あおいろ濃縮還元

虎視眈々、日々のあれこれ

納豆巻きとミルクティー

いい感じに飲んだ日の帰り道はなぜか必ず自販機であったかいミルクティーを買ってしまうし、朝までベロベロに飲み明かしたときは絶対コンビニの納豆巻きを買って帰る。なんなんだろう、あれ。酔ってるときに欲するものが本当に欲しいものなんだろうとは思うけれど、それにしても納豆巻きはなくない?どんな深層心理してんだろう私。

 

今年のはじめ、フェスでプラスチックのカップに入ったビールで乾杯してみたいから今年こそビール飲めるようになりたいって息巻いていた。そしたら一月中にまんまと飲めるようになり、早々に今年のちいさな目標を達成してしまった。もう普通に飲める。大きな目標としては、毎年掲げ続けてる 「いい女になる」 もしくは 「かっこいい人間になる」 っていうのがあるんですけど、こっちはいささか難しすぎる。自分じゃあんまり変われてるのかわからないし。中ぐらいの目標も立てておこうかな。なにがいいかな。

 

あーあ、眠たい。慢性的に眠たいのに不眠症こじらせてるのどうにかならない?なにも得しない。冬眠できたら幸せなのに。なぜ私はクマに生まれなかったのか。もう何言ってんだかわからなくなってきたので寝ます。美味しいお酒飲んでちょっぴり酔ってる。あおでした。

 

夜にはためく

制服のスカートを貸してもらえないかと弟に言われたことがある。理由を聞けば、友達がブレザーを借りたくて探しているという。学校祭の出し物か制服ディズニーにでも使いたいのだろうと気軽に貸した。

 

1年ほどが過ぎ、「そういえばまだスカート返してもらってないの?」 とふと思い出して尋ねると、衝撃の事実が発覚した。スカートを貸した友達というのはガールズバーで働いている女友達で、私の高校時代の制服はコスチュームとして履き倒されているらしかった。

 

「詳しく知らないで貸しちゃってごめん……」 と謝られたけれど、自分の制服がガールズバーでリサイクルされているという構図があまりに面白くて、そのままでいいと答えた。私が3年間、膝頭が見えるか見えないかギリギリのラインまでこっそり折って履いていたスカートは、今日も夜の街ではためいている。

 

 

なんの話だ。あおでした。

 

 

 

深淵を

地震速報のアラームを聞きながら思い出したのは9月のことだった。北海道で起きた大きな地震、被災という被災をしたわけでもないけれど、あのときのことは一生忘れないと思う。

 

 

 

明日の朝は目覚めないかもしれない。知らぬ間に津波の濁流に飲み込まれるかもしれない。瓦礫の下敷きになっているかもしれない。絶対に生きてやるという気持ちと、明日死んでも一切の悔いがないようにしようという相反する思いを強く抱えたまま過ごした数日間を忘れない。

 

もっと生きたい。でもいつでも幸せに死ねる。そう思って遺体確認のために特徴的なピアスと指輪をつけて過ごしたことを。私はあのとき、ほんとうに、死ぬ覚悟を決めたのだ。

 

 

 

昨夜、街灯の少ない夜道をひとり歩いていた。ポケットのなかで音が爆発した。取り出したスマートフォンが、地震速報です強い地震にご注意くださいとけたたましく叫ぶ。なにが起こったか把握する隙も与えずに、街路樹が強く枝を揺らしはじめた。あ、死ぬかもしれない、と思った。木と街灯が倒れてこないように気をつけながら、家までの道をひた走った。

 

結果からいうとなにもなかった。倒壊も怪我もない。無事だったけれど、こないだの地震がわりとトラウマになっていると気づいた。警報音を聞いたとき、心から死を覚悟したあのときのことがまざまざと蘇ってきた。

 

このまま何事もなければいい。そう思いながらも寝つけなかった。死について考えた。もし私があっさり亡くなったとしても、SNSで繋がっている友人たちにそのことを知らせる術はない。なんか呆気なくてさみしい。

 

ただ、もしいま死んだとしても悔いはないと思った。やりたいことはまだ無限にあって、せめて還暦までは生きるつもりだけど。でも。環境や人間関係にすごく恵まれて、好きな音楽に夢中でいられて、好きなことに打ち込んでいられて、もしこのまま目覚めなくても特に悔いもなく幸せに終われると思った。そのことに気づけたのは大きい気がする。

 

 

まだ怖いことに変わりはないけど、精一杯やるから。幸せだから心配すんな。ね。自分でもなにが言いたいかよくわからないけど。あいつのことだからどうせしぶとくやってるだろ、って思っといてもらえれば嬉しいです。

あおでした。

 

フレデリズム2

2月20日、三原兄弟の誕生日にリリースされた13曲入りフルアルバム 「フレデリズム2」。

 

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お洒落ぶってるけどマニキュアはみ出てるの内緒

 

 

たくさん聴いて噛みしめていくうちに見える景色も変わってくるだろうから、リリースしたてのいま、新鮮な気持ちで聴いた印象を書き留めておこうと思う。

 

フレデリックのCDで好きなのは、初回盤が紙ジャケットなところ。歌詞カードにも遊び心があって楽しい。CDのいいところって、音楽を文字通り手に取って、目でも手でも楽しめるところだと思うから。

 

 

01. LIGHT

フレデリック第2章、その幕開けにふさわしい曲。持ち味を残しながらも新しく進化した研ぎ澄まされたダンスミュージック。身も心も踊らざるを得ない、こんな格別のサウンド

フレデリック「LIGHT」Music Video / frederic “LIGHT” -2nd Full Album「フレデリズム2」2019/2/20 Release- - YouTube

 

 

02. かなしいうれしい

フレデリックの曲はイントロでわくわくすることが多くて、『かなしいうれしい』はその代表格。

私が本格的にファンになったのがこの曲をリリースする少し前だったので、フレデリックを好きになりたての頃の気持ちとか、ライブハウスで力いっぱいハンドクラップしたこと、その熱気、いろんなことを思い出す。

<TVアニメ「恋と嘘」OPテーマ>フレデリック「かなしいうれしい」Music Video -2nd Full Album「フレデリズム2」2019/2/20 Release- - YouTube

 

 

03. エンドレスメーデー

これもイントロでオチた。演奏めちゃくちゃかっこいい。疾走感。

夏の最後」 と 「夏の太陽」 で韻踏んでるところ気持ちいい。「想像しないで表面掬って簡単な言葉言ってませんか」 とハッとする歌詞が急に出てきたり、あ~やっぱり演奏かっこいい、声がいい、って目まぐるしく思う間にバシッと痺れるラストが訪れる。エンドレスに聴いていられる。

 

 

04. 対価

いきなり 「間違ってたんだな」 と始まり、一瞬で引き込まれる。フレデリックは、というか康司さんは、冒頭からぐっと惹きつけていく音作りが巧すぎる。ゆっくりフェードアウトしていく最後まで耳が離せない。

初見ではメロディーの心地良さに惹かれたけれど、じっくり歌詞を噛みしめて何度も聴くうちにまた違った色がみえるんだろうな。経年変化してく革製品ばりに。楽しみ。

 

 

05. 逃避行

トレーラーで一目惚れした。歌いかたもメロディも歌詞も演奏も世界観も、まるごと好き。デレレレレ、デレレレレ、っていうギターの音が好き。「君と逃避行」 で終わるのほんとうに好き。好きすぎて『逃避行』と結婚したい。私とばっくれてくれません?

君とばっくれたいのさ」 「退屈をしらばっくれたいのさ」 みたいに、どちらかといえばネガティブなワードをポジティブに変換するの巧い。ポジティブ変圧器。

ところでMVのお兄さん方がチャーリーとチョコレート工場ウンパルンパ人にしか見えない。"ネオ・チョコレートファクトリー" って感じ。MV好きすぎて毎朝2度は見てる。

フレデリック「逃避行」Music Video / frederic “Tohiko” -2nd Full Album「フレデリズム2」2019/2/20 Release- - YouTube

 

 

06. スキライズム

最初の一音から色濃くにじみ出るフレデリック感。スキとキライ、目まぐるしく移り変わる感情は表裏一体なのだなと気づかされる。

純情 感情 論争 あなたのそういうところが嫌いです」 というメロディが、歌詞のインパクトも相まって一度聴けばもう離れない。

「Talking Rock!」 3月号読んで、そんな時期からあったんだこの曲!?とびっくりした。即リードトラック張れるこの曲をここまで温めておくの半端ない。詳しくは買って読んでください。インタビュー凄くいいので。

フレデリック「スキライズム」Music Video / frederic “Sukiraism” -2nd Full Album「フレデリズム2」2019/2/20 Release- - YouTube

 

 

07. 他所のピラニ

インディーズの匂いが強くてニヤッとした。歌い方も昔の感じに寄せてます?

詰め込まれている音のひとつひとつ、不穏でゾクゾクする。ピラニアが暗い水底を泳ぎ、歯をカチカチさせているような音がクセになる。耳のなかをピラニアが泳いでるみたい。

ラニアとラザニアで韻を踏むのも好き。「投げつけたラザニア ドロドロのテラス」、彼氏にアボカド投げつけるyonigeよりタチが悪い。好き。

 

 

 

08. TOGENKYO

聴くたびに泣きそうになるんですよ。いまだに。大切すぎて。このアルバムでは光と影、かなしいとうれしい、スキとキライの二面性を歌っていると話していたけれど、私はこの曲に出てくる 「天国と地獄」 の対比も好きで。

天国だろうと地獄だろうと、追い求めてきたこの場所こそが自分にとっては楽園であり桃源郷なんだって気づかされて以来、この曲は私の人生のバイブルです。

フレデリック「TOGENKYO」Music Video / frederic“TOGENKYO” -2nd Full Album「フレデリズム2」 2019/2/20 Release- - YouTube

 

 

09. YELLOW

夜よ」 とゆったり始まったかと思えば、いきなりEDM感を帯びたり、留まることなく表情を変えながら、夜が明けて朝のひかりが差す情景を思わせるように終わる。

最後まで掴みどころがなくて、アルバムのなかでもすごく気になる存在。めったに笑わないミステリアスな同級生みたいな。近所のスーパーで偶然見かけて好きになっちゃうパターンじゃん。知らんけど。

 

 

10. CLIMAX NUMBER

好き!キラキラ感からしてクリスマスソングかと思ってたけど、大晦日から元旦にかけての夜を描いているのだろうか。

歌詞、いろいろ解釈の余地はあるけども私は失恋ソングとして聴いた。「今はどこで何をしてるかなんて ほんと興味は無いし 興味は無いけど」 って、わざわざ2回言うってことは完全に興味あるやつ。

このコーラス早くライブで聴いてみたい。リビングで流していたら、母に 「サービスナーバスっぽいね」 と言われた。似てるかどうかはともかくやけに詳しいな。

 

 

11. 夜にロックを聴いてしまったら

パッと曲名を見たとき(夜にロックを聴いてしまったらどうなるんだろう…)といちばん惹かれたのがこの曲。

トレーラーで初めて 「夜にロックを聴いてしまったら 春がはじまった」 というサビを知ったとき、凄まじく衝撃を受けた。さらにフルで聴いて衝撃。「僕がバンドを組んでしまったら 春がはじまった」、抽象的な描写の多かった康司さんがここまで直接的にバンドのことをうたうとは。

ロックを聴いたら春がはじまる、って凄くいい表現だなあ。いい音楽を耳にしたときのあの高揚感、自然と口もとがほころんで喜びが芽吹くあの感じを 「春」 というの、良いなあ。とても文学的にはなり切れない、なんて言ってたひとの口からこんな文学的なキラーフレーズ出てくる?

 

 

12. シンセンス

言うまでもなく演奏がかっこいいですね。「歯向かって向き合ってゆけNEW SCENE」 って、フレデリックのスタイルそのものだな。歯向かいながらも向き合うって正反対だけど、それをこなしながら、昔ながらの良さを持ったまま常に新しいことに挑むバンドだから大好きなんです。

MVいっぱい貼ってるけど『シンセンス』のライブ映像ほんとうにかっこいいから、これだけは見て。ライブで化けるバンドなので。

フレデリック「シンセンス」Live at 神戸 ワールド記念ホール2018/frederic「Shinsense」 - YouTube

 

 

13. 飄々とエモーション

全曲通して聴いたとき、『飄々とエモーション』のもつパワーって凄まじいなって。バチバチに風格がある。毛並みの違う曲たちが、この曲の存在によってキリッと締まってる。

フレデリック「飄々とエモーション」Music Video -2nd Full Album「フレデリズム2」2019/2/20 Release- - YouTube

 

 

 

 

13曲とも雰囲気がまるで違い、それに合わせて歌い方もサウンドも変えてある。でも13曲並べたときにどの個性が飛び出すこともなく、ひとつの絵画のように完成している。モザイクアートみたいな物凄いアルバムだと思った。

 

ところで、とあるFCコンテンツ見たときから思ってたんですけど、四季を感じるこのアルバムに 「秋」 のモチーフが出てこないのって 「飽き」 がこないようにって意味ですかね……。

 

現時点では『逃避行』『他所のピラニア』『CLIMAX NUMBER』がすごく好き。何度でも言うけど逃避行と結婚したいよ私は。最高のアルバムをありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

余談。タワレコ特典のステッカーシートの話。

 

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ステッカーシートを

 

 

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ていねいに切り取れば

 

 

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日替わりスマホケース一丁出来

 

 

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右端のロゴもちゃっかり利用してくスタイル

 

 

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対価の色味すき

 

 

アルバムや初回盤付属DVDはもちろんのこと、特典もどっぷり愛していくのでよろしくお願いします。大好きなバンドの新譜、登下校中にいっぱい聴いて骨の髄まで愛したい。

 

 

 

 

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勢い余ってさっそく破いてしまったんだけど、ピラニアにかじられたみたいでかわいくない?

 

長くなりました。あおでした。

 

手動アップデート

毎日毎日ぶん殴られ続けるような目まぐるしい日々を過ごしているわけで、『百八円の恋』が傷口に染みて久しいけれど、だからって不幸なわけじゃないから哀れまないでくれよな。大変であることと不幸はイコールじゃ結べない。自分を不幸だって思ったこと、少なくとも高校卒業してからは一度もない。そりゃずっとしんどいけど、運命を呪うこともあるけど、恵まれた環境のなか毎日全力で好きなことできて幸せなんです。ほんとうに。やっと手に入れた場所、だれにも譲る気はないし、でもこのままここに留まってるつもりもない。いつだって先に行きたい。あおは目離したらすぐどっか行きそう、とこれまで何度も言われてきた。そうだね。いつだって変わりたいし、変われるならどこまででも行きたい。ただし信念の範囲内で。つまり逆にいえば、自分らしくいられないところ、チャンスが転がっていないところにはどこにも行かない。付いてこないなら置いていく、付いてくるなら迎えに行く、それだけ。芯は絶対に貫き通したままで変われるところは日々アップデートしたい。「変わり続けるために変わらずにいるよ」。いつだってそうありたいから、to be continued で乞うご期待ですよ。

 

マカロニの穴におちた話

こんなはずじゃなかった。恋に落ちるつもりなんてなかった。気づいたら堕ちてた。止まらなかった。

マカロニえんぴつという一風変わった名前のバンドに、それはもう見事にオチた。

 

 

好きになる予感は前からあったのだ。ラジオで偶然聴いた『レモンパイ』がどうにも頭から離れなかった。思わず肩を揺らしたくなるようなぐっとくるメロディー、さりげない言葉遊びが光る歌詞、アクセントのごとく差し込まれるラップ、PVの色合いすらも好きだった。

 

でもしばらくは 「気になるバンド」 止まりだった。遠くから眺めるだけで満足していた。PVを漁り、CDを借り、ツイートを遡るうちにみるみる魅力されていってもまだ、「好きなバンド」 と呼ぶにはひと押し足りずにいた。

 

私を本格的に沼に突き落としたのはラジオで聴いた『ブルーベリー・ナイツ』だった。Love music にマカロニえんぴつが出ることを知り、わくわくしたのも束の間、北海道は放送日が違うということに気づく。

 

あーあ、新曲聴きたかったな。なんとなくラジコを起動して、検索欄に 「マカロニえんぴつ」 と打ち込んだ。1件ヒットしたTOKYO FMを再生する。曲のタイトルは、はっとりさんの元カノが好きだった 「マイ・ブルーベリー・ナイツ」 という映画からきていると知り、俄然興味が湧く。

 

結論からいえば、私は『ブルーベリー・ナイツ』に恋に落ちた。イントロのピアノが流れてから4分ちょっと、痺れたように動けなかった。マイヘアの『幻』を初めて聴いたときにも似た圧倒的な衝撃に貫かれた。

 

だって冒頭からして「傷つかないための気付かないふりばかりだ」 と始まるのだ。この時点でもう、せつない失恋ソングがタイプの俺、一目惚れ。

 

合鍵は返してね 愛がないならもう会えないよ」。こんなキラーフレーズのなかにもしれっと韻を織り交ぜてくるのか、巧いなあもう、なんて思ってたらサビの 「冷めないで 消えないで そう願ったって遅いのに」 で全部もってかれた。

 

直前まで もう会えないよ なんて言ってたのに、切実すぎる 「行かないで 棄てないで もう縋ったって遅いけど」 という詞に、本当は全部強がりだったことを知る。

 

なんてもう、馬鹿だよな」 「おとぎ話にすらならないね」 と時折我に返る主人公は、この恋がもうどうにもならないことをわかってる。わかってて叫ばずにいられない。せつない。究極にせつない……。

 

男性がうたう女性目線の失恋ソングが異様に好きなのもあるけれど、頭から離れないメロディーもせつなさを増幅させる歌声も考え抜かれた歌詞も、全部ドンピシャに好きで、私はまんまとマカロニえんぴつにオチたのでした。めでたしめでたし。

 

 

 

 

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そしてフラゲした 「LiKE」。5曲とも毛並みが全然違う。どれもすばらしい。マカロニえんぴつの織り成すアソートにすっかりトリコになってしまった。『ワンルームデイト』から漂う初期ミスチル感と、つい横揺れしたくなる『働く女』が特に好き。タワレコ特典のアコースティック音源も、大胆なアレンジが効いてて癖になる。

 

 

 

 

あと、PVにはっとりさん本人が出演しているのだけど、手持ち花火のシーンでうっかりまた恋に落ちそうになった。死ぬほど悶えた。こんな映画みたいなキスシーンある……??

 

ブルーベリーよりも甘酸っぱい史上最強のキスシーンを見てくれ→ 【2/13 ON SALE!!】マカロニえんぴつ「ブルーベリー・ナイツ」MV - YouTube

 

 

あおでした。

 

 

飄々とイマジネーション

1/26、Zepp Sapporo にてフレデリックを観た。

 

フレデリックが北海道に訪れるのは、じつに1年2ヶ月ぶり。(私は我慢できなくてフェス遠征したので4ヶ月ぶりだったけどそれでも!)楽しみでしかたなかった。

 

Zepp Sapporoは、全国のZeppのなかでも群を抜いてチケットをさばくのが難しいといわれる。北海道最大級のライブハウスは本当に完売しづらい。でも、1年以上来れなかったからと、ツアー初日にこんな素敵なハコを抑えてくれてすごくすごく嬉しかった。

 

 

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見切れるたけちゃん

 

先行物販、ボディバッグが30分で完売していた。ライブハウスには珍しくプレゼントボックスが用意してあった。お手紙書いてきてよかった。

 

さて。ここから先、セトリや演出などがっっつりネタバレします。では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【セットリスト】

  1. シンセンス
  2. かなしいうれしい
  3. パラレルロール
  4. KITAKU BEATS
  5. シンクロック
  6. TOGENKYO
  7. FUTURE ICE CREAM
  8. 真っ赤なCAR
  9. NEON PICNIC
  10. LIGHT
  11. リリリピート
  12. エンドレスメーデー
  13. バジルの宴
  14. オドループ
  15. スキライズム

En1. 逃避行

En2. 飄々とエモーション

 

 

 

今回、康司さんの姿がめちゃくちゃよく見える良席をゲットした。9割がた康司さんしか見ていないので、ひどく偏ったレポになるかもしれない。

 

 

 

18時。会場BGMが止み、照明が落ちる。ステージに掲げられた 「飄々とイマジネーション」 という文字が、生き物のようにうねうねと光りだす。手拍子と歓声の飛び交うなか、4人が姿を現した。

 

康司さんの雰囲気が変わっていて驚いた。ほんのり髭を生やし、パーマがかった前髪をおろしていた。黒いハイネックの上にジャケットを羽織ってダンディにキメている。

 

 

・シンセンス

「よく来たねぇ!」 とほほえむ健司さん。こっちのセリフだよ~~~!!!!(号泣)

左を向くと健司さんの横顔が見える。白いてろてろしたジャンパー、スリットの入ったロングシャツが裾から出ている。ライブ衣装も楽しみのひとつ。

楽しすぎて記憶飛んだ。断片的に思い出せるのは、軽快にステップを踏む康司さんのひらひら舞う足元と、大きく口パクしながら楽しそうに叩く武さんの表情。

 

 

・かなしいうれしい
・パラレルロール

の記憶がマジで飛んでる。多分トリップしてた。楽しかったことしか覚えてない。

 

 

・KITAKU BEATS

例の 「遊ぶ?遊ばない?…遊ぶよなぁ!」 きっちり言ってくれた。最後の 「遊び切ってから…帰れよ」 も。このふたつの煽りは、健司さんにとって手紙における拝啓と敬具のようなものなのかもしれない。礼儀。

 

 

シンクロック

おろした前髪越しにも眉間に力が入っているとわかるぐらい、康司さんの 「今この日を この瞬間を 待ち望んでいた」 は力強かった。

思わずタオルを握り締めた。1年2ヶ月、大好きなフレデリックのワンマンをずっと待っていた。そんな気持ちとリンクするような歌詞に、涙腺がほどけていく。

 
 
・TOGENKYO

大好き通り越して聴くたびに泣きそうになる大切な曲。「桃源郷 待って待ってほら」 と大好きな曲を目の前で大好きな康司さんが歌ってる光景がほんとうに夢みたいで、幸せで頭がパンクしそうになる。した。

誰だって僕だって君だって後悔を飲み干して悲しくたってそんな顔みせずに笑って過ごしてんだ」 って歌詞、いつもニコニコしてる康司さんが書いてるのかと思うと。胸にくる。

 

 

・FUTURE ICE CREAM

傷も見せないで踊ってたんだ」 なんかもそう。この曲、ライブで聴くといつも泣きそうになる。なぜだか。マキロンのごとく心に染みる。

 

 

・真っ赤なCAR

赤いライトがステージを包む。手を振りかざす人、肩を揺らす人、みんな思い思いにリズムに浸っていた。この曲、彼女がべつの男に乗り換えた歌なんじゃないかと思ってる。車だけに。

 

 

NEON PICNIC

きたきたきた。想像以上に艶っぽくて、双子から目が離せなかった。

健司さんの両手から、しかめた眉から、康司さんの弦を弾く指から、つむった瞼から、滝のようにどっと溢れだす色気。交互に繰り出されるツインボーカルは、「笑わせないでくれ」 で混じりあって溶ける。

離さないで そらさないで このまま」 と健司さんが歌い、空気が張りつめる。吐息のようなブレスののち 「君はなぜ」 と再度歌いはじめるまでの一瞬の間が、ほんとうに永遠にも思えた。息もできなかった。

 

 

 

・LIGHT

暗転。イントロが鳴り、一気に照明がついた瞬間、ステージの背景が変わっていた。

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参考画像(会場のフォトスポットより)。

 

ステージいちめんにおりた透明の幕。無数のCDディスクが等間隔に散りばめられ、照明を浴びてきらきら光を反射する。

FLASH」 と言うごとに段階を踏んで バッ!バッ!!とベースのネックを高く掲げていったり、「ヒカリテラセイマ」 のとき両手を広げていた康司さん、めちゃくちゃ楽しそうだった。ライトを受けて輝くCDディスクが綺麗で、4人とも楽しそうで、なにより音に乗るのが気持ちよくて。

 

 

どこかの曲中でメンバー紹介があった。ベース三原康司、ギター赤頭隆児ときて、ドラムセットの載った台に腰をおろしながら 「ドラム高橋武!」 と紹介する健司さん。すぐさま隆児さんもその横に並んで座る。康司さんも笑いながら腰掛けにくる。

真剣に叩く武さんをちょこんと座りながら眺める3人、という構図がひたすらかわいかった。そのまま額縁にでも飾りたい。

 

最初に述べたとおり、9割がた康司さんばかり見ていた。笑顔のイメージが強かったけど、ずっと見ていると時折艶っぽい表情を浮かべることもあって妙にドキドキした。フォーマルめの衣装と髭で大人っぽさがぐっと増していたから、なおさら。

音の響きを確かめるように目をつむったり、軽く仰け反ったり、ネックを掲げたりステップを踏んだり、曲の表情によっていろんな動きをしていて、全身で音楽を愛してるんだなって伝わってきた。

奏法のこと全くわからないんだけど、ベースを指で弾くかわりに拳で小刻みに叩いていたのと、そのあとボディを掴んで震わせていたやつがやけに印象に残っている。あれなに?

 

 

 

・リリリピート

「リピートして、リピートして……『リリリピート』」。煽ったわけでもないのに 「しょっちゅう しょっちゅう」 のところで自然と大合唱が起きて、康司さんはその部分を歌わずにニコニコしていた。

 

 

・エンドレスメーデー

新曲。何度も繰り返される 「君の声が聞こえた」 というサビが耳に残る。夢中すぎてかっこよかったことしか覚えてない。かっこよかったです。

 

・バジルの宴

しっとりクールダウンした客席が再び沸騰する。ここで初めてちゃんと健司さんの顔を見たら、オドループのPVかってぐらい目がギラついていて痺れた。「ねえ こんにちは」 って、ただの挨拶をここまで色っぽく歌えるボーカリストがいるだろうか。途中で2度ほど長すぎる間が訪れて、も~~焦れに焦れまくった。まんまと踊らされてる。

 

 

久々のワンマンライブ、流れるような曲の繋ぎが印象的だった。かと思えば『NEON PICNIC』『バジルの宴』然り、曲中に焦れてしまうほどの静寂を設けたりもする。間の使い方が完全にプロだった。間のテクニシャン。

 

 

 

 

このあたりでようやくMCを。「ただいまって言ってもいいかな?ただいま!」 って言ってくれて嬉しかったな。

健司さんは1年2ヶ月ぶりに来れてよかったということを何度も話してくれたけど、「前に来たの11月やったもんな?1年2ヶ月ってあれやで。高校1年生の子がおるとするやん。11月でクラスにも馴染んできたぐらいの子が、1年2ヶ月経ったらもう2年生やん。そろそろ受験のこと考え始めるで?」 っていうたとえ話だけはよくわからなかった。好き。

 

メンバーにも1人ずつ話を振る。「北海道も寒いけど、ロシアはもっと寒いやんな。恐ロシアやな」 と隆児さんが言うと謎に拍手が起きる。「俺のほうが恐ろしいわ今」 と冷静にツッコむ健司さん。

 

康司さんは大通のタワレコに行った話を。「シングルもアルバムもちゃんと揃ってて、あらぁ~北海道の愛ですな~と思った」 とニコニコ笑う。CDたくさん並べてくれるお店そんなにあるわけじゃないらしい。誇らしいね。三原兄は例によって 「ええこと言うやろ!俺の弟!」 とドヤ顔でうちの弟自慢をしていた。

 

健 「武ちゃんは何してたん?どうせスマブラやろ?」

武 「雪風Zepp近くのラーメン屋)行ったよ!スマブラもしたけど」

ラーメン屋の行列に並んでる20分のあいだ、寒すぎてずっと爪先を動かしていたら、ふくらはぎが筋肉痛になったという。ドラムセットから出てきてどんなふうに足踏みしていたかわざわざ見せてくれた。

 

他のメンバーが話してるあいだ、楽しそうに笑いながら少しずつ腕まくりしていく康司さんをガン見してしまった。あと人差し指と中指でピックをずっと挟んでいたところも、手が綺麗すぎて思わず目がいった。

 

 

・オドループ

「踊ってない札幌が気に入らないですか?」 と不敵に笑う。やっぱりこの曲なしじゃ終われない。

ギターを弾きながら健司さんのほうに寄っていく隆児さん。「色を塗って生きるのは」 のところで自分を指さす。健司さんは 「あなた あなた」 と歌いながら隆児さんのことを指さした。なかよし。

ほかにも康司さんに1歩ずつ近寄って後ずらせていたり、今日、珍しく隆児さんが構ってちゃんだった気がする。楽しかったのかな!

そんな隆児さんがギターソロをキメる間に、どちらからともなく顔を見合わせてニカーッと笑い合う双子が尊くて天に召されかけた。

 

 

・スキライズム

またしても新曲。ラジオや公開されたばかりのMVで何度も聴いていたせいか、昔からの定番曲みたいな風格がすでにあった。それこそ、「ずっと前から知っていた」 みたいな。

 

 

本編、あっという間だった。

 

 

 

 

 

アンコールを受けてふたたび登場する4人。衣装などはそのまま。

 

健 「もうすぐ発売ですよ、フレデリズム、」

客(ツーー!!)

健 「お。言わせようとしたわけじゃないんやけどね(笑)発売日は2月の?」

客(20日ーーー!!!)

健 「(笑)今日みんな誕生日プレゼント持ってきました?」

客 (苦笑)

健 「えっなんでそこ苦笑なん(笑)」

 

ここでもまた1年2ヶ月ぶりに北海道来れてよかった、みんなの声忘れない、って健司さんがしきりに言ってくれて嬉しかった。またライブハウスやフェスでお会いしましょう、といった旨のことも。匂わせるじゃん……。

 

 

・逃避行

「まだやったことない新曲やってもいいですか?『逃避行』」。フレデリズム2のなかでも特に気になっていた曲。全体的にすごくかっこよかった。康司さんの高音が綺麗だった。

この曲、恋人とふたりでまだ見ぬ街へ駆けていくような、愛の逃避行の歌に聞こえた。「君とばっくれたいのさ」。ラブソングにも取れるし、もっと広く捉えることもできる曲なんだろうなと感じた。

最後は 「まだ見ぬ街へ 君と逃避行」 と伸びやかな歌声でバシッと終わる。ここ、言葉にできないんだけど、ものすごく鳥肌が立った。早くまた聴きたいって終わった瞬間から思った。

第2弾MV、この曲なんじゃないかな……?

 

 

『逃避行』を終え、うつむいてふっと笑う健司さん。

「アンコールで新曲やるってどんだけ攻めるんやって思うよな(笑)」

「2019年、攻める年にします」

 

そして最後、この曲。

 

 

・飄々とエモーション

正解ってなんだって 桃源郷描いて」 という歌詞で、1年2ヶ月前のワンマンというのが TOGENKYOツアーだったことを思い出す。神戸アリーナワンマンへの橋渡しのためのツアー。そんなツアーの集大成である神戸ワンマンでいきなり初披露されたのがこの曲だったはず。北海道で歌うのはこれが初めて。

1年ちょっと、そのあいだに、まっさらな新曲だったこの歌はもはやラスボスのような風格を備えていた。

2番間奏、夢中で飛び跳ねる観客をさらに加速させるように 「来いよ」 と煽る。言葉責めか。

明日声が出なくなってもいい、そう思って、喉が潰れそうなくらい合唱した。そしてロングトーン。上を向いて声を振り絞る健司さんの、かすかに震える喉を忘れられない。

 

 

 

 

Zepp Sapporo、熱気ものすごかった。でも暴れるとかじゃなくて、みんな楽しすぎて自然と体が動いてる感じ。それを見てる4人も楽しそうで、ほんとうに幸せなワンマンでした。また来てね!

 

 

 

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ちなみにここから観てた。目の前にあるのが康司さんのマイク。公演中ずっと、ふわふわの前髪から楽しそうにステップ踏む足元まで全部見えた……。

 

(1年2ヶ月前の札幌ワンマンの様子はこちら→ぼくらのTOGENKYO - あおいろ濃縮還元

 

5千字越えの熱量半端ないレポ、最後まで読んでくださってありがとうございました。あおでした。