最推しのライブを諦め、別の推しのチケットにあっけなく落選し、いじけて買ったスカルプブラシとパクチー栽培キットが届いた。
スカルプブラシは今流行っているukaのものと迷った末にETVOSにした。ukaはバリカタやソフトめなものなど硬さや色が選べ、ETVOSはニュートラルな硬さのが1種類のみで少し安い。レビューを漁って検討しまくったものの最終的には見た目で選んだ。アイボリーで手に収まりのいいしずく型。シャンプーをする際、頭皮にトゲトゲ部分を押し当ててくるくるマッサージするのがたぶんメジャーな使い方で、美容師さんにシャンプーしてもらう時のような心地よい圧があって気持ちいい。あとこれは完全に気持ちの問題だけど、スカルプブラシを使うに伴って、いつも適当にしていたお風呂上がりのヘアケアやスキンケアにも気合いが入るようになった。タオルドライと洗い流さないトリートメント、ワセリンやボディークリームを塗る手つきがわかりやすく丁寧になってしまっていて自分でも面白い。
パクチーの栽培は今さっき始めたばかりで、実はまだ土に種を埋めてすらいない。パクチーの種は少し大きいのだけど、これは中に種子がふたつ入っているからで、発芽率を上げるためには表面の殻を割って種を取り出さないといけない。しかもそんなことは栽培キットの説明書には1文字も書いていない。罠か？いざ埋める前に水やりの頻度などを調べようとググったら種を割って1日水に浸けよと出てきた。親指と人差し指で種をプチッと潰し、表面の殻を取り除いたものを小皿にあけて水に浸ける。パクチーの種からは青々とした爽やかな香りがする。明日になればようやく土にまける。
冬場はお風呂上がりや寝る前に塗るクリームなどが多すぎて、注文の多い料理店みたいだな……と日に2回は思う。
