お題に沿ってブログを書く、というyucoさんの素敵な企画にちゃっかり乗っかってみたいと思います。繋ぎます、ことばのバトン。
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今回のテーマは「はじまり」。
ツアーも今日からはじまるということで、私と愛してやまないコブクロとのはじまりについて語らせてくださいね。
コブクロのはじまりが『桜』という曲であるように、
私がコブクロに出会ったはじまりの曲もまた『桜』だった。
小学1年生の頃、だったと思う。音楽に興味がないどころか、物心がついていたかも怪しい。いつも9時には眠りについていて、金曜ロードショーやドラマを観ることは、当時の私にとって「夜更かし」に分類されていた。
その頃、夜更かししてまでも私が観たかったもの。「N'sあおい」……の主題歌、『桜』を聴くためだけにわかりもしない医療ドラマをせっせと観た。
『桜』が、新たな扉を開けてくれた。すべてのはじまりだった。
お父さんの好きな玉置浩二や徳永英明の良さはまだわからなかったけど、コブクロだけは大好きだった。歌詞を丸暗記してカーステレオにあわせて歌った。『ここにしか咲かない花』も好きになった。親が「NAMELESS WORLD」を買ってくると、もう全曲夢中になって聴いた。
いちばん好きなアルバムは「5296」だけど、原点を挙げるとすれば「NAMELESS WORLD」だ。いちばん大切な曲は『どんな空でも』だけど、原点はやっぱり『桜』だ。
歌詞がわからなくても、音楽に疎くても、心に響くなにかが『桜』にはあった。あのとき親がCDを買っていなかったら、綺麗な歌声だなぁと思うことがなかったら、コブクロを好きになることも、音楽を好きになることすらなかったかもしれない。音楽に救われることもないまま、ライブの楽しさも知らないまま過ごしていたかもしれない。
大袈裟かもしれない、綺麗事かもしれないけど、私はほんとにコブクロの歌で人生が変わったと思ってる。誰も味方になってくれないような時でも音楽は寄り添っていてくれること、背中を押してくれること、ライブがこんなにも楽しいエンターテインメントだということ、全部コブクロから学んだ。コブクロを聴いていなれば友達いなかったろうし、今の大学にも合格できなかったろう。
それも全部、あのとき『桜』に出会ったから、はじまった。
夢を拾った 桜の下で
君に出会わなければ 今ここにいない
『STAGE』の歌詞に出てくる「君」とはおそらく、小渕さんにとっての黒田さん。黒田さんにとっての小渕さん。私たちファンにとってのコブクロ。
そうだよ、あのはじまりがなければ、10年の時を経て今日のライブに参加することもなかったんだよ!
「はじまり」に感謝しつつ、行ってきます。TIMELESS WORLDツアー初日。今日もまた、はじまりの日だ。
あおでした。