結婚準備を進めている真っ最中だが、身近にあまりロールモデルがおらず、ゼクシィとネットとフォロワーの皆さんに頼ってなんとか手探りでやっている。自分の備忘録と、同じような境遇のだれかの参考になればと思って書き留めておく。
前回はプロポーズについて、指輪について、式場見学および両家顔合わせの準備について、花嫁美容について書いた。
(https://bloomsky.hatenablog.com/entry/2022/10/14/172440 ←前回はこちら)
今回は式場見学×2、それを踏まえた式場決め(まだ未定)、アフターブーケ、両家顔合わせ準備、婚約返礼品、印鑑、花嫁美容の途中経過について。
式場見学①(専門式場)
前回書いた通り、専門式場とレストランの2種類の式場を見学してみようということになった。本当は札幌の式場を実際に見たいけれど、このご時世で遠出ができず、イメージを掴むために近場の式場を見る。私も彼氏も参列経験が1回しかなく、イメージも好みもまるで固まっていない。
ところで見学予約は、ゼクシィなどのキャンペーンを利用しておこなうのがおすすめ。ゼクシィなら1会場見学して所定のフォームで感想を投稿するだけで15000円のギフトカードがもらえる。回し者みたいになってしまったけど、私は指輪探しと式場見学でもらったギフトカードをかき集めて入籍日のホテルステイを目論んでいる。
1軒目は緑あふれるナチュラルテイストの専門式場。ホワイトとグリーンを基調とした非常に彼氏好みの式場だったのだけど、ひと目で私も気に入った。まずはアンケートを渡され、挙げたい式のテイストや重視したいこと、招待人数や実施時期について相談しながら記入していく。この時点でやっとちゃんと彼氏とのすり合わせができた気がする。ゼクシィを読み込みまくっていた私とは違ってどこかフワフワしていた彼氏も、ここでようやく結婚式を挙げる実感が湧いて襟を正していた。
そのあとはプランナーさんが挙式会場となるチャペルなどを紹介してくれる。白が基調の、こじんまりとしたナチュラルなチャペル。ステンドグラスが豪華だったり、バージンロードが派手だったりするよりも、私はシンプルすぎるぐらいシンプルなチャペルが好みかもと見学して気付けた。それから挙式後に集合写真を撮ったりできる屋外のスペースの紹介。自然に還すために生花のフラワーシャワーを主におこなっているという。コンフェッティシャワー(紙吹雪を撒くやつ)をやりたいと思っていたけど、環境のことを考えたらそれも素敵かもしれない。
次いで披露宴会場の見学。アンケートの「好きなアーティスト」にミスチルと書いておいたら、入場にあわせて365日を流してくれた。プロジェクションマッピングも、実際に見たら思ったよりすごくて感動した。天井が高く、日差しがあたたかく降り注ぎ、開放感のある会場が本当に素敵で、ここにしよう、ここがいい、と見学しながらふたりで呟いていた。式は札幌で挙げるけれど、前撮りならここでできるのでは。
見積もりを作成してもらう間、料理の試食をした。実際に出しているスープと、サラダ、パン、ステーキと野菜のワンプレート。イチジクのデザートがものすごく美味しかった。秋の食材を取り入れたメニューが良くて、季節に合わせた食材のごはんを出したいと思った。見せてもらったドレス(おそらく基本プランのもの)はしっくり来なかった。追加料金を払ってランクアップをするか、持ち込みが現実的かもしれない。最初の見積もりから値段が跳ね上がっていくのは料理とドレスのランクだとよく聞くし。
出してもらった見積もりにひとつひとつ質問をして詳細を詰めていく。持ち込み料がかかるかどうか、料理やドレスや装花は最低限ではなく中間ぐらいのランクのものだといくらかかるか、ビールサーブ(野球場の売り子みたいなサーバーを新郎が担いで注いで回り、新婦はおつまみを配る)などの演出をプラスすると追加でいくらかかるのかなどを重点的に聞いた。少しアクセスの良くない会場だったけれども、主要な駅まで迎えてくれるシャトルバスを用意できるため、ゲストの移動はかえって楽かもしれない。
結婚式の前撮りのみでもおこなえるということだったので、じゃあここで撮ろうか!という話で現在まとまっている。今度申し込みに行く予定。現時点では伏せるけど、とにかく緑豊かで、桜の季節なんかは和装が映えそうで本当に素敵。
指輪見学の際にショップから特典でもらったギフトカードを使って、ハーブスのミルクレープを食べて帰った。
式場見学②(レストラン)
彼氏は白メインのナチュラルテイストが好きな一方で、私はスタイリッシュとかモードとかアンティークとか、小洒落たダークカラーな感じが好み。なので2軒目はアンティーク調のレストランへ。
直接レストランに向かう訳ではなく、最初は仲介会社みたいなところで説明を受けた。レストランに専任のプランナーが常駐しているのではなくて、こういう会社にいるプランナーが新郎新婦の要望を聞いて、いくつかある提携レストランのうち希望のところと繋いでくれるらしい。
ここでもアンケートに答え、レストランでおこなう結婚式の強みと他との違いについて説明を聞いた。ホテルウエディングなどと比べて、レストランウエディングの料理のクオリティが高いうえに値段も安いのは、人件費の差らしい。レストランウエディングは色々な結婚式に参列してきて舌の肥えてきたゲストからの評判もいいらしい。
ひとつ懸念材料だったのは、挙式会場と披露宴会場(レストラン)との移動。このレストランにチャペルは併設されていないので、ゲストは乗り合いタクシーなどで提携の教会へ移動することになる。私の友達ってだいたい人見知りだし、招待するのも中学の友達から2人、高校から2人みたいな感じで少ないから、3人ずつで知らない人同士タクシー移動とかになったらちょっと地獄かもな.......という心配があった。私だったらイヤだし。
プランナーさんの年齢がたぶん私と近く、相性の良さみたいなものをうっすら感じた。こういうウマが合う人が担当だと素敵だろうな。ドレスの資料も、「ここの刺繍のドレス絶対好きだと思います」と言ってたくさん入れてくれた。特典でブライダルハンカチをもらえたのが嬉しかった。ふたりともハンカチに特にこだわりがなく、どういうのを買えばいいものか悩んでいたので助かる。
タクシーでレストランへ移動する。普通のレストラン利用のお客さんがわりといてなんか緊張した。洗練されたお洒落な店内で、出された料理もとんでもなく美味しく、来る前は興味なさそうだった彼氏が「え、ここにしよ.......」と目をハートにしていた。お肉が感動的な美味しさすぎて、もうちょっと料理重視してもいいかもねと話した。ただ、席が狭くて感染症対策の面では心配かも。衝立はレンタル可能らしいけれども。
安くてお洒落でごはんも美味しくて、アットホームな雰囲気でとても良いけれど、アットホームというのは裏を返せば距離が物理的に近くなるということでもあるかもしれない。今回のようにチャペルがない場合は移動も必要になる。レストランウエディング、私たちにはどうなんだろう?
でも本当にすごく美味しかったので普通にレストラン利用しようと思います。
式場決め(未定)
上記の見学を踏まえて、
① ゲストを第一に考えた式を挙げられる
② 自由度が高い
③ シンプルなチャペルでの神前式、あるいは司会が進行してくれる人前式
④ ある程度お洒落であること
⑤ プランナーやスタッフとの相性
を考えて札幌の式場を見ていく。ゲストハウスは値段の関係で抜きにして、専門式場、レストラン、ホテルに絞る。
①に関しては、レストラン見学の時に感じたことを踏まえている。駅からレストランに集合し、そこからタクシーでチャペル、レストランに戻って駅から帰宅.......となると、ドレスとヒールで歩く女性ゲストは特に大変だろう。親たちも留袖やモーニングなんて着慣れないだろうし。ホテルの移動はホテル内をエレベーターで移動したりするぐらいだと思うけど、専門式場はその点ギュッとコンパクトでいいかも。さらにシャトルバスの用意があるとなおのこといいなと思った。
自由度は、専門式場やレストランだとやはり高い。ペーパーアイテムやプチギフトや引き出物の持ち込み料が不要だったり、料理のコースを自由にカスタマイズできたり。
ステンドグラスが綺麗なチャペルは、新郎新婦よりもステンドグラスのほうに目がいきそうな気がして、白を基調としたごくシンプルなものがいいと私は思った。
人前式は自分たちで考えた誓いの言葉を読んだりするタイプの挙式方法で、人前で声を出すのが苦手な私には荷が重いからじゃあ神前式にしようと消去法で決めたのだけど、会場によっては司会が進行してくれるタイプの人前式もあるらしい。声出さなくていいならそれもいい。
④⑤については、一生に一度のことだから、なんとなくダサかったり対応よくないところは他がよくてもやめようということになった。
専門式場が第1希望で、よほど内装などがずば抜けて好みであればホテルかレストランもあり。専門式場を3会場、ホテルとレストランはそれぞれ2会場ずつ、合計7会場に絞った。多い。
そのうち本命は3つ。資料請求フォームがあるところには全て資料送付のお願いと、オンラインでの見学や打ち合わせは可能かどうかの問い合わせを併せておこなった。
ちなみにドンピシャ好みすぎて絶対ここにしようと鼻息荒く問い合わせた会場が別にあったけど、40名以下だと平日挙式のみになると言われて泣く泣く諦めた(35名ほどで土日祝の挙式を希望していたので)。問い合わせは大事。
現在はレストランのオンライン見学予約が完了して、ホテルと、大本命の専門式場については日程調整しているところ。クリスマスでプロポーズが増える前に式場は決めたい。
アフターブーケ
プリザーブドフラワーにしてもらったプロポーズの花束、こうなりました。かわいい!これ頼んだ頃はまだそんな主流じゃなかった気するけど最近「アフターブーケ」って名称でじわじわ流行ってきてる気がする。おすすめ。
両家顔合わせ準備
顔合わせ食事会は、彼氏の地元の料亭で開催することになった。きょうだいは呼ばずに両親と本人で6名。代金は私と彼氏とで折半、交通費は各自。終了後、私の親が観光できるようにランチの時間帯。顔合わせなどに使われるお祝い用のコースがあったので、それで予約する。かなり自由に要望を聞いてくれて、地元の食材などを使ってほしいということと、苦手な食材を伝えた。
料亭だから男性はスーツかジャケット、女性はフォーマルめなワンピースで来てねと直接会ったときに伝えた。手土産などをどうするかはまだ決めていないので改めて連絡しようと思う。
当日はしおりを作成していき、それを読みつつ和やかにご飯を食べて、婚姻届の証人欄に記入してもらったり、指輪と婚約返礼品を見せたりしたい。旅行のしおり作るの大好き人間ゆえ、顔合わせのしおりも張り切って作りたい所存。
本当はもうちょっとラフなレストランで砕けた会にしようと思っていて、それに合わせたチェックの冬用ワンピースを買っていたのだけど、良さげな料亭じゃダメじゃない?となって急遽フォーマルなワンピースを買った。友達の結婚式にも着ていけそうなラベンダー色。
婚約返礼品(印鑑ケース、包丁)
さっきサラッと書いた婚約返礼品というのは、婚約指輪・結婚指輪のお返しの品のこと。ずっと使えそうな高級時計を贈ったり、オーダーメイドスーツを設えることが多いらしいが、どっちも別にいらないと言われた。
料理好きの彼氏は「良い包丁がほしい」と言っていた。包丁も贈るつもりではあるが、お返しにしては安すぎる&縁起よくなさそう&ずっと残る実用性のあるものもプラスで贈りたいと思い、お揃いの木製印鑑ケースを注文した。ウォルナットとナラの木材違いで、実印と銀行印どっちも入るやつ。ふたりともズボラすぎて、実印と銀行印を別々に保管してるとどっちかなくしそうだから。
自分のプレゼントに自分で熨斗つけた
印鑑
前述の印鑑ケースに、新しい印鑑を収納したものがこちら。
かわいいね!
万が一にも離婚や死別したときのことを考え、最初は下の名前だけの印鑑を作ろうとしていた。すると彼氏が「せっかく結婚するのに……おれの苗字使ってほしい……」としょんぼりしており、そういう理由もあるか、と思って苗字もつけた。
認印はなんでもいいけど、実印と銀行印はどうせならしっかりしたものがいいなと思って、彩樺(さいか)という木製のはんこを頼んだ。実印15cm、銀行印13.5cmのセットが売っているハンコヤドットコムで注文する。見栄えを重視してアタリはなし。
楽天でキャップレスのシャチハタも買った。私の好きなグレージュ!かわいい!
花嫁美容?
ごめん、最近本当に何もしてない。辛うじてちょっと脱毛してるぐらい。筋トレ全然してない。
髪も綺麗に伸ばそうと思ったけどやっぱり切ることにした!そもそもショートヘアがタイプなのに、自分があまり好みではないロングヘアになっていくことに耐えられず、自己肯定感ダダ下がりしてやめた。好きな髪型がいちばんいいよね。
オルビスのヘアミルクは効いているのかいまいちわからない。前に使ってよかったロレッタのヘアオイルに戻すか、新しいものを開拓するかで迷っている。おすすめのヘアケア商品やまつげ美容液あったら教えてください。
次回は顔合わせについて、前撮りについて、決定していれば式場について書こうと思う。
(次回③→結婚準備記③ - あおいろ濃縮還元)