RISING SUN 2017 ②

フレデリック

13:30~ EARTH TENTのトップバッター、フレデリック

 

サウンドチェックは本人たちが出てきていた。ボーカルの健司さんはなかなか出てこなかったんだけど、ステージ裏?袖?で音に合わせて楽しそうにノッてる姿が丸見えだった。なにこの人、こんなノリノリなの見えてないと思ってるのかな……愛おしすぎるだろ……。

 

 

リハ

トウメイニンゲン (1番×2回)

愛の迷惑 (1番×2回)

ソーダ (ワンフレーズのみ)

 

『トウメイニンゲン』『愛の迷惑』をそれぞれ2回ずつ歌ってくれたのにはびっくり。演奏を終えるとドラムの前に集まってなにやら話し合ったり、丁寧に音の確認をしていた。

 

健司さんはおもむろに、そうだ 泣いちゃいそうだ♪ と sumikaの『ソーダ』をワンフレーズだけ口ずさみ、「sumikaよりいいライブします」 と笑ってみせた (この日、同じ時間帯にsumikaのステージと被っていた)。袖に姿を消す。

 

開演待ちの間に、セキュリティの人たちがぞろぞろ入ってきた。「SECURITY」 と書かれたド黄色のTシャツをピッチピチに着た、筋骨隆々な白人ばかりで笑ってしまった。人選が本気すぎる。

 

13:30、WESSの方による前説が終わると、『KITAKU BEATS』のメロディが流れだす。健司さんの声が 「フレデリック、はじめます」 と告げ、衣装に着替えた4人が現れた。

 

  

セットリスト

オンリーワンダー

ナイトステップ

KITAKU BEATS

かなしいうれしい

真っ赤なCAR

まちがいさがしの国

リリリピート

オワラセナイト

オドループ

 

 

 

1曲目から『オンリーワンダー』。先日行ったジョインアライブではいちばん最後に演った曲。パターン化しがちなフェスのセトリを、こうもガラッと変えてくるのか。

 

「今年のフレデリックは、"誰とどこで音を鳴らすのか" を大事にしたいと思います」 と言っていたように、1回1回のライブを本当に大事に考えてくれているんだなと思った。その場所でしか見られない、オンリーワンのフレデリックを魅せてくれるカッコよさ。

 

いきなり最高潮に達したフロアを冷ますように『ナイトステップ』『KITAKU BEATS』とダンスナンバーが続く。

「遊びきってから……帰れよっ」 と不敵に笑ってみせる健司さん。まだトップバッターだけど体力温存しとくとかムリだ、遊び切るしかない。

 

リリースを間近に控えた新曲『かなしいうれしい』。発売前とは思えないほど手拍子が揃っていて、新曲というよりは、ずっと昔からの定番曲みたいに思えた。

 

私の位置 (なんと最前列…!) からは三原兄弟がとても見やすかった。なにか憑依したように鋭く目を光らせる健司さんと、楽しくてたまらないといった感じでリズムを刻む康司さんの姿が対照的で。

 

 

 

「いいMCをするより、いい音楽を鳴らします」、健司さんは言う。少しでもMCを減らして、音楽を届けてくれようとする姿勢がたまらなくカッコいい。

 

「ライジングサンロックフェス!蝦夷には音楽が大好きな人が多いと聞いたのでいつものロックフェスとは違うライブをします!よろしく!」 

そして鳴る『真っ赤なCAR』のイントロ。選曲が小憎い。

 

まちがいさがしの国』も新曲なんだけど、既にフレデリックのものになっているな、という感じがした。もっと聴き込んでツアーでノリたいな~。皮肉めいた歌詞を、皮肉めいたまま終わらせないところがいい。

 

そうそう、「音楽大好きな人は両手をあげてー!!」 と謎に2回ぐらい両手を上げさせられたんだけど、健司さんの横でニッコニコ両手を上げる康司さんが最高に天使だったからオールオッケー。

 

 

最後は『オドループ』。フレデリックの代名詞ともいえるこの曲は、クライマックスにしてピークの盛り上がりを迎えた。

 

「踊ってない蝦夷が気に入らない、って歌ってくれますか?」 と煽られ、「踊ってない蝦夷を知らない 踊ってない蝦夷が気に入らない」 と大合唱が起こる。そんな観客を見て、セキュリティの方がものすごく楽しそうに笑っていた。

 

楽しかった。めちゃくちゃ楽しかった。楽しいだけじゃなく、ゆったり音にも浸れたし、歌詞やMCも存分に噛みしめられたライブだった。着実に、フレデリズムの虜になっている。

 

 

 

 

 

 

 

15:00のサイン会まで時間があると思っていたのに、グッズを買っていたらあっという間に20分前になった。ブルエン観たかったな。小雨の降るなか、急いでタワレコブースへ向かう。

 

私はサイン会が、好きだけど苦手だ。緊張してロクに話せないのも、そのせいで愛想笑いさせてしまうのも心苦しい。近頃推している康司さん (もちろん全員好き) に間近で会えるドキドキと、緊張と、やっぱり不安もあった。

 

順番が目前になり、スタッフさんから 「かなしいうれしい」 うちわを受け取る。長机ひとつ隔てて座っている康司さんが思ったよりも近すぎて、頭が真っ白になった。

 

何も言葉が出てこなくて、せめて目をまっすぐ見て、「ありがとうございますっ」 と満面の笑顔で伝えた。

「ありがとう」 とまっすぐ見返して微笑んだ康司さんは、私が緊張しすぎているのを見透かしてほぐそうとしてくれたのか、もう1度 「来てくれてほんとありがとな!」 と言ってくれた。

 

次に武さん、隆児さんと続く。ここでもやっぱりありがとうございますとしか言えなかったけど、ありがとうって真っ正面からほほえみ返してくれて、もう泣きそうだった。人からあんなあったかい笑顔をまっすぐ向けられることって普通ないでしょ……。

 

最後に健司さん。1度 「ありがとな!」 と見送りかけたとき、キャパオーバーしている私に気づいたのか、もう1度こっちを見て 「な、ありがとな?」 と。

 

居心地の悪い思いを全くしなかった。それどころか、しっかり目を合わせて、愛想笑いとは無縁の暖かすぎる笑みを返してくれた。

気のせいかもしれないけど、ガッチガチなのに気付い (たような表情を一瞬だけ浮かべ) て緊張をほぐそうとしてくれた三原兄弟どんだけ気遣いの鬼……。サイン会=不安、のイメージがあっという間に消えてしまった。ほんっっとあったかい人たちだった。

 

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赤頭さんのサイン (左上) が 「Redhead」 なのめちゃくちゃ好き。

 

次回、③は back numberのレポです。更新ゆっくりめなので首を長くして待っててください。

あおでした。