あおいろ濃縮還元

虎視眈々、日々のあれこれ

ゆずはちみつ目当て

セルフジェルネイルをはじめた。大層なキットなど買わなくても材料は百均で揃う、と聞いてそのようにしたけれど、凝り性な私はあれもこれも欲しくなって8000円分くらい買ってしまった。お店でジェルネイルをしてもらうと1回で丁度そのくらいかかるから、長い目で見ればコスパはいい。爪を痛めずにぺろんとジェルを剥がせる、ピールオフジェルというベースコートをまだうまく塗れない。1日で剥がれたりしてしまう。1ヶ月も頑丈に持つサロンはすごい。アイシングジェルやクレイジェルを操れるようになりたいが、まずは甘皮の処理と、ピールオフジェルをうまく塗れるようにならなくては。新婚旅行までには剥がれない塗り方を習得したい。

 

パスポートの申請をした。写真はスーパーの証明写真ボックスで。普通モードや美肌モードは1000円、エクセレント美白という何やら凄そうなモードだけ1100円。まあ、100円ケチっただけでこれから10年後悔したくない。エクセレントの甲斐あって、にきびの跡が自然に白飛びしてきれいに撮れた。時代だなあ、と思いながら1100円をPayPayで支払う。

 

事故でむち打ちになり、ライブ遠征を断念した。トレードに出したチケット代、払い戻した夜行バスとホテル代をかき集めて服を買いまくる。そうでもしないとやってられん。ニット地の黒いマーメイドワンピース、白とオレンジのリブニットを1枚ずつ、ブラウンのジャンパースカート。どれも着そうで着たことのなない、普段のワードローブよりちょっとだけ可愛いもの。

 

ゆったりしたシャツとワイドパンツばかり制服のように着ていて、それもいいんだけど、1秒でも若いうちに着たいものを着てみたほうがいいよな、と思う。可愛いよりかっこいいと言われることの多い風貌で、服や小物を「私のキャラには可愛すぎるから」という理由で諦めることの多い人生だったが、周りの人々はそんなこと気にしていないだろう。気にしているのは私だけで、だったらそんな厄介な呪縛は早く捨てたほうがいい。何があったでもない、ただ少しずつ変わりたい気がしている。

 

夫が車を買い換えることになり、試乗に2度つきあった。「グレージュやカーキみたいな曖昧な色がいい」「車高が低すぎるのも高すぎるのもいやだな」などと思うばかりで、車のことなど何もわからないから、適当に頷いたり感心したような顔を作ってみせる。私の役割は助手席の乗り心地をたしかめ、夫が迷ったときに状況を整理して助言するくらいで、特にできることはない。待ち時間に出してもらえる飲み物とお菓子を目当てについていったようなものである。ホットのゆずはちみつが気に入り、夫がいらないというハッピーターンはひとりで2枚食べた。メシモクで車屋さんについてくる人、あんまりいないだろうな。

 

農家の義祖母がくれた大量の野菜で、わが家の玄関は溢れかえっている。冷蔵庫に入る量では到底ないから、涼しい玄関に置くほかない。野菜たっぷりの鍋を連日作っても作ってもなくならない。今日はさつまいもご飯、坦々キャベツスープ、ひき肉とねぎのオムレツにした。あしたは白菜をどうにかしたい。