羊の数え方

楽しかった日ほど落ち込んでしまうのだ。完璧な時間を過ごしたあとは、いまにも押し寄せてくるであろう現実が恐ろしくて眠れない。

 

楽しみなことは山ほどある。ミスチルのライブとか。フェスとか。他にもたくさん、カレンダーを繋ぐように点々と先の楽しみは散っている。

 

ライブをはじめとするたくさんの生き甲斐たちが、私を健康的にすくすくと生かす。多趣味でよかった、矢継ぎ早に次のイベントが来るんだもん。息切れするレベルで。

 

ただ、そこに行き着くまでと、行き着いてしまったあとが怖くて怖くて怖い。いけないと知りつつ、寝る前にブルーライトを浴びるのをやめられない。だから寝られない。

 

シリアスな考え事したり、頭の中で音楽が流れていたりすると眠れない。試行錯誤した結果、なにか適当なお話を作ってると寝られるという変な癖がついてしまった。

 

ほんとにどんな話でもいい。サイコパスの中学生が近所の犬に毒餌を与える話とか、お互い片想いしてることに気づかない幼馴染みの話とか、なんでも。コツは難しく考えずに 「ありがち」 な、二番煎じ通り越してガッチガチに三流なストーリーを練ること。

 

そしたらなぜか途中で寝ている。起きたら忘れている。続きを作ろうとするけど、寝たらまた忘れている。なんなんだろうこれ。

 

こういう人って他にいるのかな。どこかにはいるんだろうけど、身近にはいなさそう。あまりに変だという自覚はあるから友達にも言ったことない。

 

誰にも言わないけど実はこうしたらよく眠れるみたいな、眠り方っていうか、「羊の数え方」 みたいなものが、他のひとにもあるんだろうか。あるんだろうな。

 

音楽聴くとかホットミルク飲むとかじゃなくてもっと変なやつ聞きたいな。誰か教えてくれないだろうか。

 

とりあえず寝ますね。あおでした。