あおいろ濃縮還元

虎視眈々、日々のあれこれ

うちの家族と祖父母とでビュッフェに行った。このメンツで食事をするのは珍しいことでもないけれど、いつもと違ったのは、一時退院した祖父も出席していたこと。久々に見た祖父は明らかに頬がこけていたけれど、孫の顔を見て安心したのか体調が悪いようには見えず、しっかりお代わりもしていた。詳しいことは敢えて聞いていないけど、祖父がきっとあと1年も持たないことをわかってて、就職はどうだとか免許は取ったのかとかにこにこ尋ねてこられるたびにいちいち胸が詰まった。エビチリやゴマ団子を口に運ぶたびに美味しいと大袈裟にはしゃいでいたの、わざとだって絶対に気づかれていないといい。私の空気を読まないフリにみんな笑ってくれていたからいい。道化でいい。私の被るお面にも気づかないでどうか笑っててほしい。

 

私は、誰に指図されたって知らねえし絶対に自分の好きなように生きる!世間一般の幸せと私の幸せはニアリーイコールじゃない!と思っているし、自分の幸せのためだけにわがままに生きているけれど、でも、バリバリ働きながらも結婚して家庭を持ってみたいな、絵に描いたような幸せを祖父母に見せて安心させてあげたいとも思うんだよ。だからといって私の生き方が揺らぐわけではないが、ちょっとだけ、奔放な孫でごめんねって思う。長女だし安心させてあげたいのになあ。でも譲れないからごめんね。かっこよく生きるから見ててな。面と向かってなんて言えないんだけど。背中で語りたいから見てて。見ててよ。

 

ささえる人の歌

ささえる人の歌

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