あおいろ濃縮還元

虎視眈々、日々のあれこれ

皮算用

つかの間の休みにマニキュアを塗る。青や黒や緑が好きだけど、最近スティーブ・ジョブズかというぐらい黒のタートルネックしか着ないから、暗い服装になるべく映えるように紫がかったピンクを塗る。休み、といっても接客バイトの休みであって、キッチンバイトと教習所通いは絶えずあり、"爪にとってのオフ" であるというだけで私自体は稼働し続ける。最近は、寝る前に交わす彼氏との電話と、ZINEをつくっているときだけが楽しい。もしたくさん売れて収益が出たとしたら何を買おうかと、売らぬZINEの皮算用をしているときがいちばん楽しいかもしれない。ブルーライトカットメガネが欲しいな、クリアのやつ。

 

こんなに運動神経が悪くて運転なんてできるのだろうかと思っていたけど、そして初ドライビングはあまりにも絶望的だったけれど、3回目ともなるとかなり慣れてきた。貴族のような運転がしたい。でも、気のせいだったら申し訳ないが、私と同い年だという先生からほんのりと下心めいたものを嗅ぎ取ってしまって居心地が悪くなった。あの、ほんの少しだけ下心を抱かれているときの、本人すら気づかないぐらいの妙な優しさ、みたいなものが苦手だ。甘ったるすぎる炭酸飲料を飲んでいるときのような気分になる。甘ったるい炭酸飲料といえば、時たま自販機で見かけるファンタのルロ味というのが気になっている。絶対舌に残るタイプの甘ったるさだろうなあ、と勝手に思ってる。