あおいろ濃縮還元

虎視眈々、日々のあれこれ

ライジングサン'16 ⑤

すっかり動き疲れ、やむなくエレカシは見送る。前にフェスで観たとき感動したし、サニーさんキーボードだし、すっごい観たかったんだけどな。往復40分かけて歩いていく元気はない。

 

(そういえば、このレポはメモと記憶を頼りに書いてます。空き時間、スマホのメモ帳に打ち込んでました。さすがにライブ中はできないので、感想などはライブ直後に思い出せる限りばーーっと打ったりしてます)

 

キュウソのサイン会には、母を行かせてあげることにした。私は去年行けたから、キュウソ観たさに通し券にした母が行くべきだ。何も話すことないよ~ってオロオロしてた割に、ちゃっかりマネージャーのはいからさんに握手求めに行ってた。応じてもらえてた。なにそのコミュ力。私には遺伝しなかった。

サイン会が行われてるタワレコブースの陰でそっと見守ってたんだけど、笑うとひし形 (◇←この形!!)になるオカザワさんの口キュートだな。お母さん幸せそうだったし、私はサイン入りCDゲットしたし、も~~~最高でした!

 

 

布袋寅泰

かなり冷えこんできたので薄手のパーカーを羽織り、いざ布袋寅泰

疲労ピークなのと、藤原さくらを見終えたお母さんと合流しなきゃいけないのもあって3曲しか聴けなかったんだけど、それはそれはものすごかった。

 

2016 8/13 セットリスト

BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY
TRICK ATTACK -Theme of Lupin The Third-
BE MY BABY
スリル
Poison
NO. NEW YORK
DREAMIN’
バンビーナ


アンコール

RUSSIAN ROULETTE

 

登場からしてレジェンドの風格。全身ばしっと黒でキメ、手には眩いゴールドのギター。最初の2曲はインスト曲で、もう音色ひとつひとつヒリヒリするような、演奏の善し悪しがよくわからない私ですらとにかく撃ち抜かれた。キルビルのテーマ、かっこよすぎん?ギターの音色だけでずきゅうううんってきた。

 

「Hello,RISING SUN」からMCが始まり、ライジングサンに戻ってこれて良かったというようなことを話す布袋さん。この頃23時半を過ぎていて、道民の私でもさすがに寒かった。年齢層は高めで、ビール片手に礼儀正しくロックを楽しむ人が多いように見えた。大学生程度の人もちらほら。

 

『BE MY BABY』で起こった合唱にしれっと加わったりした後、泣く泣くステージを後にした。歌声と歓声が遠ざかっていく。ちょっぴり名残惜しくてせつない。でもここで体力を使い切るわけにはいかないのだ。明日は楽しみにしていたユニゾンとマイヘアを観るのだから。

 

というわけで、ライジング1日目は終了。

次回⑥からは2日目の様子をお送りします。

あおでした。

ライジングサン'16 ④

キュウソネコカミ

リハ

良いDJ

GALAXY

KMTR645 (feat. ネコカミノカマタリ)

 

ライジングサン」にちなみ、太陽の格好で現れたセイヤさん。全身白で固め、サングラスをかけ、頭にはダンボール製?の太陽をかぶっていた。

 

DJ!ビート!心臓のビート!1曲目からテンションぶち上がっていく。端っことはいえ前のほうを陣取れて、ビジョンで細かい表情を見るか、肉眼で全員を見るか、みたいな贅沢すぎる状況。

 

「前にライジングでスベった曲をやります!!」とむしろ気持ちいい前フリから始まった『GALAXY』。ドラゴンボールの主題歌だからか、キュウソ特有の毒っ気はないけれどかっこいいナンバー。

『KMTR645』は本邦初披露。KMTR=カマタリ。

 

キュウソも、手を突き上げて応えるお客さんも、リハとは思えない全力っぷり。初っ端からこんなかっ飛ばしてもつのかと汗を拭いていると、リハを終えたメンバーが袖に引っ込んでいく。太陽の格好したまま本番に突入したらどうしよう、と密かに心配していたのでホッとした。

 

2016 8/13 セットリスト

MEGA SHAKE IT !

ファントムバイブレーション

記憶にございません

DQNなりたい、40代で死にたい

KMDT25

サギグラファー

お願いシェンロン

ブルース

新曲 

ハッピーポンコツ

ビビった

 

サカナクションの『アイデンティティ』が流れ、メンバー再登場。セイヤさんはちゃんと普通の衣装に着替え済み。

ちなみにキュウソの立つSUN STAGEは、ライジングサンのメインステージだ。この日はキュウソの前に、ワンオクやベビメタがここで演っていた。

 

ワンオクの集客力にビビったセイヤさんが、「でも俺らには全編日本語詞だという強みがある!ないものはない!あるものはある!!」と言っていた。自分にないものを嘆かず、あるものを誇れるところが好き。

 

それと、「4大フェスに出演させてもらった中でも、メインステージに出させてもらったのはライジングサンが初めてです!最初っていうのはやっぱり特別です」とも。最初のメインステージをしっかり焼きつけてほしい、私もしっかり見届けたいと思った。

 

 

「個人的に最近すげぇ調子悪くて」とセイヤさん。調子というのは体調ではなく、メンタル的なもののようだった。そんなMCから『お願いシェンロン』に入る。

 

全員で両手を空にかざしてセイヤさんに力を送ったり、かめはめ波を打ったり、一体感の問われるパフォーマンスが続く。極めつけは、観客の上に渡した筋斗雲(と書かれた板)に乗ってセイヤさんが練り歩くというもの。2つの筋斗雲を使い、観客の上に立つセイヤさん。

 

「最近すげぇ調子悪くて!自分の曲聴いて泣いたりもして!でも、こうして支えてもらって立ってる!!!!俺は売れたい!!!!」

 

じんときた。4大フェスのひとつ、そのメインステージに立ってもなお、浮かれることなく「売れたい」と言う。メインステージの客席の真ん中を歩く人なんて、セイヤさん以外に知らない。

それでも高みを目指したいというその向上心と欲深さこそが、成功をつかむ鍵なんだと思う。鍵穴は見つかりにくいかもしれない、だけど鍵はきっともう握ってるよ。

 

確か、ここで『ブルース』を歌い始めたんだったかな。

 

   私は歩く 人の上を

   穏やかな顔つきで

   私は歩く お前の上を

   思いやりとマナーを考えながら

 

合唱が始まった。私はこの曲を知らなかったけど、その場で覚えて声を張り上げた。両手で文字通りセイヤさんを支えるお客さん、『ブルース』をめいっぱい歌うお客さん……その上に立つセイヤさん。目頭が熱かった。キュウソのステージで泣きそうになるなんて、不覚だ。嬉しい誤算だ。どうやらセイヤさんも少し泣いていたらしい。

 

 

このあとにやった新曲も、すごく胸に迫った。タイトルも歌詞も忘れたけど、「俺は今までただ生きてるだけだった」「主人公気取りしていただけの脇役だった」みたいな感じ。

頑張っているつもりなだけで受動的に生きてるよな、このままじゃ脇役だよな、主役に返り咲きてえなあ、頑張ろ、と固く誓う。

 

『ハッピーポンコツ』は是非とも母に聞かせてあげたかった曲。お母さんのことを歌ったみたいな歌だなと思って聴かせたら、まんまとハマらせることに成功して。2日目だけ一緒に行く予定だったのが、キュウソも観たいとのことで通し券にさせた。聞かせてあげられてよかった。歌ってくれてありがとう。

 

ラストは『ビビった』。力いっぱい手を突き上げ、飛び跳ね、熱量を爆発させる。「売れたいマジで」という歌詞でさっきのMCを思い出し、また目頭が熱を帯びる。

 

 

日本4大フェスと呼ばれるフェスのひとつ、その最も大きなステージ。そこに立てること。支えてくれるお客さんがいる喜びを噛み締めながらも、ここがゴールでないことを彼らは知っている。通過点に過ぎないことを。満足してはいけないと知っている。私も頑張ろうと思った。強く強く思った。

 

キュウソで泣きそうになるなんて、こんなに背中を押してもらえるなんて、とんだ嬉しい誤算だよ!ありがとう!

 

 

長文に付き合ってくれてありがとうございました。

次は⑤、1日目の幕引き編です。

あおでした。

ライジングサン'16 ③

暑さでこのへんの記憶やられてるので、ミセスとベボベはさらっと書きます。

 

ジンジャーエールを買ったりしつつ、目指すはEARTH TENT。インディゴの会場からは10分以上。夏フェスと炭酸って相性いい。インディゴの余韻、つめたい炭酸、照りつける陽射し。サイコウ。

 

【Mrs.GREEN APPLE

会場に差しかかったとき、『Speaking』が聞こえてきた。ミセスに関してもにわかなんだけど、この曲は大好き。有線で流れたのが忘れられなくて、必死で歌詞を思い出して検索したことがある。

 

EARTH TENTは超満員。テントの外に観客があふれ出し、思い思いにリズムに乗っている。全力で踊る人、ビール片手にちいさく肩を揺らす人。会場にぎゅう詰めでモッシュもいいけど、こういう見方もアリだな。少し離れた芝生に座りこむ。

 

2016 8/13 セットリスト

愛情と矛先

VIP

アンゼンパイ

Speaking

StaRt

うブ

HeLLo

サママ・フェスティバル!

 

フレッシュだなあ!グリーンアップルと銘打ってる通りに爽やかで瑞々しい。夏にうってつけな楽しいステージだった。

 

次のベボベまでは1時間ほど。陽射しも落ち着いて風が心地よくなってきたので、そのまま芝生で待機することにした。暑い夏フェスは数あれど、涼しい夏フェスなんてのは北国の特権でしょう。

 

 

 

Base Ball Bear

2016 8/13 セットリスト

BREEEEZE GIRL

瞹してる

透明少女 (カバー)

GIRL FRIEND

short hair

changes

PERFECT BLUE

LOVE MATHEMATICS

祭りのあと

 

ギターサポートは元ナンバーガール田渕ひさ子。かつて湯浅さんが持ちこんだ初回のライジングサンの映像。そのナンバーガールのステージに衝撃を受けて結成されたのが、Base Ball Bearであるという。

 

湯浅さんが抜けた穴を、結成のきっかけになったナンバーガールが埋める。『透明少女』のカバーでは大きな歓声があがった。ライジングサンが繋いだバトンに、あまり事情のわからない私ですら何だかじんときた。

 

音源ばかりでライブ映像などは観たことなかったのだけど、こんなに歌声かっこよかったっけ?!かっこいい!かっこいい!!

 

途中から母と芝生で合流し、なぜか母の持ってきたみたらし団子を食べながら『祭りのあと』を聴いた。余談だけどこの曲のとき、ちょっとアジカンのゴッチみたいな声じゃない?音源聴いてて「ゴッチじゃん」て思った。それが言いたかった。アジカンベボベも好きですよ。

 

 

適当なレポで申しわけない。さて、④はキュウソネコカミです。わりと長くなると思います。

あおでした。

 

ライジングサン'16 ②

indigo la End

ゲス乙女の川谷絵音さんが掛け持ちしているバンド。数曲しか知らない超にわかだけど、ゲスよりもインディゴのほうが好きなテイストです。

 

30分前に陣取りに行くと人ガラッガラで、あっさり3列目をゲット。え、ほんとにいいの?バンドセット激近だけど、私にわかだけど、いいの?と変に恐縮する。でもいいんだよな、にわかだからこそ好きになる余地が無限大なんだから。

 

15:00~ RED STAR FIELDにて、indigo la End。画面の向こうでだけ知っていた姿が、目の前に現れる。目の前ってのは言葉のアヤだけど、3列目だからかなり近め。

 

ライブで初めてアーティスト本人を目の当たりにするとき、いつも不可思議な気分になる。

 

イヤホンや画面越しに知っていたあの人が、目の前で息をしている、同じ空気を吸っている、同じ時間を過ごしている。音楽を通して出会っていなければ、同じ時間を過ごすことなどなかった。交わることのないはずの点と点が、音楽を通してひとつの凛とした線になる。そのことにいつも震える。このときも、同じ思いに駆られた。

 

2016 8/12 セットリスト

名もなきハッピーエンド

悲しくなる前に

藍色好きさ

忘れて花束

ココロネ

インディゴラブストーリー

夏夜のマジック

渚にて

 

 

外面に出てきにくいだけで、芯の熱い人だな、と思った。絵音さん。

涼しい顔をしておいてうっかり近づくと火傷する、ロウソクに揺らめく青い火のような人だと思った。別に騒動どうこうのことじゃなく、純粋に音楽に関して。いやほんとに他意はない。

 

歌っていうか完全に絵音さんレポになってしまうのだけど (ごめんなさい、夢中で飛び跳ねたついでに曲中の記憶もすっ飛んでしまった) 、色気がすごかった。情熱的なギターに思わず息をのんだ。

 

ハンドマイクで歌うのだけでもズルいのに、持て余した左手をマイクスタンドに掛けちゃうのたまらない。こう、気だるく肩を組むように。あれは全バンドマンにやってほしい。字面じゃ伝わりにくいか。

 

最初は涼しい顔をしていたのが、少しずつエンジンがかかっていって 『渚にて幻』の最後なんて、ギターを左手に持ってふらふら振りかざしてた。そのまま投げ出してしまうんじゃないか、というかこのまま倒れてしまうんじゃないか?と思った。そうしたらギターと共に倒れ込むように、押し倒すように、なだれこんでいった。そのあと床に座りこんだままギターを弾き、エモーショナルに幕引き。

 

 

知らない曲が多くても楽しめる、むしろ知らない曲のほうがわくわくする、ということに改めて気づいたライブだった。

 

メロディーも歌詞も、シングルなのかカップリングなのかも知らないまっさらの状態で聴く。「ドンピシャで好き」、「好みじゃないけどアリ」、「何回か聴いたらハマりそう」。手を振り上げながら、音に浸りながら、ゆっくり「好き」を見つけていく時間もまた楽しい。

 

少し興味のあるアーティストをふらっと観られること、新たな「好き」に気付けることもフェスの醍醐味だと思います。

 

③に続きます。まだまだ続きます。

あおでした。

ライジングサン'16 ①

2016年8月12日、RISING SUN ROCK FESTIVALの幕開け。ライジングサンは、ご存知の通り、日本4大フェスのひとつに数えられる大型オールナイトフェス。

 

到着したのはきっかり開場時間の10時。そこから1時間、暑さと砂埃のなか並ぶ。振り返ってみてもどの時間より、入場待ちのこの1時間が地獄だった。フェスで熱中症やらかした前科があるので、こまめにポカリを飲む。入場するまでにペットボトルが空になった。

 

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くううう!!テンションあがるううう!!!

 

11時には入場完了。キュウソのサイン会整理券を求めてタワレコブースへ。意外とすんなり並べて、難なく「サギグラファー」と整理券をゲットした。グッズコーナーでラババンとタオルも手に入れ、12時頃には暇になってしまった。1発目のインディゴは15時からだというのに。

 

こうなったらフェス飯だ、フェス飯!と思い立ち、出店をゆっくり歩いてまわる。

まずは30分並んでいちごけずりをゲット。

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甘いいちごジャムの上に、凍らせた削りいちご、仕上げにふわっふわの練乳。甘酸っぱさのバランスもこの上なく絶妙。暑さで早くもくたくたになった体に沁みわたる美味しさ。仕事終わりのビールってこんな感じかな~。

 

すっかり満たされたので、RED STAR FIELDに向かう。メインステージであるSUN STAGEからは20分ほど歩きます。会場は東京ドーム17コぶんの広さがあるらしい。

 

歩いていると、どこからともなくシャボン玉が漂ってきたりして、風に乗ってどこかのステージからドラムやらの音が聴こえてきたりして、ああ、なんてピースフルな空間なんだろう!この世に2日間だけ現れる楽園、というライジングサンのキャッチコピー(なのかな?)が思い出される。なんて的確な言葉。楽園以外の何物でもない。

 

到着してもまだ時間に余裕あり。ドロス洋平さんやキュウソヨコタさんも絶賛していた、パイネなるものを食べてみることにした。ふかふかなお好み焼きの生地に、ポテトサラダとかりかりのチーズが載ったハッピーな食べ物。もうめっっちゃくちゃに美味しかった!!写真は撮り忘れた。ごはんしか食べてないけどフェス最高。至福。

 

さて、②に続きます。次回はindigo la End

ゆっくり更新しますので気長にお待ちください。あおでした。

ライジングサン'16 準備編

タイトルからお察しの通り、8月12~13日にかけて行われる「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO」 参戦記を書こうと思います。今回は準備編。

 

去年のライジング、私は2日目にぼっち参戦キメました。体力ほぼゼロの高3女子でも楽しめるフェス。準備さえしちゃえばこっちのもんです。

 

覚え書きも兼ねてフェスの持ち物や服装についてつらつら書いていきます。あくまで私流なので、合わなくても責任は負いません。試行錯誤して自分なりのスタイルを見つけてください。それもまたフェスの醍醐味です。

 

まずは、持ち物

リュック→持ち運べないものの保管&レジャーシートの重し。盗まれて困るものは絶対に入れないこと。

エストポーチ→お金やケータイなどの貴重品は肌身離さず持ち歩く。充電器やティッシュや飲み物などもここへ。

レジャーシート→明るい色の派手なやつ。暗くなってから自分のレジャーシートを探し当てるのは困難。

コインケース→財布はかさばります。折ったお札と小銭が入ればなんでもオッケー。私は100均のペラペラのケースを愛用。

充電器→必須。

ポケットティッシュ・ウエットティッシュ→砂埃や食事でとにかく汚れるので。鼻の中や爪の間も黒くなります。

ビニール袋→ゴミ袋。会場にもゴミ箱はありますが一応。

カッパ→雨具は必須。傘はダメ。

タオル→去年、雨に濡れたレジャーシートを拭くのに使いました。あるといろいろ便利。

虫除けグッズ→私は100均で虫除けブレスレットなるものを買いましたが、あくまで気休め。テント泊する方はちゃんとした虫除けスプレーを。

日焼け止め→汗で流れるのでこまめに。

制汗剤→重宝。

扇子→特にあってもなくてもいい。

飲み物→水分はこまめに。冷却機能のあるペットボトルホルダーもあるとなお良し。

 

 

続いて服装

帽子→日除け。屋内 (アーステントなど) では他のお客さんに迷惑なので脱ぎましょう。

タオル→マフラータオルをラババンやリストバンドで留めるスタイルをよく見ます。私はキュウソのネズミくんヘアゴムで留める派。

Tシャツ→ゆとりがあって風通しよくて吸水性があるもの。替えもいくつか。

ズボン→フェスは痴漢が多いので、スカートなんか履いてまさぐられても文句言えません。ズボンが無難。昼は暑く夜は寒いので、間をとって七分丈くらいがベスト。

→履きなれたぺたんこスニーカー。

靴下→替えはたくさん。

→ロングヘアは低い位置でくくる。一つ結びだと、暴れたときムチのように他のお客さんを直撃するので、できれば二つ結び。

防寒具→夜は海風がきつい。私 (道産子) は深夜でもTシャツに薄手のパーカーで暑いくらいでしたが、フリースと毛布で震えてる人もちらほら。夏とはいえ北海道ですから。

 

 

レジャーシートでのんびり過ごしたい方は、水分補給や日焼け対策。モッシュにガンガン突っ込みたいライブキッズは、替えの服を用意して戦闘態勢を固める。気をつけなきゃいけないのは熱中症と、夜の冷えこみ。

 

あとはライブ中にステージの写真や動画を撮らないとか、ゴミをトイレに放置していかないとか、基本的なマナーを守っていればオールオッケーです。

 

 

さて。ついにあさってですね~~。ライジングのために用意したワイドリラコを眺めてはじたばたしてます。タイムテーブルはおおかた組み終わったけども、まだ誰のマフラータオルを巻いていくか決められない。なんたる贅沢な悩み。

 

去年参戦するにあたって、フェスの持ち物やらいろいろ調べたらブログ記事がいちばん参考になったので、私も来年は準備段階から書き残しておこう!と思っていて。ちょっとでも読みやすいものにできたらいいなと思います。

 

本番レポもおたのしみに。あおでした。

魔法

岡まことさんのフリーライブに行ってきました。 

赤レンガ (横浜のではなく札幌の) をバックにした野外ステージ。岡まことさんのライブを観るのは初めてだったのだけど、ものの見事に、すとんと魔法にかかった。

 

5曲、弾き語り。

初夏の空気を時に切り裂くような、時に震わすような、憂いを帯びた声。アコギの音や歌詞のひとつひとつが染み入るみたいだった。ライブ直後にバイトさえなければ、泣いていたと思う。

 

心をぎゅんっっと掴んでいくような声なのに、切なくて美しいメロディーラインなのに、そこに載る歌詞が描くのは、おそろしくリアルな痛みだ。

なかったことにしたい痛み。見なかったことにしたい傷。そういうものを一切ごまかさず、えぐり描く世界観が好き。小説でいえば朝井リョウさんの本なんかもそうだと思う。心のいちばん奥にしまいこんで鍵をかけたブラックボックスを、そっと開けられるような。

 

ともかく、「魔法」という曲を聴いているときに思い知った。これは、もう、魔法にかかってしまったなぁ。

 

心地よい暑さを、吹きぬける強い風を、そのすべてを包むような歌を、魔法にかかった瞬間を、忘れたくないなぁと思う。

ということでブログに残しておきます。素敵な30分間でした。廃盤になったと思ってたCDも買えたし……!ほんとに行ってよかった。ありがとうございました。

 

CDにサインまでもらって非常に浮かれてます。通学中聴きまくるぞ~~。うれしいうれしい。

そういえば、サイン会とかに行くと声小さくなるのなんなんだ。普通テンション上がったら声高くならない??ピーク通り越して逆に落ち着いちゃうんだろうか。謎。

 

余韻すごい。抜け出せるかしら。

あおでした。

 

 

2016 7/3 セットリスト

シナスタジア

聖者の投身

朝露の花

魔法

僕らはまだそこにいた