自分の覚え書き＆同じ境遇の人の参考になればいいなと思い、結婚式準備についての記事をこうして書いているが、最近はネタがたくさんあるのに更新できなくなってきた（ZOOM生配信にフォロワーさんをご招待する予定なので、あんまり書きすぎるとネタバレになってしまう）。書き溜めまくっているので結婚式後に大量放出するかもしれない。
前回は、招待状悩み編と題して、招待状のサンプル請求などについて書いた。
前回⑥→（結婚準備記⑥招待状悩み編 - あおいろ濃縮還元）
今回は、衣装合わせにてウエディング＆カラードレスを着た際のレポ。長くなったので、タキシード、ドレスに合わせるベールやアクセサリーなどの小物、ブーケについては次回に持ち越し。
サムネ用に全然関係ない、式場近くのカフェのめちゃくちゃ美味しかったガトーショコラ載せておきます
ドレス
衣装合わせには2時間を要する。長いな、と思ったのだけど、曰く「皆さん1回じゃ決まらないですよ」とのこと。何度も足を運んでようやく決まることが多いらしいが、果たして。夫の都合がつかず、ドレスのみの試着に母と妹が同行してくれることになった。同行者がいると写真を撮ってもらえたり、客観的なアドバイスをもらえて大変助かる。
挙式ではウエディングドレスをまとい、披露宴の際にカラードレスにお色直しするのがスタンダードというか、よくある例だと思う。2回お色直ししたり、洋装と和装を組み合わせる場合もあるが、ウエディングとカラーの2着が多いはず。
カラードレスはピンクやイエローなどのガーリーなイメージがあって（前撮りの所はそんな感じだった）全く考えていなかった。そもそも私は黒髪センターパートのショートヘアである。かわいいお姫様のような感じではなく、美しくかっこいい着こなしがしたい。挙式ではクラシカルなウエディングドレスを着て、お色直しでカラードレスの代わりに形の違うウエディングドレスにするつもりだったのだが、母と妹が「カラードレスも見たい！」というので見てみることにした。
提携ショップには、寒色のかっこいいドレスがたくさん並んでいた。担当の方が私の服装を見て「青や紫、緑やグレーもどうですか？」と寒色エリアに率先して案内してくれる。これなら着たいかも……。とりあえず寒色のドレスを3着、ウエディングドレスを4着選んだ。
希望としては、なるべく露出が少ないこと。肩と二の腕むき出しじゃなくて長袖やオフショルだと嬉しい。挙式では、裾が長くてバージンロードに映える、クラシカルな感じのドレスがいい。披露宴ではテーブル間を練り歩いてみんなと話したいから、動きやすく、なおかつ美しいマーメイドラインのドレスがいい。くるみボタンや刺繍など、細部が美しいとなお好み。
（姿勢と体型に納得いってないけど、本番までに絶対引き締めるからな、という思いを込めて着画を載せておく。骨格ナチュラルブルベ冬平均身長の皆さま、参考にしてください）
まずはウエディングドレスから。最初は生地にハリのあるドレス。サテンのような光沢は骨格ナチュラル女には似合わないかも、と思いつつ着る。背中の編み上げとギラギラのインナーが素敵で、露出も少なくて嬉しいが、やはりあんまり似合わない。顔が濃いのもあって、私が着るとどことなく民族衣装っぽい。
ところで髪飾りは貸してくれたものなんだけど、私の好みを瞬時に察して「ティアラ……はお好きじゃないですね？ゴールドよりシルバーですね」とテキパキ選んでくれて凄すぎた。その通り。
続いて、ふんわり長い裾にキラキラした刺繍が施されたドレス。肩むき出しだからどうかな……と思っていたのだけど、セットで下に着るオフショルの長袖があるらしい。
この状態だと、普通すぎるか……？
後ろの刺繍は素敵なんだけど……。という感じだったのが、
長袖着たら途端に似合う！！！！一気に上品になった。レースだけど甘すぎず、ショートヘアにもしっくり合う。
3着目。チュール地で、背中にくるみボタンがあしらわれた海外輸入ドレス。くるみボタンに惹かれて試着したものの、ボリュームが足りなくて貧相に見える。そういえば骨ナチュってチュール似合わなかった。あと袖もない。満場一致で却下。
最後は花柄のマーメイド。身長が高くないと着こなせないとされるマーメイドライン、一応160cmあるから絶対に一度着てみたかった。なんかいつもよりスタイルよく見える！これがいい！と思ったが、母と妹の反応は微妙だった。「似合うけど、主役っていうより参列者っぽくない？華やかさに欠ける」と。確かに……。でも1番好きなのはこれ。
続いてカラードレスへ。一般的な付き添いの母親は「いつまでも見てたいわ～」とか言って長めに引き止めるらしいんだけど、うちの母は「キャ～それ可愛い～！！……よし、次。早く次の着て」と秒で切り替えるもんだから担当の方がウケていた。
色が薄いものから着ていく。まずは刺繍のコサージュがついたブルーグレーのドレス。袖もあってかわいらしいが、私には too cuteすぎる。参列者っぽさもある。
ギラギラしたラメの模様が印象的なグレーのチュールドレス。好みのシルエットではなかったが、母と妹の猛プッシュで着てみたらめっちゃ似合う！ブルベ冬女、グレーもシルバーも大得意なのである。でも、似合うけどときめきはない。
最後、黒寄りのモスグリーン地に花柄のドレス。お揃いのタキシードもあるらしい。これいい！このぐらい甘くないデザインが好き。背中に結ばれた控えめな黒いリボンもいい。裾の広がりも美しい。欲を言えば袖がほしいけど、カラードレスにするならこれかな。
花柄のタキシードすっごくかわいい。夫は好みじゃなさそうだけど、もし着てくれるっていうならこれでもいいな……
……などと考えていたところで「実は是非着てほしいカラードレスがもう一着ございまして」と告げられる。店に届いたばかりの新作で、まだ店頭に並べていないらしい。「これまでのドレスのいいとこ取りです。絶対お似合いです！」と猛プッシュを受けて急遽試着したのが、
お？！？！！！！
これだ！！！！！絶対これ！！！！
オフショルのブラックマーメイドドレス。あまりにも似合いすぎる。晴れの舞台に黒を快く思わない人もいるので万人には勧められないが、私が花柄のドレスを見て「黒いのいいな～」と言っていたから推してくれたらしい。着た瞬間「これにします」と思わず言っていたし、母も妹も、あとから写真を見せた夫も「絶対にこれ」と強く推していた。黒が最も似合うゆえに昔から黒ばかり着ていることをみんな知っているので、文句なしの解釈大一致だった。
というわけで、長袖にもできる裾の長いウエディングドレスと、黒のマーメイドドレスを仮予約する。1度の衣装合わせでサクッと決まった。
夫は不在だが、タキシードもいくつか見せてもらう。人気色の白やネイビーは解釈違いである。黒か茶色、カーキあたりが似合うだろう。
カーキ×ブラウンっぽいやついいな～
見た瞬間、私・母・妹の全員が「これだ」と言ったツイード風のタキシード。似合いそうどころか、夫は普段こういう系統の服を好んで着ている。先にとられたら困るので仮予約しておいた。
一般的にはやはり白いタキシードを着たい／着せたいことが多いらしく、一応「白は（仮予約しなくても）大丈夫でしたか……？」と念を押してくださった。本人も白以外がいいと言っていたのでそこらへんはオーケー。母が「私も昔そういうものかと思って主人に白タキシード着せたんですけど、あれは間違いでしたね」と言ってまたもや担当の方をウケさせていた。
今回、2時間の衣装合わせで試着したのはウエディングドレス4着、カラードレス4着。ウエディングとカラードレス各1着ずつと、タキシードを1着仮予約した。ちなみに私の利用したショップでいう「仮予約」は、本予約と違ってあとから取り消しができるため、気に入ったものがあれば抑えておいた方が絶対にいい。後になって「やっぱ前回のあれ着たい！」となっても、ほかの人に予約を抑えられていたらおしまいである。弱肉強食。平均的にはドレスだけの試着でも1回では決まらず、2回以上が多いらしいので、かなりサクサク決まった方らしい。
タキシード、ドレスに合わせるベールやアクセサリーなどの小物、ブーケについては、次回の⑧衣装合わせ後編にて。
