あおいろ濃縮還元

虎視眈々、日々のあれこれ

ライジングサン2018 ③

18:00~ RED STAR FIELD にてアジカンを観た。

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION

  1. センスレス
  2. ブルートレイン
  3. サイレン
  4. 無限グライダー
  5. ノーネーム
  6. マーチングバンド
  7. Re: Re:
  8. リライト
  9. 今を生きて
  10. banging the drum (bloodthirsty butchersカバー)

 

サウシーが演っていた def garage からここ RED STAR FIELD までは、歩いて30分弱かかる。雨脚が強まっていたのでレインコートをまとい、会場に到着したころには2曲目に差し掛かっていた。

 

屋根のある EARTH TENT や def garage と違い、この雨だと屋外ステージを避ける人も多いのではないか。なんて思ってたのに、あまりの人の多さに言葉を失った。近くで見られないどころか、正面に回り込むことすら困難なほどの人だかり。なんとかすり抜け、遥か遠くに建さんの姿が見えるところまで来た。

 

大好きな建さんの表情もギタープレイも見えず、黒っぽい服を着ていることしかわからなかったけど、レインコートと帽子で武装しても顔や手はびしょびしょに濡れたけど、ステージはとにかく最高だった。フェスとは思えないセットリスト。2番目に好きな『無限グライダー』が聴けてぶっ倒れるかと思った。(ちなみに1番好きなのはリライト)

 

骨芋ツアーのダイジェスト版みたいな贅沢すぎるラインナップに、イントロが鳴るたび心躍る。『ノーネーム』あたり、フェスどころかワンマンでもそんなにやらないのでは……?「消えない愛を頂戴」 ってフレーズ好き。

 

怒涛の初見殺しセトリで畳み掛けたあとの『Re: Re:』で一気にボルテージが上がる。さらにトドメの『リライト』。

芽生えてた感情切って泣いて」 の部分でコールアンドレスポンスを促される。「芽生えてた感情 切って~泣いて……」 と回を重ねるごとに声を小さくしていくゴッチ。真似る観客。最終的に 「メバエテタカンジョウキッテナイテェ…」 って囁き声で言い出したのにも、お客さんも完璧に囁き声で返したのにも笑った。「最高」 とこれまた囁き声で言う。

 

『今を生きて』をフェスで聴けるとも思ってなかった。「駆け出そう世界へ Say yeah!!!」 という箇所で、シモリョーの合図に合わせて手を突き上げる。楽しい。

夢のようなこの日々よ 消えるまで」 「永遠を このフィーリングをずっと忘れないでいよう」。夢みたいなこの時間がずっと続くように、ずっと覚えていようと思った。

 

冷たい雨に混じって、頬をあたたかい雫が伝う。前髪に溜まっていた雨粒が滴ったのだろうか。それとも知らぬ間に泣いていたのだろうか。わからなかった。どっちでもよかった。

 

ラストは、bloodthirsty butchers の『banging the drum』をカバー。タイムテーブルの関係か、カバーには興味がないのか、客足がどんどん遠のいていく。エンドロールの途中で帰っていく映画館の客を見ているような気持ちになる。原曲は全然知らなかったし、どんな感じだったかあんまり覚えていないけど、しっかり自分たちのものにしていてかっこよかった。

 

演奏が終わると、メンバーの4人とキーボードのシモリョーがステージの前方に出てきて、隣同士で繋いだ手を掲げた。ライブの最後によく見るやつ。

攻めたセットリストといい、最後にきちんと挨拶するところといい、アジカンはこの50分を単なるフェスのいちステージとしてではなく、ライブというひとつの作品として捉えているのだと思った。どっしりとベテランの風格を漂わせながらも、決して手を抜かず丁寧にやりきる。だからこそ、何度観てもアジカンのライブはかっこいい。

 

 

次回 ④は 私のなかで人気急上昇中の若手バンド、パノラマパナマタウンについて。

あおでした。