I ♡ CD shops!

Mr.Childrenの桜井さんが手がける 「I ♡ CD shops!」 というプロジェクトをご存知だろうか。

 

桜井和寿「I ♥ CD shops!」プロジェクト開始「CDを手に取る喜びを感じてもらいたい」 (2016/11/07) 邦楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

 

詳しくはリンク先で読めるけど、ざっくり言うと 「ステッカーを委託したお店でなんでも好きなCDを買ったらステッカーあげるよ。CDはお友達にでもプレゼントしてあげてね」 っていう、ラブ&ピースな企画。

 

このプロジェクトはつまり、

 

  • CDショップに足を運んで、好きなCDを選ぶ喜びを再認識できる
  • CDショップが活性化する
  • 友達にもCDの良さを知ってもらえる
  • ついでにステッカーも貰える

 

ということを目的としている。メリットしかないじゃないですか。素敵。

 

 

 

 

ツアーで札幌に来た際、桜井さんが道内のCDショップ3ヶ所にステッカーを委託したと公式Twitterで知り、すぐに向かうことにした。

 

ショップに足を踏み入れたとたん、耳に飛び込んでくる『WALTZ』。選曲がニクい~!!

 

前はステッカーにサインが入っていたのだけど、転売があまりに酷いせいでサインは無しになったそう。代わりに、サイン入りのポスターが店内に飾られていた。

 

 

 

私はCDが大好きだ。

各ショップの特典を吟味しながら、予約する店を決めるワクワク。真新しいCDを手にするドキドキ。逸る気持ちを抑えながらビニールを剥がし、ケースを開け、盤面のデザインと歌詞カードにため息をつくあの気持ちは、iTunesじゃ買えない。

 

 

だけど、CDは好きなくせに、何を買おうかと店内をウロウロしたことはなかった。

予約か、欲しいCDを決め打ちしていくので、店自体に滞在することはあまりない。

 

 

 

 

店に来たはいいものの、なんのCDを買うのか全く考えていなかった。とりあえずJ-ROCKのコーナーをざっと見ていく。

 

あ、ドロスのこのシングル持ってない。欲しいかも。菅田将暉のデビューシングルも気になるんだよなあ、しかもポスター付くじゃん。フォーリミもポストカード付き。マイヘア…は最新アルバムしか置いてないか、持ってるわこれ。

 

曲数と値段、ポストカードやポスターといった特典を、いろいろ見比べていく。J-POPコーナーやフェス特集も吟味し、最終的に3枚にまで絞ったけど、なかなか決められない。

 

 

店内をウロチョロしながら、ふと思った。

「CD選ぶのって、めっっちゃくちゃ楽しい……」

 

 

桜井さんが感じてほしかったのって、まさにこの感覚なんだよなあ。今の時代、iTunes検索エンジンにお目当てのCD名を打ち込んで、ポチッとしちゃえば音楽は買える。

 

でもこうやって、デザイナーさんが考え抜いたジャケットを手に取って、お目当ての1枚を見つける前にほかのCDにも目移りしたり、面白い名前のバンドを発見して思わず二度見したりして。

こういう宝探し的な楽しさは、実際にCDショップに足を運ばないと味わえない。

 

 

便利なデジタルミュージックでも、不便だけど音質のいいレコードでもなくて、

ちょっと便利で、たまに不便で、だけどこうしていろんな喜びを体感できるCDという媒体が、私は好きだ。

 

 

悩んで悩んで、04 Limited Sazabys の 「TOY」 というシングルを買うことにした。4曲入りで1200円くらいという良心的な値段と、特典のポストカードに惹かれた。

 

(お友達にでもプレゼントしてあげて、っていう趣旨だったけど、自分へのプレゼントにしちゃいました)

 

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ステッカー、小さめなのかと思いきや、ちゃんとCDサイズ!でかい!

色味とか、真ん中の穴が♡になってる所とか、かなーり凝ったつくりで素敵。このクオリティでタダなの?まじで?

 

 

お店でCDを選ぶ楽しさ。新しいCDを開けるときの感動。そしてこのステッカー。「I ♡ CD shops!」プロジェクトを通じて、桜井さんからたくさんの素敵なGIFTを受け取りました。

 

私みたいなCD至上主義者にはたまらない、ほんとに素晴らしい企画だと思うので、あなたの街で行われる際はぜひ。

 

なんか回し者みたいになっちゃったけど!ありがとうございました!あおでした。

 

燃料

劣等感がいつも私を駆り立てる。日々を生き抜くうえで、なにより大事な燃料。

 

何をしても他人より劣っている気がする。実際劣っている。そのくせ負けん気はめっぽう強い。劣等感は悔しさや怒りを生み、そうした負のエネルギーが私をめらめらと突き動かす。

 

瀕死の淵から這い上がってやっと強くなれる、サイヤ人みたいな (ピンとこない人はドラゴンボール読んで) コスパ悪い人種なんですよ私は。わかってる。

 

 

「受かりたい」 よりも 「落ちたくない」 が、「わかった」 よりも 「わからない」 が、私のエネルギー源だ。ガソリンだ。

 

もっとポジティブにいけたらよかったんだけど、根暗だから仕方ない。「頑張る!😊」 って素直に思えない。「絶対負けたくねえ、これで頑張れないなら許さないからな、死ぬ気でやれよおい?勝つんだろ?」 ぐらい追い込まないと頑張れない。

 

劣等感もやりようによっちゃアイデンティティ。なんとか長所にしたいです。

あおでした。

羊の数え方

楽しかった日ほど落ち込んでしまうのだ。完璧な時間を過ごしたあとは、いまにも押し寄せてくるであろう現実が恐ろしくて眠れない。

 

楽しみなことは山ほどある。ミスチルのライブとか。フェスとか。他にもたくさん、カレンダーを繋ぐように点々と先の楽しみは散っている。

 

ライブをはじめとするたくさんの生き甲斐たちが、私を健康的にすくすくと生かす。多趣味でよかった、矢継ぎ早に次のイベントが来るんだもん。息切れするレベルで。

 

ただ、そこに行き着くまでと、行き着いてしまったあとが怖くて怖くて怖い。いけないと知りつつ、寝る前にブルーライトを浴びるのをやめられない。だから寝られない。

 

シリアスな考え事したり、頭の中で音楽が流れていたりすると眠れない。試行錯誤した結果、なにか適当なお話を作ってると寝られるという変な癖がついてしまった。

 

ほんとにどんな話でもいい。サイコパスの中学生が近所の犬に毒餌を与える話とか、お互い片想いしてることに気づかない幼馴染みの話とか、なんでも。コツは難しく考えずに 「ありがち」 な、二番煎じ通り越してガッチガチに三流なストーリーを練ること。

 

そしたらなぜか途中で寝ている。起きたら忘れている。続きを作ろうとするけど、寝たらまた忘れている。なんなんだろうこれ。

 

こういう人って他にいるのかな。どこかにはいるんだろうけど、身近にはいなさそう。あまりに変だという自覚はあるから友達にも言ったことない。

 

誰にも言わないけど実はこうしたらよく眠れるみたいな、眠り方っていうか、「羊の数え方」 みたいなものが、他のひとにもあるんだろうか。あるんだろうな。

 

音楽聴くとかホットミルク飲むとかじゃなくてもっと変なやつ聞きたいな。誰か教えてくれないだろうか。

 

とりあえず寝ますね。あおでした。

 

感動の対価

行きつけの図書館に 「ROCKIN'ON JAPAN」 が置いてある。邦ロックファンのバイブルともいえる雑誌。

 

買わなくてもいつでも読めるんだけど、気に入ったインタビューや写真が載った号は、きちんと買うことにしている。

 

 

今月号 (2017年7月号) も、[Alexandros] のツアーファイナル完全密着記事&美しすぎる写真に惹かれて、気づいたらまんまとタワレコの袋を提げていた。

 

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MONOEYESが表紙。

 

インタビューの最後、白井さんが付け加えたエピソードに、めちゃくちゃグッときて。

 

(詳しくは言わないけど、そういう瞬間を迎えられる時がいつか来るからこそ、ムダな頑張りなんてひとつもないと思う。)

 

 

 

 

1秒でも長く続いてほしいから、気に入った雑誌やCDはちゃんと買いたい。売り上げは、良くも悪くもダイレクトに反映されてしまうからだ。

 

カールやポテトチップスみたいに、生産中止になってから買い占めるわけにいかない。休刊になってからじゃ、解散してからじゃ遅い。

 

 

 

「心に響いた1行」 「心を奪われた1枚」 には惜しみなく対価を払いたい。

 

そうして雑誌を買ったり、感想のハガキを送ることが、感動しましたと伝えられる唯一の手段だと思っている。

 

 

 

とりあえずインタビュー最後らへんのエピソードが超胸アツです。Twitterで知ってはいたけど、本人の口から聞くと全然違う。

あと写真が。写真がとにかく最高です。

あおでした。

 

遠吠え

気休めに飲むキレートレモン、笑えない頬、眠気覚ましに忍ばせたミンティア、社会人になればこんなことも当たり前になるのだろうけど、いまはどれもが虚しい。日々充電切れ、生き抜くことが難しい。「痛みごとその手で掴み取れ」 「一旦決断下したら痛み伴っても耐え抜け」 、私の好きな曲たちはそう言う。痛みは避けて通れないと成功者は言う。いつか報われるのならば耐えてみせよう。惰性で得た成功なんてこっちから願い下げだ。遊び呆けてる奴に負けてなんかやらない。指くわえてそこで見てろよ。皆みたいにご立派な夢なんてものはないけど、私にだってやり遂げなきゃいけない理由がある。

 

All Our Yesterdays

back numberを2年ぶりに観てきました。ワンマンだと3年ぶり。

 

今回はいつものライブレポとは違って、バリバリ私情挟みまくるので、「あんたのエピソードは別に聞きたくない」 って方はさよなら。ネタバレ見たくない方はツアー終了までお待ちください。

 

 

 

 

All Our Yesterdays Tour 2017、通称AOYツアー。前も書いた通り、ライブはこれが人生初だという親友を連れていきました。

(http://bloomsky.hatenablog.com/entry/2017/02/28/214022 ←過去ブログ参照)

 

 

私自身、初めてのライブはback numberだった。あれからライブの楽しさを知り、いまでは年に10本以上参戦するライブ馬鹿に成り果てた。

 

そこまでいかなくても、ライブの楽しさを知ってもらえたらいいなぁと思った。世の中にこんな楽しいエンターテインメントがあることを。

 

 

 

 

 

 

 

 

ふっ、と暗くなる照明。歓声とともに席を立ち上がるオーディエンス。座席のあるライブは久しぶりで、なんだか嬉しくなった。

 

オープニングムービーが流れる。「All Our Yesterdays Tour 2017」の文字が写し出されたのを最後に、映像が消え、ムービーを投影していた網状のスクリーンの向こう側にメンバーの姿が現れた。

 

ひときわ歓声が高まるなか、網状のスクリーンはおろされたまま1曲目の『はなびら』が始まる。

 

 

 

2017 5/13 セットリスト

1. はなびら

2. 高嶺の花子さん

3. 003

4. そのドレスちょっと待った

5. 花束

6. クリスマスソング

7. fish

8. 黒い猫の歌

9. アップルパイ

10. MOTTO

11. SISTER

12. 幸せ

13. 助演女優症

14. 恋

15. ハッピーエンド

16. 君の恋人になったら

17. stay with me

18. 光の街

19. 繋いだ手から

20. 青い春

21. スーパースターになったら

En1. 世田谷ラブストーリー

En2. 日曜日

En3. 海岸通り

 

 

スクリーン越しに back number がいる。大好きな back number のワンマンに、いま、大好きな友達といる。いきなりこみ上げてきそうになってぐっとこらえる。

 

網状のスクリーンに投影された3Dの照明がキレイだった。駆け巡る照明の向こう側に時折見える3人 (+バンメン) の姿。最上級のチラリズム

 

 

『高嶺の花子さん』が始まると同時にスクリーンは取り払われ、メンバーの姿が完全にあらわになる。

 

ステージ左右に配置されたモニターには、メインカメラの映像。上に設置された横長のモニターは3分割になっており、3人の姿がそれぞれ映しだされる仕組みになっていた。私は熱烈に小島和也を推しているので、和也さんのモニターを重点的に追いかけた。

 

 

『003』。コーラス箇所でもないのに 「抱きしめて 爪を立てて 薄い膜から」 の部分を口ずさんでいた和也さんにノックアウト。えっっろ。

 

 

ベース&コーラスの和也さんは、コーラス以外のところも結構口ずさんでいたし、ドラムの寿さんはマイクもないのに大きく口を開けて歌っていた。自分たちの曲、大好きなんだなあ。

 

 

『花束』『クリスマスソング』『fish』と畳み掛けるようにヒットチューンが続き、MCへ。

「和也はさ、トゥースとかやんないの?」 といきなり無茶ぶりを始める依与吏さん。

 

和 「やんないでしょ?!俺そういうキャラじゃないし」 

依 「和也のトゥースから曲始めるよ。それとも別のがいい?」

和 「トゥースで入れるような曲じゃないよね?!」

客 (拍手)

和 「拍手じゃないよ!だって次なんの曲か、みんな知らないでしょ?」

依 「色でいえば黒だね。動物でいえば猫。なにかっていうと歌」

和 「なんで言っちゃうの?!」

依 「いいんだよ別に~!トゥースが嫌なら他のやつでも~ (悪そうな顔) 」

和 「……いや、じゃあトゥースがいいです」

依 「チッ」

和 「チッてなんだよ!!はぁ……折れるな俺、折れるな俺~……」 「トゥース!(キメ顔)」

依 「…………」

和 「曲始めろよ?!!」

依 「いや、なんか、思った以上にカッコよかったから………まあいいや、曲いきまーす!『黒い猫の歌』!」

 

若かりし頃トガりまくっていた和也さんをこうもバカにできるのは依与吏さんくらいだ。依与吏さんがいない飲みの席では手がつけられなくなるらしい。依与吏さんにしかコントロールできないのだ、このベーシストは。

 

 

 

 

うろ覚えだけど確か『MOTTO』は、むせるほど色っぽいベースソロから始まった。表情も何もかもエロくて、終始 「うわ、えっっろ………」 と思っていた。さっきまで無邪気に笑ってたくせになんで急にこんなエロっちい顔するんだ?ギャップの緩急、いい加減にしてくれ。

 

 

 

 

『SISTER』には、個人的にものすごく思い入れがある。大学受験のとき、勉強がつらくなるとシャーペンを置いてじっくりこの曲を聴いた。

 

目指した雲はずっと高くて 夢見た島は遥か遠い場所だと知ってて わかってて踏み出してきたんだから」 という歌詞に何度となく救われた。この曲と、隣で肩を揺らしている親友が、受験期の心の支えだった。

 

費やしたすべてが意味を持つその時」 とは、いまこの瞬間なのではないか。ありきたりだけど、ここまでこれて良かったなあ。

 

 

 

 

『幸せ』『助演女優症』『恋』『ハッピーエンド』と、身を切るようなラブソングが続く。男友達を好きになってしまったことも、セフレになったこともないのに泣きそうだった。経験したことがなくても共感させてしまうんだから、依与吏さんのソングライティング術はすごい。

 

 

『君の恋人になったら』。カップリングとは感じさせないほどの存在感。

メンバー全員とにかくニコニコしてて、ハッピー感すごかった。歌詞はアンハッピーだけど。ライブでは『アップルパイ』と似たような立ち位置になるんじゃないかな。イントロが鳴った瞬間みんな笑って跳ねだすような。

 

 

 

 

『stay with me』でしっとり落ち着き、『光の街』が始まった時には息をのんだ。SISTERの次に好きな曲。

 

君は知っているのだろうか こんなにも救われている僕を こんなにも世界が輝いて見えてる事を

 

この部分を聴くとき、思い出すのは親友のことだ。光の街を初めて聴いた3年前からそれは変わらない。

 

放課後いつまでも繰り広げていた他愛ないおしゃべりに、私がどれだけ救われていたか、彼女は知らないだろう。嫌いだった高校に通い続けたのは、あのほんの数十分を過ごしたかったからだった。あの数十分が、私の暗い学生生活を色づけていた。

 

 

今 君の見ている空や街は どんな色に見えているんだろう

 

隣で肩を揺らす彼女が、私と同じことを考えているとは思わないけど、同じ景色を見ていられるだけで胸がいっぱいだった。あの頃まだ無名だったバンドのライブに、あの頃ずっと一緒にいた親友と来ている。じんときた。

 

 

 

 

 

本編ラストは『スーパースターになったら』。ここ数年で back number は本当に 「君がどこの街に住んでいても 遠くからでもよく見えるような光」 になったと思う。

 

 

 

 

印象的なMCをしたのはどこだったか。本編かな?アンコールで登場したあとだったかな?全然覚えてないけど、こうしたことを依与吏さんは言った。

 

「出会わなければよかったって思われるようなバンドにはなりたくない。思い上がることも、調子に乗ることもあるけど、みんながCD買ってくれたりこうしてライブに来てくれる愛情の上にあぐらかいてるつもりは無いから。けんしょ……謙虚になってもっと頑張ります。俺たちを見つけてくれてありがとう」

 

目を潤ませながらそう伝えてくれた。

 

 

見つけてくれてありがとう、なんて。いつも聴いてくれてありがとうとかじゃなく、見つけたこと自体に感謝してくれるミュージシャン、私は依与吏さん以外に知らない。

 

3年前の私のライブレポによると、そのときも依与吏さんは 「見つけてくれてありがとう。俺たちが大切にするから」 と鼻をすすりながら言っていたらしい。

 

大ヒット飛ばす前から、back number の芯は全くブレていない。初心をちゃんと抱きしめたまま、着実にスーパースターへの階段を上っている。

 

売れたからっていきなり洒落たブランドの服を着始めるでもなく、先輩風を吹かすでもなく、謙虚であろうとする姿勢がたまらなく好きだ。

イマドキの中高生にだけじゃなくて、誰もが認めるスーパースターになるその日まで、どうか追いかけさせてください。

 

 

 

 

ラストに『海岸通り』を持ってきたのにはニヤッとした。ベストアルバムに入っていないインディーズ曲だから、ピンときてないファンも多かったけど。

 

このまま時が流れれば きっと忘れるんだろうな 君がそれでいいのなら

実は僕 嫌なんだよ

 

「All Our Yesterdays Tour」 なんて過去を清算するようなタイトル銘打っておきながら、未練タラタラなこの歌を持ってくるあたり。最高。

 

二人窓の形をした 海岸線の絵を 笑って眺めてた日にもう一度帰ろう 君と一緒に帰ろう

 

 

高校時代を支えてくれた曲たちが、まったく色褪せることなく、むしろ輝きを増して出迎えてくれた。そんなライブだった。親友と一緒に、あの頃に帰れた気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余韻にどっぷり浸ったまま、すっかり暗くなった会場の外に出る。ピンクや青へと少しずつ色を変えていくオブジェが、あちこちで光を放っている。

 

自撮りをする人々の波を掻き分けながらベストアングルを探す。「ピンクか紫のときが映えるよ」 「ほんと?よく撮れてるじゃん!それあとで送っといて!」 なんて話しながら、あ、と気づく。

 

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今 君の見ている空や街が 同じように輝いてるなら 探し物を僕はもう見つけていたんだろう

 

 

『光の街』の1節が、頭の中で躍る。

 

 

 

光るオブジェが建てられてるのって、もしかして、擬似的に 「光の街」 を作るため……?

 

 

『光の街』を聴けただけでも幸せなのに、まさか本当に 「光の街」 を歩けるなんて。それも親友と。うわあああ、ほんっっっとに一緒にライブ来れてよかった…………。

 

感極まって黙りこくる私に彼女は言う。

 

「楽しかったね。本当に来れてよかった」

 

 

あ~~もうそんなんズルい!!なんだよ同じこと考えてたんじゃん!!!同じように輝いてたんじゃん!!!!探し物見つかっちゃったじゃん!!!!!!

 

 

 

私が男だったらうっかり恋に落ちてた。危ねえ。

こんな長文、最後までスクロールしてくれてありがとうね。ライジングサン、是非またback number 観にいこうと思います。またレポ書かせてね。

あおでした。

 

余裕

余裕が、おそろしく、ない。

資格勉強を始めてから、生き延びるのがやっとで。慰めてほしくはないけれど、愚痴を吐き出させてほしい。既読スルーで構わない。

 

 

腹はとっくに決めていたが、いざ飛び込んでみると身を切るような辛さだ。遊ぶ間も、寝る間も惜しい。彼氏か時間のどちらかを授けると言われたら迷わずに時間が欲しい。

 

 

伝染したきり買い換えることもできずにいるストッキング、引きつった口角、重たいリュックの背負いすぎで軋む肩、そのどれもに泣きたくなるけど、泣く余裕もない。

 

 

もちろん笑う余裕もない。いつもなら笑って許せることに、突き放したような言葉しか、引きつった真顔しか返せない。私に余裕がないのは私のせいだから、他人まで傷つけてしまうのはなるべく避けたいのに。そして他人を傷つけた10倍は自分も傷つく。不甲斐ない。

 

 

なによりも笑えないことが、笑えないことで誰かを不安にさせてしまうことが、たまらなく辛い。自分がしんどいのは自分のせいだし、自己嫌悪でもしてれば済むけど。

 

 

どんなに辛いことがあっても悟らせずに笑っている、小渕さんみたいな人は本当に強いなあと思う。私なんかただの愚痴と不機嫌垂れ流しマシーンで、本当にごめんな。

 

 

せいぜい生き延びてやります、あおでした。