あおいろ濃縮還元

虎視眈々、日々のあれこれ

青々

遠距離大変だね私だったら寂しすぎて耐えられない~みたいなことを死ぬほど言われるけど、もちろん楽しいことも山ほどある。ビデオ通話をつないで同じ本を読んだり、手紙に紅茶のティーパックを忍ばせて送ったり、絵本が送られてきたり、通話しながら金曜ロードショーを一緒に観たり、それぞれ手元にあるお茶を淹れてゆっくり飲みながら話したり、そもそも「楽しいこともある」というか、楽しいことばっかりである。私たちは工夫を凝らして楽しむ天才なので、毎日が新鮮で思ってた以上に寂しくない。むしろ近距離恋愛よりもマンネリ化しなくていいのではという気すらする(あるいはそう信じたい)。本当はこうだったらいいのにと思わないこともないけど、現状お互い楽しめているから、うるせえ外野は無視することにする。遠距離の唯一のデメリットは「外野が知った顔してやいやいうるせえ」ということかもしれない。私らのラブラブ具合も知らないくせに遠距離というだけで可哀想がってくる人のほうが、よく聞くと幸せじゃない恋愛に首突っ込んでたりして、不幸の比較対象に私を使ってオナるなよと思ってる。隣の芝生が青いも枯れてるも関係ないのだ、私らと君らはまるで関係ない。そう心を強く保つことにする。そろそろ涼しくなってきたので春に貰ったワンピースがまた着れるようになる。