。
筋トレのおかげでウエストが細くなり、マーメイドドレスが映えるようになったが、逆にぎゅうぎゅうに締めないとずり落ちそうになってしまう。締めすぎてもご飯が食べられないので、コルセットを緩めてみたり紐の締め具合で調整してみたり、ギリギリのラインを探ってもらった。
また、肩に残った日焼け跡を隠す相談もする。当日、ドレスに着替える際に持参したファンデーションテープを貼ってもらい、その上から軽くパウダーをはたいて隠してもらうことになった。
サイズ確認が終わると、いよいよメイクリハ。挙式時は髪をタイトにまとめて、エレガントなピンクブラウン系のメイクにしようと話し合って決める。お色直しではラメを盛り盛りにし、チークを濃く、リップもダークレッド系へ。髪はふわふわに巻いて持参した銀箔をのせる。
実際のヘアアレンジのリハは、カラードレス時のもののみおこなう(16500円)。ウェディングドレスの分もおこなうとさらに高くなるので。タイトにまとめるだけなら特にリハはいらない。
銀箔はのせず、巻くだけ。けっこうボリュームが出ていい。
ゆるく巻いてセンター分けだと、某スクエアガーデンのベーシストっぽい。耳にかけて銀箔をのせたらまた違うんだろうけど。母が彼の大ファンなため、お色直しで出てきた瞬間に笑い崩れる可能性はある。
メイクは落とさずに帰り、家族に意見を求めた。私としては思い切って濃いめのメイクにしたつもりが、アイラインもアイシャドウももっと濃くしたほうがいいと言われた。人の意見って大事。
最終打ち合わせ
式場との最終打ち合わせは2日前。午前中にひとりでメイクリハを行い、昼休憩を挟んで、午後の打ち合わせから夫と合流した。プランナーさん、司会者さん、夫の私の四者面談。
まずは司会者さんと確認事項を詰めていく。友人インタビューでしてほしい質問、その際に紹介する友人との関係性、友人の名前の読み仮名やアクセントも確認する。ファーストバイトの意味合いには特に触れないでほしい(食べるものには困らせない/美味しい食事を作り続ける、みたいな意味が前時代的で苦手)ということも伝える。
夫はスピーチを2度する一方、私の話す機会が全くないことについても、本当に大丈夫か確認してくださった。「私はDIY方面を頑張ったので、苦手なスピーチ系は夫に任せたい」と伝える。大勢の前で話すの苦手すぎるし、経験上、間違いなく緊張で腹を下す。そんな花嫁イヤすぎる。そしたら司会者さんが「では、新婦様がこだわって作ったアイテムを紹介しましょう」と言ってくださった。助かる……。友人が作ってくれたウェルカムボード&アイシングクッキーについても紹介していただくことに。
また、両親贈呈品とあわせてメッセージカードも贈ることに決めた(その他編参照→結婚準備記⑲その他編 - あおいろ濃縮還元)。贈呈の際になにかひと言話すかどうかも聞かれた。私は嫌だったが夫は話したいというので、マイクオフで親にだけ聞こえるようなにか話すということで手を打った。
司会者さんとの打ち合わせが終わると、今度はプランナーさんと細部を詰める。持ち込み品に不足がないかどうかの確認、ウェルカムスペースの飾り方についての最終確認も。実は今まで担当してくださっていたプランナーさんが退職されて、新しい担当の方にこの日初めて会ったのだけど、すごく真心のこもった対応で安心した。
シェービング
シェービングは前日の午前中におこなった。赤みが出る場合もあるから、前日にするのはお勧めしないけど、私は毛の生えるスピードが早いからなるべく前日がよかった。「前日でも赤みが出ませんでした」という多くのクチコミを信じる。
いろんなサロンを比較したが、ブライダルシェービングは、顔・デコルテ・二の腕・背中上部などから2ヶ所選べる!みたいなコースが多い。全身毛深いので心もとない。
私の選んだサロンは、基本的なパーツに加え、背中のすべて、肘も含む腕全体、小鼻や耳のうぶ毛、指毛までも剃ってくれるという。2時間12000円。非常に助かる。個室で女性が担当してくれて安心だった。赤みもなく、すごく綺麗に剃ってもらえた。やった!
前日の過ごし方
前日はリラックスして過ごすことに専念する。親類とひと悶着あって、ストレスでバカデカニキビができたりしており、とにかく平穏に過ごしたかった。
付き合った直後に入った思い出のカフェを訪れたり
温泉ホテルに前泊したり
美味しいイタリアンを食べたり
爆食こそしなかったけれども、食事制限は解いて好きなものを食べた。そのぶんたくさん歩いたりストレッチをしたり、何度も温泉に浸かって汗を流した。
あとはメッセージカードを書いたり、ホテルのフロントに電話して翌朝のタクシーを手配してもらったり、パックをしたり。でも支度になんだかんだ時間がかかって、早寝のつもりがかなり遅い就寝になってしまった。
次回はリメイク編。