あおいろ濃縮還元

虎視眈々、日々のあれこれ

バンドとの馴れ初めを聞け

 

 

好きなバンドとの馴れ初め、を聞いてください。

 

いつ、どうやって、何がきっかけで知って 「気になるバンド」 から 「好きなバンド」 に昇格したか。 聞かれることもよくあるし、自分としても把握しておきたいから一挙にまとめます。

 

今回はあくまでも 「バンド」 にのみ絞りました。「アーティスト」 にまで広げると何万字あっても足りないから。悪しからず。

 

てか全部のバンドにタグ付けたらめちゃくちゃ大変なことになっててウケるね。では。

 

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION

確か高校の頃。『リライト』から入り、『絵画教室』がドンピシャに刺さって抜けなくなる。

 

 

・[Alexandros]

高校2、3年生のとき。あー、あのスタイリッシュなバンドでしょ?ぐらいに思っていた矢先、テレビのフェス特集で『starrrrrrr』を初めて聴いて大号泣したのが始まり。

曲やルックスの端正さとは裏腹に、泥臭くてアツい姿勢にも心打たれた。あとギターの白井さんがめちゃくちゃタイプだった。

顔ファンなんてクソ食らえだ - あおいろ濃縮還元

 

 

indigo la End

ゲス乙女繋がりで気づいたら聴いてた。はっきりオチたのを自覚したのは『夏夜のマジック』。

 

 

THE ORAL CIGARETTES

確か大学生になってから。スペシャ列伝アジアツアーの配信でライブ映像を観て。入り口は『5150』だったかな。

 

 

KANA-BOON

高校の頃、友達がCDを貸してくれた。『フルドライブ』の印象が強かったから、『東京』に衝撃を受けたのを覚えている。

 

 

キュウソネコカミ

高校時代、YouTubeで観た『ファントムバイブレーション』に釘付けになる。

 

 

クリープハイプ

長いこと声が苦手だったけど『社会の窓』のあの歌詞を読んでグッと好感度上がった。そんな折、バイト先の有線で『鬼』がよく流れるようになり、聴いているうちに癖になった。

 

 

・the quite room

今年入るか入らないかぐらい?偶然流れてきたボーカル菊池さんのツイートが面白くて聴いてみた『Instant Girl』がすごく良かった。

 

 

ゲスの極み乙女

KANA-BOON同様。『キラーボール』に仕留められた。

 

 

go!go!vanillas

2017年、『ラッキースター』を聴くように。実質オチたのはその年の JOIN ALIVE。後になって気づいたんだけど、バイト先の有線でよくかかってて知らないけど好きだった曲が『おはようカルチャー』だった。

JOIN ALIVE 2017 ④ - あおいろ濃縮還元

 

 

・Saucy Dog

2017年、YouTubeで聴いた『いつか』にビビっとくる。翌年観たスペシャ列伝で『煙』に撃ち抜かれて、2週間ぐらいずっとそのシーンが頭から離れなくてマジで恋かと思った。

スペースシャワー列伝2018 札幌 - あおいろ濃縮還元

 

 

・SIX LOUNGE

ロッキンオンジャパンの付録として付いていたCD、「JAPAN'S NEXT 2016-2017」 に収録されていた『僕を撃て』が格好良くて。

 

 

・空きっ腹に酒

フレデリック三原康司さんが『ブラックライトディスコ』にコーラス参加していたとラジオ(THE KINGS PLACE)で話しており、ちょこちょこ聴くように。先日のサブスク解禁をきっかけにどっぷりハマり、今度ライブ観に行きます。オチている真っ最中。

 

 

sumika

なんか洒落たバンドがいるなあってしばらく食わず嫌いしてたけど、『ふっかつのじゅもん』『雨天決行』が格好良くて普通に好きになってしまった。去年のライジングで加速した。とはいえまだかなりにわか。

 

 

・back number

最初に知ったのはドラマ主題歌だった『日曜日』。その頃はコブクロ一筋で、バンドに興味なかったからスルーした。

back number という存在を認知し、私の邦ロック人生を変えたのは『青い春』だった。この曲が頭から離れなくなって、初めてコブクロ以外の歌手に興味をもった。私がロックバンドにのめり込むきっかけになり、青春を彩ってくれたバンド。

私がカラオケで歌った、当時無名だった彼らの曲を好きだと言ってくれた高校時代の親友と、その後アリーナツアーを見に行ったのはまた別の話。

All Our Yesterdays - あおいろ濃縮還元

 

 

パノラマパナマタウン

ヤバTこやまさんが、パノラマパナマタウンのボーカル岩渕さんのことを 「おちんぽこぽこちんタウンのいわぶちんぽくん」 とやたら連呼してるのが気になりすぎて調べたら普通にめちゃくちゃ音楽かっこいいじゃん?!ってなった。『フカンショウ』の破天荒なダサさと、曲や思想のカッコ良さにもやられた。ギャップ勝ち。

 

 

・ハンブレッダーズ

ひとめ惚れ。2018年末、パノパナ目当てで行った夢チカライブでハンブレにオチた。いや、事前に勧めてもらって聴いた『DAY DREAM BEAT』で既に気になってはいたから、ふため惚れかも。

 

 

04 Limited Sazabys

大学生になってから。バイト先の有線でよくかかっていた曲がどうしても気になって検索したら『swim』がヒットした。

 

 

BLUE ENCOUNT

フォーリミと同時期かな。フェス特集で『DAY BY DAY』なんかはよく聴いてて、『MEMENTO』でちゃんと好きになった。にわかだけど。未だにライブが観れていないのでそろそろ行きたい。

 

 

フレデリック

『オドループ』で知ってから何年か、癖の強いバンドがいるな~としか思っていなかった。2、3年前頃からYouTubeでMVを見るようになる。弟がよくリビングで流していた『愛の迷惑』にハマってさらに気になるように。スペシャ列伝アジアツアーの配信でライブ映像を観て、MVとライブのギャップにやられた。

そこから音源を漁り、『かなしいうれしい』リリース前にはすっかりファンに。なだれ込むようにフェスに行き、ポスカお渡し会やワンマンに行き、FCに加入し、ラジオ視聴のためラジコプレミアムに入り今に至る。今いちばん好きなバンド。(いちばん好きなバンドのはなし - あおいろ濃縮還元

 

 

Base Ball Bear

大学1年の頃、友達が好きだと言ってた 「バンドBのベスト」 を聴いて。曲は爽やかなのに気持ち悪い歌詞にまんまとやられた。

 

 

・THE BOYS&GIRLS

2016年、マイヘアの自主企画 「桃白白ナイト」 に出演していたのを観て。札幌のバンドだけあって、歌詞に新川通りとか東西線とか馴染みのありすぎる単語がものすごく多かったのと、ステージがアツくてカッコ良かった。

 

 

My Hair is Bad

Mステで依与吏さんが『真赤』を紹介していて聴いてみた。決定打になったのは『卒業』の歌詞の凄さ。どんどんのめり込み、ライブがヤバいと話題だったので軽い気持ちでライジングサンのステージを観て、衝撃で脳天ぶち抜かれた。

ライジングサン'16 ⑦ - あおいろ濃縮還元

 

 

・マカロニえんぴつ

2018年、ラジオで流れた『レモンパイ』に惹かれ、『洗濯機と君とラヂオ』にグッときた。『ブルーベリー・ナイツ』で電撃が走ったように恋に落ちて、気づいたら新譜買ってた。THE KINGS PLACE(レギュラーラジオ番組)毎週聞いちゃってるし、今度のツアー応募したし、もうトリコだ。

マカロニの穴におちた話 - あおいろ濃縮還元

 

 

・mol-74

ベース高橋さんが正式加入する前。YouTubeで検索した『%』で興味をもって『エイプリル』に射抜かれる。

 

 

ヤバイTシャツ屋さん

「出れんの?!サマソニ」 とかでかなり前から知ってたけどなんとなく食わず嫌いしてた。ちゃんと聴き出したのは大学1、2年の頃。こやまさんのセンスが好きだなと思って『あつまれ!パーティーピーポー』から入り、いつの間にか好きになってた。

 

 

UNISON SQUARE GARDEN

どうやって好きになったのかあまりわからない。『シュガーソングとビターステップ』が入り口だったのと、初めて観たワンマンがDr. Izzyツアーだったことぐらい。いつの間にか彼らの箱庭に囚われていた。よくわかんないけど好き、って最も厄介。今ではフレデリックに次いで追いかけている。つい最近FCに入った。

 

 

夜の本気ダンス

『WHERE?』を知ってからなんとなく好きだったけど、絶対にハマってしまうことが分かってたから怖くて、つい最近まで距離を置いていた(なんだそれ)。鈴鹿さんのツイキャスや 「夜の本気ダンスのラジダン!」 が面白くて人柄も好きになり、恐る恐る音源聴いたらやっぱりむちゃくちゃ好きだった。今度のワンマンのチケット買った。ハマってる真っ最中。

 

 

 

 

 

 

こうしてまとめてみると、「バイト先でかかってた有線」 きっかけ多いな。当時のバイト(コンビニ)死ぬほど暇だったから、有線を聴くのと品出しするふりして新商品のお菓子チェックするのとお喋りが楽しみだった。仕事をしろ。

 

これを書こうと思ったきっかけのひとつに、よく 「バンド詳しいけど、どうやって好きなバンド見つけてるの?」 って聞かれるからってのがある。自分でもどうやってるんだろうと不思議だったのでこれを機に洗い出してみた。

 

「名前をよく聞く話題のバンドをYouTubeで検索する」 「友達/好きなバンドマンのお勧め」 「ラジオ・テレビなどのメディア」 「ライブ(配信含む)」 などが多い傾向。

 

あと意外と多いのが、曲ではなく人物から好きになっていくパターン。ヤバTはこやまさんのツイートでセンスに惚れ込んだからだし、バンドではないので書いていないけど星野源はエッセイから入った。

 

時期で言うと高2~大学2年、つまりフェスブーム全盛期から安定期にかけて新規バンドを開拓していたことがわかった。フェスは好きなバンド増やすきっかけとしてデカいよね。そこからハマるかどうかは別の話だけど。

 

バンドに恋に落ちる瞬間のことを鮮やかに思い出せて、書いててすごく楽しかった。おそらく書き漏れてるバンドもいると思うので随時追加していこうかな。

 

長々とスクロールしてくれてありがとうございます。あおでした。

 

 

魔法を塗る

不格好でエイリアンみたいな足の指がたまらなく嫌いだからいつも真っ赤なペディキュアをしている。そうすると指よりも派手な爪に目がいく。誰に見られなくともいい。湯船で足を伸ばしたときふと目につく冴えた赤色で、私はほんのちょっとだけ私を好きになれる。

 

男みたいに骨ばった華奢な手も、好きだけど嫌い。こういう手をしている男の人は好きだけど、女の手にしては無愛想すぎて嫌い。血色がよく見えるようにピンクのマニキュアを塗る。シルバーのリングもたくさんつける。着飾った指で、ようやく私は私を好きになれる。

 

イヤリングをつけると痛む小さな耳たぶも嫌いで、一時期ピアスを開けたけど、炎症が治らなくて塞いでしまった。あの頃つけてた輪っかピアスも好きだったけど、耳たぶに微かに刻まれたピアスホールの名残りがいまは好き。

 

コンプレックスに色を塗って生きることは悪いことじゃない。そんな小さなことで救われるんだったらいいじゃん、馬鹿げてても。自分ひとりしか救わない安っぽい魔法をかけて、私は私を好きになりたい。嫌いなところも愛せたら人生もっと楽しいよ。たぶん。

あおでした。

 

頭の悪いギターで

好きなバンドが解散したことはこれまでもあった。カラスは真っ白の千秋楽にも、空想委員会のラストライブにも行ったけれど、立ち直れなくなるほど悲しくはなかった。それは 「昔好きで追ってたけどリアルタイムで追ってはいなかったバンド」 だったからだと思う。

 

ハンブレッダーズのギタリスト、吉野エクスプロージョン氏がサポートギタリストに降格する報せを、頭ではわかっても受け止めきれていない。解散でも脱退でもない、こういう形で残ってくれることで、サポートとしてまだ吉野さんを観られるチャンスはある。解散や脱退じゃなくて本当に良かったけど、吉野さんの人生を歩んでほしいと強く思っているけれど、なのに涙が止まらないのはなぜだ。

 

ハンブレッダーズを好きになって間もない。去年の夢チカライブで一目惚れして以来、半年ほどしか経っていないけど、それでも本当に好きだった。だった、じゃない、好きだ。大好き。こないだ観た札幌でのワンマンライブは、大事な試験の1週間前で、行くかどうか泣くほど悩んだ。でもどうしても観たくて、あのとき無理してでも踏み切って良かったと思う。

 

私は楽器の善し悪しがマジで全然わからない。上手いんだろうなとか、なんかカッコイイなぐらいにしか。それでも、全然楽器のことわからない私でも、吉野さんのギターがほんとうに好きだったんだよ。好きなんだよ。ワンマンで、憑依されたようにギターを掻き鳴らす吉野さんを見て、ダサいくらいに熱すぎるプレイを目の当たりにして、すごくカッコいいなって思ったんだよ、ハンブレッダーズのギターが吉野さんでほんとうに良かったなって思ったんだよ。ウニに捧げたギターソロ、意味わかんないしあまりに気持ち良さそうで笑っちゃったけど、心から痺れたしグッときたんだよ。

 

頭ではわかっているのに心がなんだか空っぽで、吉野さんのツイートに寄せられたリプライを眺めていたら涙が止まらなくなって、こないだのワンマンが私が見た最後の4人体制のハンブレッダーズだったのかなって、いろんなことが渦巻いてぐちゃぐちゃで、ああもしかして失恋したらこんな気持ちになるのかなあとか気持ち悪いこと考えたりしてる。

 

どんな形であれ私はハンブレッダーズが好きだし、バンドマンである以前に人間なのだから自分の人生を歩んでほしいと思うし、これからも変わらず応援したい。そう心から思ってる。わかってるけど涙が止められないから、これを書いてる。

 

ブログを書くとき、いつもなら読みやすさとか漢字やひらがなのバランス、行数や句読点の位置まで計算してるんだけど今日ばかりはできない。支離滅裂でも、あとで読み返して苦しくなっても、今のこの気持ちを絶対に残しておきたいと思う。

 

最高のギタリストが掻き鳴らす最高な音源を聴きながら、最高だったワンマンライブのことを思い返しながら、今日だけは枕を濡らさせてほしい。頭の悪いギターを鳴らしてくれよ。

 

(最高だったワンマンライブ→Cagayake! BOYS - あおいろ濃縮還元

 

 

 

 

覚悟はいい?

友達の友達が失踪してまったく消息が掴めないという。生きている可能性は非常に薄いとのことだった。

同い年のひとたちが結婚して家庭を持つことはさして珍しくもなくなってきたけれど、失踪だとかましてや亡くなるなんてことがあるなんて。

 

私の友人にも、ふらっといなくなってしまいそうなひと、いっぱいいる。病弱だったり度を越した不健康さだったり自ら命を絶ってしまいそうだったり変な男に襲われそうだったり、いろいろだけれど、大好きな友人たちには一人たりともそんな事になってほしくない。だけど私だって例外じゃない。私も、あなたも、いついなくなってしまうかなんてわからない。

 

私はかなり生き急いでるから、そんなに長生きはできないんじゃないかと思ってる。好きなひとたちにはめいっぱいその旨を伝えたいし、会いたいひとにはできる限り会いたいし、そしたらまた生き急いでるって言われるんだろうけどそれでいいよ。好きなものを愛し抜けなくてなにが人生だ。

 

何が言いたいんだかわからなくなってきたけど、私の大好きなひとたちみんないなくならないでよ、私かあなたたちのどちらかが死ぬまで愛し抜いてやるから覚悟しとけよ、って思ってるよ。よく食べてよく寝て好きなことして、心も体も健康でいてね。私もがんばる。

 

存分におやすみなさい。あおでした。

 

駆け込み開花

平成最後の日に畳みかけるように隣の家の桜が咲いており、いじらしくて愛おしいと思った。どうしても間に合わせたかったんだね。あまりに暖かいのでスポーツサンダル突っかけて近所のスーパーまで歩いていった。さすがに寒いかと思ったら案外ちょうど良くて拍子抜けする。200円の値引きPOPが付いていたハーゲンダッツを買ったら300円以上して(おそらく期限切れのPOPを外し忘れてそのままにしてた)いやスーパーカップもう1個買えるやんけと思ったけど、連休で忙しい店員さんへのチップだと思うことにしたら心穏やかになった。春の陽気にわかりやすく当てられている。そうそう、ブログで細かく平成の振り返りでもしてみようとは思ったんだけど、なんか特に思い浮かばないからやめた。大好きな音楽と本をひたすら愛し抜いたし、常に今この瞬間がいちばん幸せなのでなにも悔いはないです。おわり。

 

羊のピラミッド

不眠症に悩まされている。夜眠れないだけじゃなく日中起きられないのにも拍車がかかり、恐る恐るネットで検索した "睡眠障害" の症状にぴったり当てはまっていて笑うしかなかった。明かりをつけたまま寝るとか、就寝前にカフェインやアルコールを摂るだとかその他諸々、心当たりしかない。生活習慣を改善してもなおらなかったら病院に泣きつこうと思う。

 

そんなこんなで早寝早起きしようと思ったら4時に起きてしまって、音楽やラジオを聴いても何しても眠れないのでバニラズを流しながら 「疾風ロンド」 を読破して朝を迎えた。本を読んだら眠くなるのじゃないかと思ったんだけど、面白かったからまあいいや。前作の 「白銀ジャック」 よりもグイグイ読ませる疾走感があって最後までハラハラしながら読んだ。これからも眠れなくなったら積ん読(読む時間ないのに父がどんどん読み終えたお下がりくれるから未読20冊ぐらいある助けてほしい)消化しよ。

 

平成最後だとあちこちで聞くけれど生まれたときから平成とともに生きてきた私にはどうも実感が湧かなくて、駆け込むようになんらかの精算をしているひとたちが愛おしいなあと微笑ましく思いながらぼんやりしている。とりあえずそれより令和最初の日に久々のバイトが入っているのが今のところは楽しみ。しかも大好きな同期と後輩とシフト。素敵な幕開けの予感。

 

GW、就活やらで楽しむどころじゃないけど、炭火で焼いた玉ねぎとじゃがいもとジンギスカンが感動的に美味しいからまあいいかなって思ってる。バーベキューを口実にこの時間にもうお酒2本空けたりしている。今日はよく眠れそうだ。幸せ。そういえばラム肉をこよなく愛する友人が 「好きな食べ物ピラミッドの頂点に羊が君臨する」 と熱弁していて笑った。ことをいま思い出した。好きな食べ物ピラミッドってなに?

 

良い休日を。あおでした。

 

Cagayake! BOYS

ハンブレッダーズの初ワンマンツアー 「Cagayake! BOYS」 札幌公演を観た。

 

昨年、夢チカライブで初めてハンブレッダーズを観て一目惚れした。いつかまた北海道で、できればワンマンが観たいと思っていたのがこんなにも早く実現するとは。

 

 

札幌SOUND CRUEは満員御礼。会場BGM、ミスチルの『NOT FOUND』が流れてテンション上がった。

 

この日の公演は15:30という健全な時間に始まった。ベースのでらしさんが出てきた時だけ物凄い歓声が上がって、最後に現れたムツムロさんに 「でらしの歓声なんか凄くなかった?」 と笑われた。

 

 

 

 

【セットリスト】

  1. 口笛を吹くように
  2. スクールマジシャンガール
  3. フェイクファー
  4. 常識の範疇
  5. ユーモアセンス
  6. エンドレスヘイト
  7. 席替え
  8. 付き合ってないけどお互いに
  9. チェリーボーイ・シンドローム
  10. ミッドナイトフリクションベイビー
  11. CRYING BABY
  12. DAY DREAM BEAT
  13. 弱者の為の騒音を

En1. ファイナルボーイフレンド

En2. ファーストラブレター(新曲)

En3. 逃避行

 

 

 

 

北海道初ワンマンは『口笛を吹くように』でゆるやかに幕を開ける。「ぐしゃぐしゃに泣きじゃくった君がイヤホンを取って 少し笑えちゃうような歌が歌えたらいいな」 という詞、ライブで聴くことでよりグッときた。

 

 

『スクールマジシャンガール』が始まるとライブハウスが熱を帯びる。「歌にしちゃうくらい君が好き」 って、バンドマンにとっては最上級の愛情表現だよなと思う。好き、大好き、歌にしちゃうくらい好き、の順でクレッシェンド。

 

 

キジマさんのワンツーカウントから『フェイクファー』。「まだ青くもない春の匂いがした君のフェイクファー」 と歌うムツムロさんを青いライトがやさしく照らす。

この曲、よく聞けば昔好きだった子の名前をグーグル検索するくだりが出てきてパンチ強いけど、「本当馬鹿みたいだけど 嘘みたいだけど 君が好きだったんだ」 とエモーショナルに歌い上げられると涙腺にくる。

 

 

『常識の範疇』、「くだらない日々に乾杯 まともに生きるなんて論外」 の 「乾杯」 「論外」 に合わせて拳を振り上げるひとがたくさんいて、なんか微笑ましかった。私もした。楽しかった。

 

 

前方の端っこでライブを観ることが多いのだけど、この日はドセンター後方にいた。サビで手が上がると辛うじて見えていたムツムロさんの頭すら見えなくなる。

 

でも、力のこもった拳やその手首で跳ねるラバーバンド、幸福に満ちた観客の背中を見ていたらなんだか、これも悪くないどころか絶景だと思った。大阪発のバンドに魅せられてきたひとたちがこんなにもいて、同じ空間で同じ音楽に胸を熱くしていることが奇跡みたいに美しく思えた。

 

 

 

「僕は外見より中身よりユーモアセンスでその人を好きになることがあります」 との言葉で息をのんだ。小春日和を思わせるピンクのライトが射しこむ。『ユーモアセンス』。

ラブソングを聴いて 「いいな~こんなふうに想われてみた~い」 と思うことはほぼないのだけど、この曲だけは別。「ユーモアセンスが印象的で恋をしたんだ」 なんて思われてみたすぎる。

 

 

曲のあいまに 「自由に楽しんでってね」 って言ってくれるの好き。チューニングしながら 「俺らチューニングしてるけどみんな自由にしてて。なんか、隣の人とライン交換でもしてて」 なんて適当なこと言うムツムロさんに 「俺らそういうバンドじゃなくない?」 とすかさずツッコむ吉野さん。

 

 

初ワンマンツアー、当初は東名阪だけ抑えており、売れ行きやメンバーのメンタルを考慮して札幌・福岡の追加を見計らっていたらしい。チケットさばけないことで有名な札幌でもいけると判断してくれて嬉しい。

ただ札幌だけなかなか即完しなかったと。

 

ムツムロ 「札幌キャンペーンでラジオ出させてもらったとき、普段こんなこと言わないけどあと7枚どうしても買ってくださいって。売れたと思ったら払い忘れでまた7枚に戻るんですよ!不動の7枚が長いことあって」

吉野 「マジックセブンですね」

ムツムロ 「は?」

間合いキレッキレで笑った。

 

 

 

『付き合ってないけどお互いに』のせつなく染み入る歌い方、良かった。曲で描かれる 「付き合ってないけどお互いに意識してる女の子」 との関係性が甘酸っぱくてもどかしい。

君と遊んだ帰り道にひとりきりで聴く音楽は 全部無性に切なくてラブソングみたいに聴こえるんだ」 って、相手をラブソングのヒロインに重ねてしまうよりも究極だと思う。好き。

 

 

盛り上がりながらも器用に自分のスペースは保ち、モッシュもなしに長らくきていたけれど、『チェリーボーイシンドローム』が始まった瞬間わっと軽い圧縮が起こった。

童貞だってどうってことないぜ どうしようもないぜ どうだっていいぜ 君のすべてを抱きしめるんだ こんなにこんなに愛してるんだ」 の部分、みんなで歌った。最高だった。この曲で盛り上がれるの、「ネバーエンディング思春期」 を掲げてるだけある。どうしようもなくカッコよかった。

 

 

MCでは 「北海道は何食べても美味しい」 という話に。「みんな北海道から出たことないからわかんないかもしれないけど!ほんとに!北海道から出ない方がいいよ!」 と言われて笑った。

下北沢のお洒落なスープカレーにはピンとこなかったでらしさんは、前に北海道で初めて 「Suage+」 のスープカレーを食べて大感銘を受けたという。

 

ムツムロ 「吉野は何食べた?」

吉野 「昨日は4食食べたんですけど」

ムツムロ 「おかしくない?」

吉野 「それでウニの美味しさに感動して。このあと2分ぐらい長いギターソロがあるんですけど、ウニのために弾きます」

 

 

『ミッドナイトフリクションベイビー』。この曲だけ知らなかったけどいちばんカッコよかった。弾きながらすぐじゃれる吉野&でらしと、その度に気になってチラッと横目で見るムツムロさんが微笑ましい(キジマさんは見えなかったごめん)。

「はい。吉野エクスプロージョン、ギターソロを北海道のウニに捧げます。業務連絡でした」 「打ち合わせは事前に済ませとけ」 というやり取りを経て、ウニに捧ぐギターソロが唸る。吉野さんの、憑依されているようなプレイ、本当に気持ちよさそうで見ているだけでボルテージ上がる。

 

ソロが終わったあともムツムロさんの歌に被せて 「ウニ!!ウニ!!ウニ!!!」 と叫び、曲を締め終えてから 「ライブをなんだと思ってんねん」 と叱られていた。

 

でらし 「ウニ、喜んでた?」

吉野 (満面の笑顔でウンウン頷く)

でらし 「それはよかった。笑」

吉野 「ウニが ありがとう~!って言って消えてった(無邪気な笑顔)」

ムツムロ 「何言ってるかわからなすぎて怖い」

 

 

 

ひとしきり笑ったあと、「君が涙を流さなきゃいけないなんてクソ食らえだよ」 と『CRYING BABY』が始まって涙腺殺された。温度差ずるい。リスナーを励ますタイプの曲には、背中押してくれる感じとか手を引っ張ってくれる感じとか色々あって、この曲は泣いていたら隣に座って気が済むまで一緒にいてくれるような安堵感がある。

想像通りじゃなくたって臆病風が吹いたってもう戻れはしないけど 変わらない日々に魔法がある ノンフィクションで夢を描く 痛みを光を」。高校1年からバンドを続けてきたという話を受けて聴くと、この箇所にグッとこずにはいられなかった。

 

 

 

 

「初めてギターを持った時も、初めてバンドを組んだ時も、わかりやすく運命が変わった感じはしなくて」 と話すムツムロさん。

 

音楽で世界が変わったことなんて数えるほどしかないけれど、どうしようもなくなって何もかも駄目だと思った時に、ヘッドフォンから流れた音楽が救ってくれた。というようなことを時折つっかえながらも真剣に伝えようとする姿に心打たれて、気圧されて、身じろぎもできなかった。

 

感極まってよく覚えていないけど 「ロックミュージックは、ロックンロールは、本当に数えるほどしかないけれど救ってくれた。ヘッドフォンの中の宇宙が皆さんにもありますように」 みたいなことを言ってくれたと思う。『DAY DREAM BEAT』。

 

小さなライブハウスに響きわたる 「ひとり登下校中 ヘッドフォンの中は宇宙 唇だけで歌う」 の合唱を忘れられない。やけに世界がキラキラして見えた、こんな瞬間があるから、好きな音楽を追うのはやめられない。

 

 

震えるような一体感に包まれたまま『弱者の為の騒音を』に突入し、あっという間に本編終了。

 

 

 

 

アンコールを受けてまずキジマさんが登場する。緊張しつつグッズ紹介をする姿を見かねてでらしさんも加わるけれど、微笑ましいぐらいたどたどしかった。

 

ようやく全員が揃い、ムツムロさんが北海道にいる知り合いの話をする。知り合いの甥っ子が失恋した時にずっと聴いていたハンブレッダーズの曲を、セットリストを変更して北海道でやってくれるという。

 

『ファイナルボーイフレンド』のイントロで叫びそうになった。この曲、いつか結婚式で流したいと心に決めているぐらい好き。

「好き」って伝えたら 「どこが?」って言う癖 鬱陶しいけど治さないでね」 みたいな愛に溢れた歌詞がたまんない。

そっと畳みかけるような 「息継ぎもなしに口づけを 前触れもなしに手を繋ごう 「ただいま」の度に恋をしよう 不安ごと君を抱きしめよう」 のところでなぜだかいつも泣きそうになってしまう。聴けてよかった~~!

 

 

新曲『ファーストラブレター』、タイトルからちょっと切ない感じかなとイメージしたけれど、明るいとカッコイイを混ぜたようなわくわくする曲調(急に著しく表現力低下してごめん)だった。でらしさんのコーラスが映える。

 

 

 

よかったら歌ってください、と始まったアンコールラストは『逃避行』。

 

ロックンロールは魔法なんかじゃないけど なんだかちょびっとワクワクするんだ」。

 

ロックンロールは魔法じゃないけれど、世界を大きくは変えられないかもしれないけど。こうして好きなバンドが痺れるようなロックンロールを鳴らしていてくれるから、毎日が色づくし、心から救われる時もあって。

 

日常を色づけてくれたハンブレッダーズの音楽を、同じように魅入られてきたひとたちと共有できること。当たり前じゃない。ライブってすごい。ライブハウスという小さな空間が、4人の音でたちまち宇宙に変わる。そんな瞬間を目の当たりにできてよかった。

 

北海道での初ワンマン、最高だった。また観たい。またスープカレー食べに来てください。

 

 

 

 

 

ライブが終わって外に出るとまだ明るかった。17時半にも達していない。

素晴らしくカッコいいライブを観て、ほとばしるままに感想を話しながら歩いた帰り道は、なんだかちょびっと輝いて見えた。

 

 

 

 

 

 

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バッジガチャ3回まわしてムツムロさん以外揃った。ちなみに私の推しはムツムロさんでした。ありがとうございました。

 

あおでした。