プロポーズを受けた昨年8月に手探りで結婚準備を始め、年末にようやく式場の決定にまで至った。自分の備忘録と、同じような境遇のだれかの参考になればと思って書き留めておく。
前回は式場見学×2、それを踏まえて決めた式場探しの指標、アフターブーケ、両家顔合わせ準備、婚約返礼品、印鑑、花嫁美容の途中経過について書いた。
(結婚準備記② - あおいろ濃縮還元←前回②はこちら)
今回は指輪とリングピローについて、前撮りの準備について、オンライン式場見学について、両家顔合わせ、美容について。
指輪&リングピロー
9月頭に注文した指輪が完成したのは12月上旬。婚約指輪にはプロポーズ日の刻印を入れた。結婚指輪は刻印なし。購入時点で入籍日が未定だったため、確定してから入籍日を刻印しようと思っていたが、刻印が小さすぎて読めなかったのでわざわざ入れなくてもよくない?となった。
リングピローは婚約指輪も入るサイズで、しっかりした木製のものを探した。埃を被らないように、かつ透けて中が見えるようにガラスのフタが付いたものをCreemaで買った。フタのところにマグネットがついていて安心。
前撮り準備
最初に見学した式場のフォトウェディングプランに申し込んだ。式場に隣接した植物園でロケーション撮影をおこなう。お色直しはせず、白無垢1着。
着付けがあるぶん和装のほうが洋装より少し高いのだけど、色打掛はともかく白無垢だと何を選んでもそこまで差異がないため、衣装のランクアップによる追加料金が少なくて済むことが多いらしい。どんどんランクアップしがちな洋装のほうが結局は高くつくとのことだった。
撮影前に1度、衣装合わせに行く。楽しみ。
彼氏の祖母宅にてセルフでウエディングフォトを撮ろうかという話も浮上している。足腰が悪くて式に来ることができず、また目も悪くて当日の動画を渡したところでぼやけて見えないらしいので、軽くドレスとスーツでめかして遊びに行きがてら一緒に写真を撮りたい。
和装前撮りとも併用できるよう、ドライフラワーのブーケとブートニアのセットをCreemaで購入した。ドレスはAmazon、ヘッドドレスやグローブはSHEINで見繕おうかな。原田ちあきさんの、なるたけ安い予算でイケてるウエディングフォトを撮るエピソードがすごく好きで、真似したい。
(原田ちあきさんのウエディングフォトの話→ウエディングドレスを3,300円で買った話 : ハラダチ日記 Powered by ライブドアブログ)
オンライン式場見学①(レストラン)
7つ希望を挙げたうち、第6希望だったレストラン。とりあえず資料請求だけするつもりだったけど、丁寧な営業にほだされて見学してみたらものすごく良かった。
そもそも北海道の結婚式は、本州と比べて格段に費用が安い。北海道は会費制が主流で、ゲストが持ってきた会費は本人の食費と飲み物代に充てる。ご祝儀制と違って自分の飲み食いする分だけ出してもらうという感じなので、引き出物も本州よりかなり安い。詳しくは忘れたけど、そういうのが色々積み重なって安いっぽい。
予算を聞かれ、現在の居住地で見学した式場の相場を挙げたら「北海道の式でその金額ですと大抵のことは全てできます」と言われた。まじ?
レストランなだけあって、道産食材を使った料理が美味しそう。なのに安い。アクセスがよくて送迎バスやタクシーの手配が必要ない。挙式も会場内でおこなえるため、教会などに移動する手間がない。提携ホテルがあって遠方ゲストにもやさしい。持ち込み料がすべて無料。感染症対策の本気度が凄まじく、パーテーションのレンタルも無料(他の式場では有料のところもあった)。内装は好みの落ち着いたテイスト。追加料金はかかるけれど、思い入れのあるお酒を扱っている。ZOOMでの配信が可能なところが何より嬉しかった。感染対策を考えてなるべく道内の親しい友人のみ招待するつもりだが、ZOOMならば遠方の友人や、SNSでお世話になっている友人にも見てもらえるかもしれない。
ちょっと会場が狭いかな、ぐらいしか気になるところが何もない。かなり有力候補。
オンライン式場見学②(ホテル)
チャペルが美しく、資料請求する前はここが第1希望だったけれど、オンラインでの打ち合わせ環境が進んでいなくて、遠方から式を挙げるとなると厳しいかもと思った。
メリットは、とんでもない安さ。一般的にホテルウエディングは費用が高い傾向にあるが、ここならばリーズナブルなホテルウエディングが挙げられそう。アクセスも抜群。
しかし最初に書いた通り、オンラインで打ち合わせを進めていくことに不安を感じた。また、安さの他に気に入った点が少なかった。ライスシャワーやフラワーシャワーの代わりに紙吹雪を撒くコンフェッティシャワーがしたかったのだが、この式場ではできないようだった。料理のコースにデザートビュッフェを含んでいるそうだったけど、私はデザートビュッフェいらない派なのでそこも微妙。披露宴会場はそこまで好みではない。
安くホテルウエディングがしたければいいのかもしれないけど、別にホテルにはこだわっていないし、それよりもやりたい演出ができたり自由度が高いほうがいいよねということになった。
オンライン式場見学③(専門式場)
この式場は、資料請求してから第1希望に躍り出た。レストラン式場見学でさらっと触れた "思い入れのあるお酒" が飲み放題プランに含まれていたからである。私たちは居酒屋のバイトで出会っており、その店で看板商品にしていたお酒がもし飲めたらバイト仲間たちがさぞかし喜ぶだろうと思った。正直、お酒をいちばん重視していたまである。
この式場もアクセスは抜群で、料理にも非常に力を入れている。特によかったポイントは、チャペルや内装がとてもおしゃれで、私と彼氏の好きなテイストをちょうど足して2で割った感じだったこと。ZOOM配信が可能なこと。プランナーさんがとても良い人で、コンフェッティシャワーができるか聞いたら「できます!むしろ片付けがラクで助かります!」と快諾してくれたこと。そして、お酒。
立地からして値段が高いであろうことが唯一ネックだったのだけど、キャンペーン割引を適用するとかなり安くなった。また、ドレスの種類が豊富でおしゃれなため、最終的には追加料金があまりかからなくて済むことも教えてくれた。最初にオンライン見学をした式場はドレスの種類が少ないからそこにするなら持ち込んだほうがいい、とも。
調べてもらったらなぜか三連休のど真ん中というめちゃくちゃ良い日程が空いていた。仮予約はできないから、確実に押さえたいならさっさと契約するほかない。見学を終えたあと、すぐさま作戦会議に移る。
①のレストランか、③の専門式場のどちらかに絞って考える。③のほうがやや高いけれど、①では希望のお酒が追加料金である点や、ドレスの差額を考慮すると最終的にはトントンぐらいになるのではないか。③はZOOM配信もできるというし、希望のお酒もあるし、何より群を抜いてチャペルが好みで、もうここしか考えられない。数分後には折り返して契約した。
というわけで式場はここに決定。希望通り、というか希望以上の日程を秋に押さえることができた。
両家顔合わせ
両家顔合わせに際して、しおりを作成した。両家の簡単なプロフィールや、指輪についての詳細、結婚式の日取りなどをまとめたもの。話題のきっかけにもなるし、旅行のしおりみたいなものを作るのが大好きすぎて絶対に作りたかった。
スマホ(アイビスペイント)で作成したデータをPDFにして、コンビニでネットプリント印刷する。テンプレートの利用も検討したけれど、こういうのをイチから作ることに多大なる幸福を感じるので、フリーのイラストサイトを活用して全部作った。楽しすぎて脳汁出た。
表紙はダイソーの画用紙と千代紙で作り、ロフトで買った金の紐で綴じる。顔合わせは料亭でおこなうため、和風のデザインにした。
くすみカラーがかわいい!
また、集合時間や注意事項をまとめた画像を作り、2週間前くらいにLINEで送っておいた。当日ボールペンを忘れてしまったんだけど、この画像に「婚姻届の証人欄に記入をお願いします」と書いておいたのを見た父親たちがボールペンを持参してくれていて本当に助かった。
彼氏母は自宅療養中で来られなかったが、時々ビデオ通話をつないで料理を見せたりした。初対面だった父親同士は緊張しながら仕事の話などをしており、面識のある私の母と彼氏はすっかり打ち解けて私の幼少期の話をしていた。私はマイペースに料理を食べながら、父親たちの会話が尻すぼみになってきたタイミングで指輪やお揃いの印鑑ケースを回して見せ、婚姻届(失敗してもいいように3枚用意した)の証人欄に書いてもらうよう指示をしたりした。お店の方に集合写真を撮ってもらい、親同士で手土産を交換して、和やかに解散。
美容
歯の治療中で本格的なホワイトニングはできないため、オーラツーのホワイトニングに効く歯磨き粉を週1で使っている。少しだけよくなってきた気がする。
どうにも指通りが悪かった髪は、ドラッグストアの値引きワゴンで見つけて適当に買ったラックスのトリートメントでサラサラになった。美容室帰り?
次は入籍準備についてだとか、前撮りについて書こうと思う。
(次回④→結婚準備記④ 入籍編 - あおいろ濃縮還元)