うしろゆび

後ろ指さされようが夢を追い続ける、みたいなメッセージの曲が最近すごく多くて、それはそれで共感するのだけど、後ろ指さされないほうが辛かったりもしないですか。

 

私は真面目でしっかりしてるイメージ (あくまでもイメージ) に加えて、急に突拍子もないことをやりだす習性がある。そのことをみんなわかっているから、私が急に高い目標を掲げだしても 「あおなら出来るんじゃない」 と応援してくれる。

 

嬉しいしありがたいけど、期待を裏切らないように自分と戦い続けるのは、心ない言葉を浴びせてくる他人と戦うことよりもしんどい時がある。追い風に潰されそうになる。

 

昔からあまり偏差値の高くない学校にいたので、周りと比べて 「頭いいよね」 と言われてはきたけど、出来ないものを期待を裏切りたくなくて必死でやって、必死で出来るようにして、それを 「頭いい」 とか 「天才」 とか先天的なものであるかのように言われることがジレンマだった。

 

それなら始めからアホだと思われていて、悔しくて見返そうと思って頑張るほうがモチベーションも保てた気がした。逆の立場から見れば贅沢な悩みなんだろうけど、こういうのがすごく辛かった。というか、今も。

 

期待されてるというか、心配されていないというか。嬉しいけど、私なら難なくこなせると思われていることがたまにキツい。才能、の一言で努力を片付けられてしまうことが悔しい。

 

たぶんこの先ずーーっと、この自分に対する劣等感というか周りとのギャップというか、よくわかんない感情とバチバチやりあっていかなきゃいけないんだろうし、消えることはないと思う。

 

後ろ指をさされないことがむしろ辛い、みたいな曲がいっこうに増えないのは、こういう私みたいな人たちが、期待を裏切りたくなくて他の人の前では気丈に振るまうからなんだろうな。なんだろうねこれ。長女の性かな。

 

 

物心ついた頃から常に考えていることなので、特になにか起こったわけではありません。通常運転。ふと思い立って書いただけ。

あおでした。