あおいろ濃縮還元

虎視眈々、日々のあれこれ

音楽

幻じゃなかった

赤、水色、また赤、すぐに水色。鮮やかな照明がステージを目まぐるしく駆けめぐった。飛び跳ねる観客の背中と、熱をもって高く上がった拳のむこうで、軽やかにベースをさばくマイケルさんの姿が妖しく明滅している。頭の丸いシルエット、降り注ぐ赤、水色、…

2019年総集編

2019年に読んだ本・観た映画・行ったライブをまとめました。毎年1月1日からブログの下書き欄にちまちま書き始めるこの総括、今年で3年目です。では。 2018年→(2018年総集編 - あおいろ濃縮還元) 2017年→(明けまして、2018 - あおいろ濃縮還元) 【本】→45…

2019年ベスト5トラック

私的・2019年リリースされた楽曲ベスト5を発表します。笑っちゃうぐらい偏りがすごいんだけど、一興ということで。 なんも関係ない写真 5位 イマジネーション/フレデリック 性感帯直撃イントロを聴いてくれ。いままでのフレデリックでは聴いたことがないひ…

ボロボロと涙が止まらないのは

右手にボイガルのフライヤー、左手にカイロを握り締めてライブハウスから駅までの道を歩く。来場特典でもらったポスターカレンダーの先っぽがビニールから飛び出していた。熱いライブの余韻で寒さなんて気にならない、と言いたいところだけど、氷点下の北海…

作品まとめ

レビューや小説など、ブログ以外のところに掲載された作品を一挙にまとめます。 随時更新していくのでお楽しみに。 【目次】 「スーパースターになっても ーback numberの東名阪ドームツアーに寄せて」(2017/12/20) 「ミッドナイトグライダー」(2019/6/10…

長いトンネルを抜けて

ハンブレッダーズを観たいがために行った4バンド合同のイベント。結局彼らのステージしか観なかったのだけど、あの泥臭く煌めく40分にだって2500円のチケット代じゃ安すぎた。 HTB主催の夢チカライブvol.140。140回も続いてきたこのライブイベントは、12月に…

脇役たちに最大級の

UNISON SQUARE GARDENがどうしようもなく好きだな、と最高だったライブの余韻を握りしめながら思う。「来年もどうせツアーやるだろうし」って何気なく言ってくれたひとことがどれだけの灯りになりうるかなんて、あなたたちは知らなくていい。ただステージ上…

5

本日、フレデリックがメジャーデビュー5周年を迎えた。5年。生まれたばかりの子どもが歩くことを覚え、言葉を覚え、物心も淡い恋心をも覚えるようになるぐらいの月日である、5年というのは。 大好きでたまらない彼らのことを、5年なんて言わずこれからも愛し…

歌詞で白飯が食える曲・5選

音楽を聴くとき、私はメロディーや声より、歌詞をなにより重視する。 個人的に 「この曲の歌詞カードを眺めるだけで白飯何杯でもいけちゃう」 という曲を5つ(厳密には6曲)集めました。 「ワンドリンク別」 マカロニえんぴつ 「エイプリル」 mol-74 「西藤公園」 ba…

『プログラムcontinued』のプログラム解析

UNISON SQUARE GARDENが15周年を迎えた。 さほど大々的なお祝いムードでもなかった10周年とは打って変わり、15周年である今年は舞洲での野外ワンマンをはじめとして、B面アルバムやそれに伴った全国ツアー、親交の深いアーティストたちによるトリビュートア…

夢をかなえた話

長年の夢が叶いました。 6月28日発売の ROCKIN' ON JAPAN 8月号、ジャパンレビューという読者投稿欄に、このたび私の書いた『フレデリズム2』のディスクレビューが掲載されます。 今はこれ以上のものは絶対にできないってぐらい本気で書きました。フレデリッ…

バンドとの馴れ初めを聞け

好きなバンドとの馴れ初め、を聞いてください。 いつ、どうやって、何がきっかけで知って 「気になるバンド」 から 「好きなバンド」 に昇格したか。 聞かれることもよくあるし、自分としても把握しておきたいから一挙にまとめます。 今回はあくまでも 「バンド」 …

2018年総集編

2018年に読んだ本・観た映画・行ったライブをまとめました。 (ちなみに去年はこういった感じ→ 明けまして、2018 - あおいろ濃縮還元) 【本】 伊坂幸太郎 「砂漠」 石田衣良 「美丘」 歌野晶午 「世界の終わり、あるいは始まり」 江國香織 「泣かない子供」 F 「真夜…

セーフティバントツアー

6/9、ロックの日にMy Hair is Badを観た。 「〇〇ホームランツアー」 と冠したライブをやってきたマイヘアが次に繰り出したのは 「セーフティバントツアー」。急に守りにきた。 東名阪+札幌を巡るゼップツアー。チケットをさばくのが難しいことで有名なゼップの…

いちばん好きなバンドのはなし

小学生のときコブクロに惚れて音楽のすばらしさを知った私は、中学生で back number を好きになったのをきっかけに邦ロックにのめり込む。 back numberをはじめとし、アジカンを聴き、派生してKANA-BOONにハマり、ゲス乙女もキュウソもドロスもフォーリミも…

OTOツアー横浜記 3/3

コブクロOTOツアー、横アリ2日目。 (横浜観光のはなしはこちら。マジでひとり旅満喫してるだけの話なので、暇な人だけどうぞ。→http://bloomsky.hatenablog.com/entry/2018/06/07/002214) (横アリ1日目のレポはこちら。こっち先に読んだほうがいいと思い…

眠る街、ど真ん中で

大通~すすきのにて行われる 「四番街まつり」。 その野外ステージで、THE BOYS&GIRLS、通称ボイガルのライブを観た。 ボイガルは2度目。「桃白白ナイト」 というマイヘア主催のライブ以来2年ぶり。 歌詞に 「新川通り」 だとか道民に馴染みのある単語がばしばし出…

OTOツアー横浜記 2/3

コブクロOTOツアー、横浜アリーナ1日目。 の様子を綴る前に、ワンクッションとして、願望垂れ流しツイートをざっと載せておく。 (そのあとの文章からはがっつりネタバレかますので、嫌な人はここでブラウザバックお願いします) 完全に私の願望だけども、オ…

UNISON SQUARE GARDENを解剖する。

UNISON SQUARE GARDEN を誰かに勧めるとき、「曲すごくイイよね!でも、歌詞の意味がよくわからない」 とよく言われる。 確かに。ユニゾンの歌詞が大好きな私でも、初見じゃ全然わかんない。 「一聴ではわからないなら それこそが贅沢な暇潰しだって思いはしな…

ぼくらのTOGENKYO

2017年11月19日、札幌ファクトリーホールにてフレデリックを観た。 この夏、フェスで3回もフレデリックを見る機会があった。初めてのワンマン。どきどき。 物販付近にどどーーんとあった。 マーブルラババンごっつかわいい。わかりづらいけどこのTシャツは例…

エイプリル、1日前

3月31日、mol-74のライブを観た。 夜から朝へ、冬から春へ。そんなコンセプトを見事になぞる美しいライブだった。 mol-74、読みはモルカルマイナスナナジュウヨン。愛称モルカル。なぜこんな読み方をするのかについてはボーカル武市さんの固定ツイートを参照…

ギャラクシーホームランツアー

My Hair is Bad の初ホールツアーを観た。 今回のツアーでは電子チケットが導入されていた。入場する際、紙でできた 「思い出チケット」 なるものを貰える。 栞サイズでかわい~ マイヘアがホールツアーをすると聞いたとき、素直には喜べなかった。全席指定の…

スペースシャワー列伝2018 札幌

スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2018。2月28日、札幌 cube garden にて行われた公演はツアー4本目だった。 アイビー、ラウンジ、サウシー、リーガルリリー。期待の若手バンド詰め合わせみたいな最高のメンツ。これでチケット3300円って破格。6000円くらい…

明けまして、2018

あけましておめでとうございます。 もう2018年になってしまったのですが、2017年に読んだ本・観たライブの総括をしたいと思います。 ◎2017年に読んだ本 朝井リョウ 「ままならないから私とあなた」 「風と共にゆとりぬ」 有川浩 「ヒア・カムズ・ザ・サン」 「スト…

心ツアー

さいたまスーパーアリーナにて行われたセミファイナル公演が、私にとってはツアー初日であり千秋楽だった。 地元の札幌公演は、試験と重なって断念した。だから、この1日を心待ちにしていた。 ところが。前日に北海道全域の航空システムがカンスト、当日は…

フレデリバリー

フレデリックによるポストカードお渡し会、その名も 「フレデリバリー」 に行ってきた。 ミニアルバム 「TOGENKYO」 の発売日である10/18は、渋谷に康司さんと武さん、札幌には健司さんと隆児さんが、それぞれ二手に分かれて来る。私は札幌に参加した。 (TOGENKY…

RISING SUN 2017 ⑤

【My Hair is Bad】 誰にとっても100点満点のライブなんてない。 だけど、30分のステージでも2時間のワンマンでも、小さなライブハウスでも大きなフェスのステージでも、いつだって200%の熱量でやりきるのが My Hair is Bad だと思う。 本編に入る前に。この…

RISING SUN 2017 ④

【[Alexandros]】 いったん帰宅し、体力フル充電して、いざ後半戦。 道はぬかるみまくっていて、田んぼ通り越して沼だった。長靴とレインパンツ履いて大正解。 ギタリストの白井眞輝氏を熱烈に推している私は、右側に陣取った。前から2列目。推しのためなら…

RISING SUN 2017 ③

【back number】 の前に、一瞬だけバニラズを観た。「蝦夷ロッカー!歌おうぜ~!」 という牧さんの煽りから始まる『おはようカルチャー』。 EARTH TENTの場外に溢れだした人たちが、楽しそうに体を揺らしていて最高だったけど、心を鬼にしてSUN STAGEへ向かう…

RISING SUN 2017 ②

【フレデリック】 13:30~ EARTH TENTのトップバッター、フレデリック。 サウンドチェックは本人たちが出てきていた。ボーカルの健司さんはなかなか出てこなかったんだけど、ステージ裏?袖?で音に合わせて楽しそうにノッてる姿が丸見えだった。なにこの人…