あおいろ濃縮還元

虎視眈々、日々のあれこれ

煙しみる風呂場で

温冷浴を繰り返すように洋書と和書を交互に読んでいる。英語に疲れたら、短編をひとつ読む。異なる国の言語が肌に浸透していくようだ。日本語は解像度の高い優れた言語であり、ゆえに生まれる複雑さを私は愛している。読んでいたのはハリーポッターなのに、読書のあいまに挟んだ昼寝でとんでもない淫夢を見た。筋肉隆々の男と、年端もいかない女の子が風呂場で致しているのを俯瞰で見る夢。筋肉隆々の男も危ういシチュエーションも全然好きじゃない。なんなんだ。夢の割り当て、誰か他の人と間違えてるんじゃないのか。最近よくキーボードを叩いている。文章を綴ることは救済であって快楽でもある。水面下より、ただ水面で揺れる蓮の花を仰ぎ見ている。虎視眈々、こんなんで満足していられる女じゃないので、いつだって下克上を狙ってる。