あおいろ濃縮還元

虎視眈々、日々のあれこれ

最近徘徊をはじめた隣のご婦人は呆ける前よりもどこか元気そうに見える。調子の良くない祖父に袴姿を見せてあげられるかわからないけれど、ウエディングドレス姿に号泣してもらわないと困るんだからまだ頑張っていてほしいと思う。 同い年の友を亡くした友人…

歌詞で白飯が食える曲・5選

音楽を聴くとき、私はメロディーや声より、歌詞をなにより重視する。 個人的に 「この曲の歌詞カードを眺めるだけで白飯何杯でもいけちゃう」 という曲を5つ(厳密には6曲)集めました。 「ワンドリンク別」 マカロニえんぴつ 「エイプリル」 mol-74 「西藤公園」 ba…

いつか清流

お察しのとおり私は自分の紡ぐ言葉が大好きでしょうがないんだけど、それと同時にどうしようもなく納得がいかない。魔法みたいなフレーズを仕込めたって何千の言葉の濁流のまえでは打ち砕かれるだけだ。こんなんじゃ全然足りない、からっぽの盆地をまばゆい…

フレームアウト

昨日はちょっと嫌な酔い方をした。疲労が抜け切っていなかったせいか、大して飲んでもいないアルコールが知らぬ間に駆け巡って、立ち上がったときに視界が白く歪んだ。あ、これはまずい、と一面フラッシュを焚かれたような世界を見ながら思った。冷静に対処…

ライジングサン2019 ⑦

1:30、フレデリック。 本来0時スタートのはずが、タイムテーブル変更によりさらに深夜へ。UVERworldの真裏になってしまったけれど、逆境すら演出に変える、よりディープな夜のフレデリックを観られる期待に胸は高鳴った。 マイヘアを途中離脱し、ROTTENGRAFF…

ライジングサン2019 ⑥

23:20、My Hair is Bad。 2016年のライジングサン初出場以来、4年連続皆勤賞にしてようやくSUN STAGEに立つマイヘア。 私が初めてマイヘアを観て、そして取り返しもつかないほど惚れてしまったのが、まさに4年前のライジングでのアクトだった。 (ライジング…

ライジングサン2019 ⑤

21:00、ELLEGARDEN。 ライジングサンでは21時に花火が上がる。つまり、花火を打ち上げ終えてすぐにエルレのステージが始まるというわけだ。夏の夜、打ち上げ花火、ELLEGARDEN。エモいなんて簡単に言いたくないけど、こんなにもエモい組み合わせってある? ス…

エバーグリーン

日付が変わって今日から9月、私の愛してやまない夏がとうとう終わる。缶チューハイ片手に手持ち花火をした、お祭りやフェスに行った、海やビアガーデンにも行った、美術館や観覧車やバーにも行けた、炎天下のしたでスイカバーを食べて滴らせては笑い転げた、…

夜の手

いろんな、いろんなことがテトリスのように積み重なっては日々を編んでいくけれど、ゲームみたいに綺麗に消えてしまうことはないから私は人生を愛してる。 数日のあいだで、好かれるように立ち振る舞ったり、反対に嫌われるように仕向けて動いたりした。レモ…

ライジングサン2019 ④

19:30、THE KEBABS、北の大地初襲来。 ケバブスとは何ぞやという人のために、メンバー紹介。 Vo&Gt 佐々木亮介(a flood of circle) Gt 新井弘毅(元 serial TV drama) Ba 田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN) Dr 鈴木浩之(元 ART-SCHOOL) 意味わかんない…

ライジングサン2019 ③

17:10、a flood of circle。フラッドを観るのは初めて。きっと知らなくても格好いいだろうと踏んでろくに予習せず行ったので(結論からいうとめちゃくちゃ格好よかった)詳しいレポはできないけど大目に見て。 【a flood of circle】 美しい悪夢 Blood Red S…

ライジングサン2019 ②

15:40、クリープハイプ。真っ昼間から野外でいっちょ1発かますか、とカクテル片手にSUN STAGEへ向かう。酔って眠くなったら困るのでノンアルだけど。 そこはクリープのラババン付けとけよ、という1枚。堂々たる浮気。 【クリープハイプ】 HE IS MINE 鬼 おば…

ライジングサン2019 ①

台風につき、初日が中止となったRISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 。田植えフェスで有名なライジング20周年の歴史のなかでも、開催中止にまでなったのは今回が初めてらしい。確か。 演者、スタッフ、観客。この日を楽しみにしてきたたくさんの人たちのことを思…

ライジングサン2019 準備編

8/17に行われるRISING SUN ROCK FESTIVAL 2019。備忘録を兼ねて、服装や持ち物をまとめておきます。 (ちなみに8/16の公演は台風により中止となってしまいました。20周年を迎えるライジングサン史上初のことらしいです) この持ち物リストは 「北海道」 でやる…

手記

このところ体調を崩しており、来たるライジングサンに向け、昨日は夕方から夜にかけて寝込んでいた。だから16日の開催が中止になったことを目が覚めて少し経つまで知らなかった。まどろむ頭を、中止、の2文字にしたたかに殴られて目眩がするようだった。なん…

終焉感傷癖

お盆休みだからと集まった面々のなかには、中学を卒業して以来顔を合わせていなかった人もいて、そしてきっとこれが会う最後の機会になってしまうんだろうってなんとなくわかって、ただグラスを傾けて笑っていた。地元にいられるのも今年で終わりだろう。案…

マジックペン

私はなかなか頑固でエゴイストで、プライドが死ぬほど高い。とくに文章においては、1ミリたりとも信念を曲げられない。句読点ひとつとっても私なりの哲学があるわけで、こればっかりは譲ってなんかあげられない。 ひとに伝えたいとか、思うこともあるけど、…

チャイナブルー

空をひっくり返したみたいな大雨を傘で受けながら人生について考えてた。徹夜明けの喉は枯れ果てており、今からバイトに行くのだと思うとそらおぞましい。二日酔いが残らないようセーブできるほどには大人だけど、大人だから徹夜がしんどくて仕方ない。 私は…

悪役の正義

私がときどき冷酷になることを誠実さだと、突き放しさえすることを優しさだと見抜いてくれるあなたとだけ話がしたい、踏み台や悪役になるのは慣れっこだけど毎度やっぱり痛いものは痛くて、奈落に突き落とした両手には血が滲んでいて、こんなこと全然したく…

500ml

スイカバーを手に歩けば、駅から海までの寂れた道にだって夏の魔法がかかる。気が済むまで海に足をひたして、砂浜でお喋りしつつ自然乾燥させる。お祭りの出店の安っぽいフランクフルトと、プラスチックカップに入ったモヒートを昼間からキメた。大人になっ…

雨のち

雨の打ちつける音で目が醒めて、遠い舞洲の地に思いを馳せた、朝。靄がかった重たい頭で課題をひたすら打ち込みながら、私は義務的に書く文章というものはあまり好きじゃないなあと鈍る頭で思った。6年前にいちど筆を折ったのも、義務的でいたせいで書くこと…

『プログラムcontinued』のプログラム解析

UNISON SQUARE GARDENが15周年を迎えた。 さほど大々的なお祝いムードでもなかった10周年とは打って変わり、15周年である今年は舞洲での野外ワンマンをはじめとして、B面アルバムやそれに伴った全国ツアー、親交の深いアーティストたちによるトリビュートア…

ほかの人なんてどうでもいいからあなたの心に残りたい という一言だけがブログの下書きに保存されていて、なんでそんなことを書いたのかはよく覚えていないけど、消すのも惜しかったのでなんとなくそのまま続きを書いてみようと思う。 私は自分のために文章…

ファイナルバーゲン

最高な日曜のあとに否応なくやってくる最低な月曜日はウーロン茶で流しこむ。度を越した刹那主義はたまに嫌んなっちゃうけど譲れないから仕方ない。いつぶりかに撮ったプリクラと、何年かぶりのラウワンオールでもう若くもないってことを思い知る。でもそん…

土の中で眠る

何度も言っているように、私が小学一年生のときからずっと愛してやまないアーティストはコブクロである。それだけは天地がひっくり返っても揺るがせないし、譲れない。「原点であり、頂点」。最初に好きになったのも、いつだって背中を押して寄り添ってくれた…

夜行船の押し花

小樽運河クルーズをした。それもナイトクルーズ。陽が落ちて情緒爆増しの小樽運河を、ジャングルクルーズのような船で辿る。北海道に住んでいながら、たまにはこういう観光客丸出しなことをしておくのもいいなと思ったから。それと水辺をこよなく愛してるか…

起承

隣の家の庭でアジサイが青々と咲いていた。横を走り抜けていった子どもは小学生のお手本みたいな半袖短パンで身を固めていた。つっかけたスポーツサンダル、指のあいまをすり抜ける風の温度が心地いい季節になった。夏だから髪を伸ばしていると言うと驚かれ…

ジュブナイル

ビールの泡を覚えてもポカリスエットとアクエリアスの違いはわからないままで、初任給で親にご飯を奢るなんてこともしないままアルバイトは4年目。22歳になっても友人と集えば小学生みたいな下ネタに沸くし、シーシャよりしゃぼん玉、韓国ドラマよりドラえも…

終着点より

忘れられない夜だってひとたび明ければ扁桃腺も腫れて嫌んなっちゃう。あの眩さを思い返しながらうどんを茹でて鼻をすする。どれだけ強い光だって滑稽な日常に織りこまれていくからこそ忘れてなんかやらないと思う。 死ぬことを生き甲斐にしているあの子は自…

フレデリズムツアー ~リリリピート編~

7/7、札幌COLONYにてフレデリックを観た。 フレデリズムツアー2019、SEASON2 リリリピート編は、4年前の初全国ツアーと同じライブハウスを回るというコンセプトのもと全国10ヶ所で敢行された。9ヶ所目になる札幌は、180人収容というとんでもないキャパシティ…