あおいろ濃縮還元

虎視眈々、日々のあれこれ

結婚準備記⑧ 衣装合わせ後編

前回は、ウエディングドレス&カラードレスの試着について書いた。

前回⑦→(結婚準備記⑦ 衣装合わせ前編 - あおいろ濃縮還元

 

今回は、夫も参加した2度目の衣装合わせについて。タキシードと小物の試着、それから提携のお花屋さんも交えてブーケの打ち合わせをした。

 

 

 

これはサムネ用の、ビール博物館でのんだ開拓使麦酒

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タキシード

タキシードは、式と披露宴で別々のものを着たり、ジャケットだけ別のものに替えたり、メインのタキシードは同じでネクタイやシャツを替えたりジャケットを脱いでベストになったり、様々なお色直しの方法がある。

 

夫としては、あまりこだわりがないからここで節約したいらしい。タキシード1着で、 お色直し時にはジャケットを脱ぐことにする。

 

全部で4パターン試着した。まずは私が勝手に仮予約しておいたツイードっぽいもの。

 

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ネクタイと合わせて。いい!!!

 

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こっちは蝶ネクタイ。普通のネクタイのほうがかっこよくて似合うけど、蝶ネクタイは "新郎感" があっていい。

 

超いいじゃん!!これにしな!!!と私は大興奮していたが、本人は「おれにはちょっと可愛すぎない?」と言っていた。「2着着るうちの1着ならいいけど、これ1着だけだと微妙」と。保留。

 

 

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カーキ地にブラウン襟。これも上記と全く同じ理由で保留。

 

 

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ロイヤルウエディング風だという黒いタキシード。試着室から出てきた瞬間「あ、これだね」となった。クラシカルな風格があっていい。私がお色直し後に着る黒ドレスとも合いそう。

 

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ベスト姿。高級フレンチレストランで赤ワインの給仕してくれそう。「♡給仕して♡」のうちわ作ろうかな。部屋着これにしてくれないかなってくらいどストライクで好み。

 

 

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衣装さんの勧めで、さっきのズボンはそのまま白ジャケットを羽織った図。これはちょっとおちゃらけ司会者すぎる。

 

 

ロイヤルウエディング風の黒タキシードに決定。イギリスは第2の故郷だと思っているぐらい大好きなので勝手に嬉しい。お色直し時はジャケットを脱いでベスト姿になり、自前で用意するボルドーっぽい色味のワイシャツに着替える、ということになった。

 

 

 

 

新婦小物(イヤリング・ベール)

ここでいう小物は、アクセサリーやグローブやベールのことを指す。まずはドレスに合わせて髪型を決め、そこに小物を合わせていく。

 

手始めに、どういう髪型がいいかというヒアリング。ウエディングドレスの時、それからカラードレスにお色直しした際とでヘアチェンジをするのが一般的である。

 

私はショートヘアなので、大層なヘアアレンジはしない。ウエディングドレス着用時は髪をすっきりタイトにまとめ、エレガントな雰囲気に。黒ドレスにお色直しの際は、ふわふわに巻いて銀箔をあしらう。銀箔は自分で持ち込んで(持ち込み代無料)メイクさんにつけていただくことになった。ダイソーのものを用意するつもり。

 

アクセサリーも色々ある。ショートヘアに大ぶりイヤリングの組み合わせを最大限に際立たせるため、ティアラなどのヘッドドレスもネックレスも一切なしにした。イヤリングはレンタルのものが微妙なら自分で買って持ち込もうと思っていたが、結論から言うとすべてレンタルした。

 

挙式・披露宴前半(お色直し前)・披露宴後半(お色直し後)で3パターンのイヤリングをつけることに。まずウエディングドレスに着替え、似合いそうなものを次々つけていく。テーマは"エレガント" で、ゴールドよりシルバーが好き。

 

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大ぶりなパールのイヤリング。似合うし、なんとレンタル無料だったので、挙式時はこれに決定。パールは安いものだと値段相応にチープに見えてしまうため、安いものを自前で買うよりは良いやつをレンタルするほうがお勧めとのこと。

 

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続いて披露宴前半のを決める。華やかなひし形のビジュー。レンタル料は3000円。

 

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他のもつけてみる。植物をモチーフにしたキラキラ。3000円か5000円か忘れた。植物好きな夫はこれイチオシだったけれど、飾りが重たくて試着していた間にも耳が痛くなり、長丁場を耐えられる気がしなくてやめた。

 

というわけで披露宴前半はビジューのひし形イヤリングを3000円でレンタル。

 

 

ウエディングドレスを着ているうちに、挙式時に着用するグローブとベールの試着もおこなう。7分丈のドレスを着るためグローブはなしで。ベールは3種類ほど試着する。

 

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ベールは無料のものが最も似合っており、それで決定。他は写真ないんだけど、縁にパイピングがついたものが3000円、ラメっぽいやつが5000円とかだった気がする。

 

 

黒ドレスに着替える。このドレスには絶対タッセルがいいです!と伝えて、似合いそうなタッセルイヤリングを3つ持ってきてもらう。

 

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黒タッセル。強そうでかっこい~!!!黒とシルバーのビジューも最高!!!私はこれがよかったけれど、夫は「ヴィランすぎる……」と難色を示していた。ヴィランすぎる花嫁はさすがにどうかと思うので、保留。 

 

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シルバー系のタッセル。私・夫・衣装さん満場一致で「まあこれが1番似合うでしょうね」となった。お花みたいなビジューも派手でいい。

 

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白いビーズのタッセル。かわいいけどシルバーのほうが似合うね、とこれまた意見一致。

 

自分らしさを取るか、似合うのを取るかで悩んだが、(ヴィランっぽい新婦だな)と思われることはちょっと避けたいな……ということで、披露宴後半はシルバーのタッセルイヤリングに決定。レンタル3000円。

 

 

式の2日前にヘアメイクリハを予約しておく。ヘアメイクリハとは、当日の髪型とメイクについて事前にしておく打ち合わせのこと。通常は、ウエディングドレスとカラードレスでかなりヘアアレンジを変える場合が多いため、どちらのヘアメイクも事前にリハしておくことが多い。ただしお金も時間もかかるので、やらないでぶっつけ本番でいく人もいる。

 

私はカラードレスのみのヘアメイクリハを16500円で予約した。大幅なヘアチェンジがないから1回分で問題ないだろうとのことだった。そのぶん安くもなる。なぜカラードレスの方のリハにしたかというと、挙式時はある程度ゆったり相談しながらヘアメイクができるが、お色直しはスピード勝負ゆえ、なんか違う……となってもやり直す時間がないらしい。だからどちらか1点だけリハをするとしたらカラードレスのほうがいいそう。

 

これで衣装に関する打ち合わせはだいたい終了。

 

 

 

 

ブーケ

衣装さんと、提携のお花屋さんを交えてブーケの打ち合わせ。ウエディングドレスとカラードレスのテイストがあまりに違うので、ふたつの違うブーケにしたほうがいいとのことだった。もちろんそのぶん値は張るが。

 

黒いドレスに合わせて赤系のクラッチブーケを考えていたものの、実は最初、カラーという名前の花だけをまとめたアームブーケに強い憧れがあった。ブーケをふたつにすれば、カラーのアームブーケ、赤系のクラッチブーケどっちも持てる……!

 

節約するならこういうところで削るべきじゃないのか?とも思ったけれど、こういうのはロマンだ。一生に一度、数万円をケチっただけでずっと未練が残り続けるのはよくない。夫も何か言いたそうな顔をしつつも尊重して黙ってくれていたので、ブーケふたつにした。

 

挙式ではエレガントでクラシカルな雰囲気を出すため、白いカラーを短めにカットして束ねるシンプルなアームブーケに。他の花材は使わず潔くカラーのみ。これは新郎の胸ポケットに飾るブートニア込みで税込22000円。

 

カラードレスに合わせるブーケについては、どういう色味や形が好みであるのか、どういうものは苦手なのか、事前に作った資料を見せながら伝えてすり合わせていく。

 

資料はもちろん、用意してくれとは一言も言われておらず、勝手に私が作って持って行った。イメージの共有がスムーズに進んだからあってよかった。

 

好きなのは、赤や紫や濃いピンクといったダークトーンの暖色。個性的でかっこいい感じ。アンスリウムやプロテアなど、存在感のある強そうで南国っぽい花が好き。ぴょんぴょんといろんな花があちこち突き出ているよりも、まとまりのあるクラッチブーケがいい。そういったことを、写真付きでまとめて見せた。

 

苦手なイメージについても資料に記した。同じ暖色でもパステルピンクやオレンジみたいなキュートなのは苦手で、アネモネやパンパスグラスなどの白くてふわふわした花もあまり好きじゃない。ラウンドブーケは好みではない。

 

以上を踏まえ、カラードレスに合わせるクラッチブーケは、ブートニア含め税込49500円。先程のものと合わせて総額71500円。ちなみに最初の見積もりは33000円でした。

 

自分で買った他のブーケを持ち込むほうが絶対に安上がりにはなるが、私たちは遠方から来て式をおこなうため、持ち込むものは少しでも少ないほうが楽である。それと提携のお花屋さんがめちゃめちゃセンス良くて、ここなら高いお金を払ってでも信頼してすべて任せられる……という思いもあった。

 

そこのお花屋さんでは、生け花をヘッドドレスとして髪にあしらうこともできるらしい。私は頼まなかったけれど、それも素敵。

 

時期によっても仕入れる花が変わるため、どんな仕上がりになるかは当日までわからない。楽しみ!

 

 

 

次回は、ケーキとか試食会について書こうかな。

結婚準備記⑨食事編 - あおいろ濃縮還元