あおいろ濃縮還元

虎視眈々、日々のあれこれ

フレームアウト

昨日はちょっと嫌な酔い方をした。疲労が抜け切っていなかったせいか、大して飲んでもいないアルコールが知らぬ間に駆け巡って、立ち上がったときに視界が白く歪んだ。あ、これはまずい、と一面フラッシュを焚かれたような世界を見ながら思った。冷静に対処して無事に済んだけれど、死ぬときってこういうふうにあっけなく世界が歪んで閉じておしまいになってしまうんだろうなと思った。ライブ後に倒れたことも2度ほどある。脳みそはきちんと機能しているのに、全身の力が抜けて、ブラックアウトしていくなかでも頭だけがやけにぐるぐる動くあの感じ。目の前が真っ暗になって、あるいは真っ白になって、いつかこうして死ぬんだろうか。近い未来、身体のどこかにマイクロチップを埋め込むなりして、自分が死んだとき近しい人に通知がいくようなシステムが整えばいい。ストーリーズの、親しい人に限定公開するみたいな感じで。すべてのSNSで繋がっている友人たちのなかから死亡通知を送りたい人を非公開で選んだりして。そうしたらいずれ亡くなったとき、ああこの人は自分に死を通知してくれるほど親しいと思ってくれていたんだと切なくなったり、なられたりするんだろうか。なんの話だ。ちなみに悪酔いした2時間後にはケロッと回復して有吉ハワイ見て爆笑してたので心配は無用です。